【ボッチャ】一戸彩音、株式会社スタイル・エッジに入社。パラスポーツでトップを目指す次世代アスリート支援

2024年04月18日 地域振興/社会貢献 アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by 管理者

士業・医業等のプロフェッショナルに向けた総合支援を展開する株式会社スタイル・エッジは、2024年4月1日付で、ボッチャの一戸彩音選手が入社した。同社では、多様性のある環境づくりに向けさまざまな取り組みを行っており、その一つとして障害者採用およびパラアスリートの活動支援を推進している。

＜一戸彩音選手 プロフィール＞
2006年3月26日生まれ、東京都東久留米市出身。東京都立小平特別支援学校卒。

主な戦績
第6回全国ボッチャ選抜甲子園　小平プレミアムズ　優勝
第7回全国ボッチャ選抜甲子園　小平プレミアムズ　3位
バーレーン2022ワールドボッチャカップ　BC3女子個人8位、BC3ペア6位
第24回日本ボッチャ選手権大会　BC3女子優勝
2024年4月より株式会社スタイル・エッジ所属

一戸選手を採用する背景
同社は、2015年5月ごろから、障害者スポーツ支援に取り組み始めた。創業者が視覚障害者柔道の初瀬勇輔選手と出会い、交流を続けてきたのがきっかけだ。これまで遠征費、合宿費、旅費などの経済的な支援を行っている。
同社はその後、一般社団法人日本パラリンピアンズ協会が創設した「ネクストパラアスリートスカラーシップ（略称NPAS＝エヌパス）」に創設から協賛・協力。NPASは、パラリンピックへの出場を目指すアスリートの育成を目的とした給付型の奨学金制度であり、次世代のパラアスリートを育成し、長期的な視野に立って支援するのが目的だ。
企業に所属するアスリートは合宿、国内大会、国際大会など多額の遠征費用が必要になり、給与を充当するケースも多いという。そういった負担をできるだけなくすため、同社では「勝つための支援」を行う。遠征費、合宿費、旅費などの経済的な支援を行い、アスリートとしてトレーニングや遠征に取り組めるようにサポートする。

一戸彩音選手のコメント
このたび、株式会社スタイル・エッジに入社いたしました。もともと人見知りで、初対面の方に自分の意見を伝えたり、介助を依頼したりすることが苦手でした。しかし、ボッチャという競技を通して多方面の方と関わる機会が増えました。それにより協調性や積極性が高まり、初対面の方やさまざまな世代の方とも円滑にコミュニケーションが取れるようになりました。私はボッチャ競技でパリパラリンピックやロサンゼルスパラリンピックに出場するだけでなく、金メダル獲得を目標にしています。国際大会での成績も確実に伸びてきており、世界一も現実に目指せる位置まできています。日々自己研鑽に努め、競技力を高めるために地道な練習を積み重ね、技術的、精神的に高みを目指し、目標達成に向けて頑張ってまいります。何卒、よろしくお願いいたします。

共生社会の実現へ
同社は、ビジョン「80億の人生に彩りを。」、ミッション「悩む人の明日をひらく。」を掲げている。このビジョン、ミッションには事業を通じて人々の知識格差をなくし、社会的弱者という言葉が存在しない世界を目指し、一人でも多くの人が安心して暮らせる、豊かな社会をつくる、といった想いがある。 障害者スポーツ支援においても同じ考え方を持つ。

障害者支援は、さまざまな社会問題を解決し、より良い社会を築くという同社の基本方針の一環であり、共生社会の実現に目を向けている。パラリンピックをきっかけに、どのように共生社会を築くかを考えながら、長期的な視野に立って、障害者スポーツ支援に取り組むとしている。

記事元：PR Times