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【部活動】SPLYZA、河合塾、KEIアドバンス、NOLTYプランナーズの4社連携で、部活動を通して高校生のキャリアデザインを支援する新サービス「部活動キャリア教育プログラム(仮)」始動

2024年05月11日 Written by 管理者

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「スポーツは考える力を育む」をコンセプトに、アプリケーション開発で「スポーツ×教育」の支援を行う株式会社SPLYZA、予備校・塾をはじめ幅広い教育事業を展開する学校法人河合塾、大学を対象とした広報支援や入試業務支援、教学支援ソリューションを提供する株式会社KEIアドバンス、NOLTYのブランドで手帳を幅広く展開している株式会社NOLTYプランナーズは、4社で連携し、部活動を通して高校生のキャリアデザインを支援する新サービス「部活動キャリア教育プログラム(仮)」を始動する。今年7月ごろから新しいサービスを開始する予定で、現在参加校(部活動単位でも可)を募集中だ。

プログラムを実施する背景は?
近年の変化の激しい社会においては、個人が持っている知識や技能だけでは解決できない課題も多く、仲間と協働して課題を解決していく能力が求められる。ここで必要な主体性や協働性は日常の学校生活で自然に身に付くものではなく、意識的に伸ばしていくことが必要になる。

今回、SPLYZA、河合塾、KEIアドバンス、NOLTYプランナーズの4社は、これらの力を伸ばす場として高校の部活動に着目し、新しい教育プログラムを提供する。もともと部活動は自己肯定感を高め、豊かな人間関係を構築することができる教育的意義が高い。この部活動で培うことができる能力を最大化し、可視化するプログラムを提供することで、社会で生き抜く力を身に付け、早期からキャリア形成への意識を高める。大学進学においては総合型選抜の出願書類や面接などでの自己PRに役立てることを目指す。

また将来的には、大学側がコンピテンシー※1の高い人材を確保するため、このプログラムを活用できるような施策も提案するとしている。
(※1:自分を取り巻く環境に実践的に対処する力(学びみらいPASS「PROG-H」での定義))

「部活動キャリア教育プログラム(仮)」の概要
このプロジェクトを通して目指す姿は「部活動を頑張る生徒の『生きる力』を育成する」ことだ。
・ 自らの経験や想いを言語化できるようになる
・ チームメイトと協働して課題解決を行うことで、部活動に主体性を持って自律的に取り組む力が向上する
・ 自らの強み・弱みを認識し、その能力に対し狙いを定めた取り組みを行うことで、それらの能力が伸長する
ことを目的として、サービスを提供する。

<2024年度特別版>
・期間:2024年7月頃~2025年3月
・対象:「学びみらいPASS※2(PROG-H)」採用校の高1~2年生
・プログラム参加料(税込):一人あたり 年額3,000~3,500円を予定
 ー運動系の部活動単位で参加可(個人単位での申込みは不可)
 ー参加料に各社のコンテンツ代(「学びみらいPASS」「NOLTYスコラフォーゼ」「SPLYZA Teams」)は含まず
 ※2:河合塾が販売する「学びみらいPASS」は、生徒たちの進路に関わる興味・関心をひろげ、“変化の時代”に求められる学び続ける力を客観的に測定するアセスメントテスト

【プログラムの流れ】
1. 開始時自身の「強み」と「弱み」を測定し客観視する
プログラム開始時にジェネリックスキル※3を測定するアセスメントテスト(PROG-H)を実施し、自分自身の強みと弱みをあらかじめ理解し、伸ばしたい能力を確認する。
 ※3:コミュニケーションスキル・論理的思考力といった「汎用的な技能」や、チームワーク・倫理観などの「態度・志向性」など、 特定の専門分野に関係なく、さまざまな状況のもとで全ての人に求められる能力。

2. 提供する手帳やアプリを活用しながら日々の活動で「仮説」⇒「実行」⇒「検証」のサイクルを回す
・個人・チームの目標に向けた課題を「仮説」として立て、それを練習で「実行」し、結果を「検証」する活動を日々行う。
・1.で把握した能力を意識しながら、仮説や検証結果を毎回手帳に記載し、自身の進捗を振り返る。

3. 年に数回のフォロー講義により、自分の経験を「言語化」する機会を提供する
・フォロー講義では、日々の活動を振り返り、得た経験や想いを自己PRとして「言語化」する。
・自分の能力が伸びたことを実感することで、自分に自信を持ち、部活動へのさらなるモチベーション向上にもつながる。

4. 対外試合や紅白戦などで得られた能力のアウトプットを行う
チームの目標(ありたい姿)に対して共通認識を持ち、個々の役割を確認・理解して試合に臨む。
「達成できたこと」「達成できなかったこと」を確認し、再び2.のサイクルで活動を継続する。

5. プログラムの最後に再びアセスメントテストを実施、伸長度を確認する
1年間のプログラム実施後に、再びアセスメントテストを実施し、自分の能力がどれくらい伸びているかを確認する。


プログラムにおける各社の役割は?
今回のプロジェクトに参画する4社は、それぞれ以下のサービスにおけるノウハウを利用し、プログラム設計および実施を担う。

SPLYZA
自ら課題発見から解決までを行う映像分析ツール「SPLYZA Teams」を提供
社会に出てから必要とされる「主体性」や「考える力」をスポーツ・部活動を通じて育むことができると感じてもらえるように、アプリケーション開発を通してスポーツ×教育を支援する。
https://www.splyza.com/

河合塾
「未来を生き抜く力」の伸長を測定
アセスメントテスト「学びみらいPASS」を提供。本テストは主体性や協働性といった未来を生き抜くために必要な力を測定するもので、参加者はプログラム開始前後に受検する。開始前での受検では自分の「強み」「弱み」を把握し、伸ばしたい能力を決める。プログラム終了後の受検では、実際の能力の伸長を確認し、プログラムの効果を確認する。
http://www.kawaijuku.jp

KEIアドバンス
大学側の学生募集支援、コンピテンシーの高い学生の確保を支援
河合塾グループの中でも大学の支援を主たるサービスとして進める事業者であり、本プログラムでも大学側を支援するという視点で大学の学生募集に役立つ施策を展開する予定。大学側が本プログラムを支援することで、本プログラムで育成されたコンピテンシーの高い入学志願者を大学側で確保することを支援する。
https://www.keiadvanced.jp/

NOLTYプランナーズ
部活動に特化した手帳で日々の活動における仮説・実行・検証サイクルを支援
スポーツ心理学の観点を添えて設計した手帳「NOLTYスコラ フォーゼ」を提供。全体目標・個人目標の設定、およびそれらに基づいた計画や日々の活動の記録を行い、自身の活動の振り返りと改善を支援する。
https://www.noltyplanners.co.jp/



●このニュースの詳細はこちら。
河合塾グループ HPより:https://www.kawaijuku.jp/jp/news/detail.html?id=674
株式会社KEIアドバンス HPより:https://www.keiadvanced.jp/news/395.html


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