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【オブスタクルスポーツ】日本オブスタクルスポーツ協会とモルテンがアーリーエンゲージメントパ―トナー契約を締結。「子どもたちが人生で初めてスポーツに触れる瞬間」の価値を高めることを目指す

2024年04月09日 Written by 管理者

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一般社団法人 日本オブスタクルスポーツ協会(以下、JOSA)と、スポーツ用品を製造・販売する株式会社モルテンは、「子どもたちが人生で初めてスポーツに触れる瞬間」の価値を高めることを目指すアーリーエンゲージメントパートナー契約を締結した。

両者は4月20日に徳島県吉野川市で開催されるJOSA公認「オブスタクルスポーツデモ大会2024 in 吉野川」からパートナーシップをスタートさせる。この大会は国際オブスタクルスポーツ連盟(FISO)とJOSAが日本で初めて公認する、国際的に認められた大会。本大会では、モルテンは「公式ラバーマットサプライヤー」となる。

4月に完成する、日本で初めてJOSAが公認する『オブスタクルスポーツ吉野川コース』(徳島県吉野川市鴨島町知恵島683)で開催されるこの大会では、モルテンがオブスタクルスポーツ専用に開発した「アスレチック アップサイクル ラバーマット」が正式に採用され、初披露。アスリートたちのパフォーマンスをバックアップする。

今後、JOSAとモルテンはパートナーシップの下、子どもたちがスポーツに接するさまざまな機会を創出し、その楽しさを知り、スポーツの世界で大きく羽ばたく子どもたちのサポートをする。

オブスタクルスポーツとは
オブスタクルスポーツとは「走る」「跳ぶ」「登る」「つかむ」など各種の障害物をクリアするさまざまな運動を通じてアスリートが自分自身の肉体的・精神的な可能性にチャレンジするスポーツで、オブスタクルスポーツにはニンジャレース、オブスタクルコースレース、アドベンチャーレースなどがある。

オブスタクルスポーツの一種目であるオブスタクルコースレースは、TBSの「SASUKE」がベースとなった海外の人気TV番組「Ninja Warrior」にインスパイアされている。

2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックでは、それまで水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン(射撃とランニング)からなっていた近代五種競技の、「馬術」に代わる新たな種目として採用されることが決まっている。

現在、国際オブスタクルスポーツ連盟(FISO)を頂点として、世界各国で100以上のオブスタクルスポーツ団体が活動しており、急速に競技人口を拡大している。

アーリーエンゲージメントパートナー契約について
2023年1月のJOSA発足後、スポーツの世界で一緒に取り組みができないか、モルテンと情報交換を続けてきた。その中で、JOSAが提唱する『アーリーエンゲージメント』の考え方に対してモルテンが共感。「子どもたちが人生で初めてスポーツに触れ、そして楽しさを感じる瞬間」の価値を一緒に高めることで、日本のスポーツシーンのレベルアップや日本人のスポーツ人生の幅を拡げることに取り組む。

2012年、文部科学省は「幼児期運動指針」を発表。都市化や少子化が、子どもの遊ぶ場所、遊ぶ仲間、遊ぶ時間を減少させていることを問題視し、子どもが主体的に身体を動かす遊びを中心とした身体活動を、生活全体の中に確保していくことが大きな課題だとしている。この「幼児期運動指針」を満たすものの一つがオブスタクルスポーツだ。

JOSAは、オブスタクルスポーツが子どもたちが幼児期に初めて出会うスポーツとなるべく普及活動を進め、子どもたちが成長の早い段階で身体を動かす喜びを体験する「アーリーエンゲージメント」活動に力を入れている。

一方で、今年の4月に徳島県に日本初のオブスタクルスポーツコースを設置するプロジェクトが進んでおり、このタイミングに合わせて両者間で契約を結び、具体的に動き出すに至った。

本契約により、モルテンがJOSAの公式ラバーマットサプライヤーとなり、JOSAが今後、展開を計画しているオブスタクルスポーツコース、オブスタクルボックスおよびオブスタクルスポーツパークにてモルテン製のラバーマットをJOSA公認として認定すると同時に、モルテンはJOSAの各施設でアクティベーションを実施することができる。

