【テニス】いちご株式会社、プロ転向の大岐優斗の入社内定＆「いちごテニス部」創部

2023年11月03日 チーム/リーグ経営 アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by 管理者

人々の豊かな暮らしを支えるサステナブルインフラ企業、いちご株式会社は、11月にプロ転向を果たしたテニスプレーヤー大岐優斗選手（宮崎県立佐土原高等学校）の来年3月入社内定を発表した。大岐選手の入社に際し、「いちごテニス部」を創部する。

大岐選手は、3歳からテニスを始め、小学生の頃から地元宮崎県にあるシーガイアテニスアカデミーに入り、12歳で全国選抜ジュニアU-12準優勝。宮崎県立佐土原高等学校テニス部に所属し、国内外で活躍する日本を代表するテニス選手だ。今年、全国高校総体シングルス優勝、全日本ジュニアテニス選手権大会優勝を果たした。2023年10月に日本ジュニアランキング1位を実現、11月1日にプロ登録を果たした。今後は、宮崎県を拠点に練習に勤しみ世界4大大会、オリンピックへ挑戦する。

同社は、スポーツ振興を通じた地方創生を事業化し、有望選手、チームの成長を図りながら、同時に地域の活性化、皆様の心身健康づくり等を果たしたいと考えている。同社、いちごECOエナジー株式会社、株式会社宮交シティ、株式会社宮崎サンシャインエフエム、いちごポタジェ株式会社等は、宮崎県内で事業を営み、この事業ネットワークを生かし、いちごウエイトリフティング部、ライフル射撃部、陸上部、今回創部のテニス部（プロ）は練習、合宿、就業等の拠点を宮崎県とし、「いちご育成型地域スポーツクラブ」の構築を目標として、国内トップクラスの選⼿を育成したいとしている。

大岐優斗選手 プロフィール
入社：2024年３月1日（予定）
出身地：宮崎県
出身校：宮崎県立佐土原高等学校
主な成績：
　2017年 全国選抜ジュニアU-12 準優勝、アジアU-12 国別対抗戦 優勝（日本代表）
　2021年 全日本ジュニアテニス選手権U-16 ベスト8、兵庫国際ジュニア 準優勝（国際大会）、愛媛国際ジュニア ベスト4（国際大会）
　2022年 トルコ イスタンブールジュニア 優勝（国際大会）、ジャパンオープンジュニア ベスト4（国際大会）
　2023年 全国選抜高校テニス大会 ベスト4、全国高校総体シングルス 優勝、日本ジュニアテニス選手権大会 優勝
　日本ジュニアランキング １位（2023年10月4日 更新）
　日本テニス協会 NISSHINBO NATIONAL JUNIOR TEAM 代表選手

大岐優斗選手のコメント
このたび、私、大岐優斗は、3月からいちご株式会社に入社して、プロテニスプレーヤーとして活動いたします。
私は宮崎市出身で、これまで宮崎から全国制覇を目指して練習を積んできました。幼少期から練習を行っていく中で、多くの指導者の方やライバルとの出会いがあり、全ての出会いが私にとっての貴重な財産となっています。
いちごグループの「一期一会」という企業理念は、私の競技人生にとっても、非常に大切な言葉であり、その企業理念に引かれ、いちごグループへの入社を希望させていただきました。
また、私はプロテニスプレーヤーとしてスポーツを通じて宮崎県でスポーツに一生懸命取り組んでいる子どもたち、これからスポーツを始める子どもたちに夢や感動を与え、少しでも心が明るくなったりすることができるような活動を行っていきます。
今後も「一期一会」人との出会いを大切に一生懸命に練習を積み、グランドスラムとオリンピックの出場を目指して頑張っていきます。よろしくお願いいたします。

佐土原高等学校 テニス部、横山良輔監督のコメント
このたび、大岐優斗が３月からお世話になることになりました。大岐くんは幼少期より将来を期待されていた選手でしたが、中学生時代はけがの影響により思うような結果を出すことができませんでした。高校入学と同時に私たちと活動を始めましたが、順調に進んできた訳ではありません。挫折や喪失感を感じるような状況もありながら、努力を重ね着実に実力をつけてきました。大岐くんはどんな状況の中でも、「日本一になってプロテニスプレーヤーになる」という目標が揺らぐことはありませんでした。その強い意志が大岐くんの大きな武器だと思っています。
これから進んでいくプロテニスプレーヤーという道は、想像を絶するような厳しく険しい道ですが、持ち前の強い意志で目標を達成してくれると確信しています。
今後とも、温かいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

いちご株式会社 執⾏役副社⻑兼COO、石原実氏のコメント
大岐選手と出会うことができ、本当にうれしく思います。彼は、宮崎県から世界トップを目指し、いちごに所属することを希望してくれました。我々は責任を持ってプロテニスプレーヤー大岐選手のマネジメントをしてまいります。
テニス部のコーチングスタッフには、選手として世界で活躍され、指導者としても伊達公子氏などをグランドスラムに導く等、世界で活躍する選手を多く育成なさり現在もご活躍の小浦猛志氏をGM（ジェネラルマネージャー）として迎え、シーガイアテニスアカデミー小林真吾氏にはヘッドコーチとしてご指導をいただきます。ストレングストレーナーには、日本協会ナショナルトレーナーを歴任した山本修嗣氏にご就任いただきます。コンディショニング、ケアをご担当いただくのは、著名プロスポーツ選手や地元サッカー強豪校などのトレーナー・理学療法士、いちご陸上部のトレーナーでもある菅原康史氏でございます。私はテニス部長として、スポーツマネジメント事業のメンバーとともに、より良い競技環境を整備することはもちろん、大岐新入社員へのビジネスパーソンとしてのOJTを担当してまいります。

●このニュースの詳細はこちら。（いちご株式会社 HPより）
https://www.ichigo.gr.jp/ir/news/p_news_file/file/Ichigo_20231102_Ichigo_Tennis_Team_JPN.pdf