現段階では、日本初のJOSA公認オブスタクルスポーツ施設である『オブスタクルスポーツ吉野川コース』(徳島県吉野川市鴨島町知恵島683)で、モルテン製の「アスレチック アップサイクル ラバーマット」を正式採用。このラバーマットは、モルテンが製品を製造する過程で排出される、従来であれば処分されていたラバーを再利用し、オブスタクルスポーツコースにふさわしいマットを作り上げて提供される、地球にやさしいサスティナブル原料からつくられたものだ。JOSAは、オブスタクルスポーツのサスティナビリティも目標に掲げており、その観点からも両者の見解は一致している。

また、契約内容には、JOSAが掲げる3つ目の目標である「平和教育とスポーツの融合」に関する項目も含まれており、JOSAはモルテンに協働機会を提供するものとなっている。

『オブスタクルスポーツデモ大会 2024 in 吉野川』概要
『オブスタクルスポーツデモ大会 2024 in 吉野川』は、日本においてFISOおよびJOSAが初めて公認する、国際的に認められたオブスタクルスポーツ大会。この公認大会を吉野川市で開催することにより、オブスタクルスポーツ、吉野川市および徳島県の認知度を高めることが一つの大きな目的となっている。

オブスタクルスポーツは大人から子どもまで幅広く参加し、楽しむことができるスポーツであり、これにより、地域の活性化も視野に入れて開催される。当日は、コースの完成とデモ大会の開催を祝しての式典から始まり、その後、3つのパートで構成される。

1つ目は、オブスタクルスポーツの魅力を知ってもらうために、JOSA公認アスリートの山本遼平選手に加えて世界トップクラスのアスリート男女3名およびジュニアアスリート2名によるデモンストレーション。

2つ目は、これまでオブスタクルスポーツ未経験のアスリートが、オブスタクルコースにチャレンジするタイムトライアルレースを開催。
3つ目は、来場者のオブスタクルスポーツ体験。

会場には、キッチンカーやマルシェなども出店予定。

また、4月18日と19日にはFISO公認のオブスタクルスポーツの「コーチング講習会」と「審判講習会」を開催する。

<開催概要>
大会名称:JOSA公認『オブスタクルスポーツデモ大会 2024 in吉野川』
開催場所:JOSA公認『オブスタクルスポーツ吉野川コース』(徳島県吉野川市鴨島町知恵島683)
開催日時:4月20日(土)  ※雨天の場合、翌日に順延。
大会スケジュール(予定):
 10:00~式典
 11:00~アスリートによるデモンストレーション
 12:00~一般アスリートによるタイムトライアルレース
 14:00~オブスタクルコース体験会
主催:『オブスタクルスポーツデモ大会 2024 in 吉野川』実行委員会
公認:国際オブスタクルスポーツ連盟(FISO)・一般社団法人 日本オブスタクルスポーツ協会(JOSA)
後援:徳島県・吉野川市・吉野川市教育委員会・公益社団法人日本近代五種協会・一般社団法人徳島新聞社・日本中央テレビ株式会社・株式会社ケーブルネットおえ
大会パートナー:大正製薬株式会社・株式会社松島組・一般社団法人忌部文化研究所
Special Thanks:デサントジャパン株式会社・全日本空輸株式会社・株式会社三笠・徳島県鳶土工連合会・フィリピンオブスタクルスポーツ連盟 (POSF)・株式会社モルテン
入場料:無料(タイムトライアル参加費:1,000円)

2024年4月オープン予定『オブスタクルスポーツ吉野川コース』とは
国際オブスタクルスポーツ連盟(FISO)基準に準拠した施設
世界におけるオブスタクルスポーツは、ニンジャレース、オブスタクルコースレース、アドベンチャーレースなど数種類の競技が行われている。『オブスタクルスポーツ吉野川コース』は、FISO基準に準拠したオブスタクルコースレース100m施設だ。

2024年3月18日に吉野川市に機材が届き、モルテン製の「アスレチック アップサイクル ラバーマット」が納入され、3月27日にはモルテンの立ち会いのもと、ラバーマットを敷設。現在、施設はほぼ完成し、4月20日のデモ大会に向けて敷地内の環境整備が進められている。

オブスタクルコースレース100m施設の徳島県吉野川市への設置計画
日本における初のオブスタクルコースレース競技施設として2024年3月に徳島県吉野川市にコースを建設する計画について徳島県知事に直接内容を伝え、本施設建設プロジェクトへの賛同を得た。吉野川市は徳島県北部に位置する、高速道路からのアクセスも良い。一級河川・吉野川に隣接する使用予定地は、イベント実施時の駐車場活用にも優れ、オブスタクルコースレース施設設置場所として素晴らしい環境が整っている。


日本オブスタクルスポーツ協会 理事長、野上等氏のコメント
このたび、弊会は株式会社モルテンさまとアーリーエンゲージメントパートナーという、耳慣れない名称の契約を結び、オブスタクルスポーツの発展に向けて協働させていただくこととなりました。具体的にはモルテンさまに公式ラバーマットサプライヤーとなっていただき、新しくオブスタクルスポーツ用に開発していただいた「アスレチック アップサイクル ラバーマット」を供給していただきます。スポーツと環境の調和、SDGsへの貢献が求められるこの時代に、不要となったゴムボールを生まれ変わらせたマットを開発いただいたことは、この上ない誇りと喜びとするところです。これを契機に、よりいっそう地球環境に配慮をしつつ、オブスタクルスポーツの発展にモルテンさまと協働させていただきますことを、ここに宣言させていただきます。


株式会社モルテンについて
スポーツ用品メーカーのモルテンは、1958年よりバスケットボール、ハンドボール、サッカー、バレーボールなど競技用ボールをはじめとするスポーツ用品の製造と販売を行い、妥協することない品質を維持している。世界中のトップリーグやチーム、国際大会で使用される公式試合球やスポーツエキップメントなどの革新的製品を生み出し、グローバル・スタンダードとしての品質を高め続けている。

モルテンスポーツ用品事業について
モルテンは、社会課題を製品やサービスで解決するソーシャルブランドになることを目指し、事業活動や製品づくりを行っている。バスケットボールの普及と強化を目指すバスケブランド「molten B+(ビー・プラス)」や、子どもたちの経験格差を埋め、教育キットとしても優れている、空気の要らないサッカーボール「MY FOOTBALL KIT」などの活動に加え、既存製品の材料を見直し、環境負荷軽減への対策に取り組んでいる。今後もスポーツを通じて、企業の社会的責任を果たす活動を継続する。

一般社団法人 日本オブスタクルスポーツ協会(JOSA)について
JOSAはスイス・ローザンヌに本部をおく国際オブスタクルスポーツ連盟(FISO)の正式メンバーとして2023年1月31日に法人を設立し、日本における唯一の統括団体として、オブスタクルスポーツの普及・拡大を目的に活動を開始した。FISOは、世界中で行われているオブスタクルスポーツを統括する国際組織で、現在世界各国より100以上の団体が加盟している。

オブスタクルスポーツは2016年に初めての大会が開催され、2023年で6回目となるチャンピオンシップ大会には計3500選手、34カ国の参加を数え、2019年から新たなカテゴリーとして開始した『Ninja World Cup』は2500選手、22カ国の参加を数え、観客数も延べ10万人を超えるまでに成長。2019年開催の『South East Asia Games(SEA Games) 』にも協力している。

JOSAが目指すもの
オブスタクルスポーツが、子どもたちが人生で初めて出会い、楽しむスポーツの一つとなることを目指している。文部科学省の「幼児期運動指針」を満たすオブスタクルスポーツを、子どもたちが触れる最初のスポーツとするべく普及活動を進め、子どもたちが成長の早い段階で身体を動かす喜びを体験する「アーリーエンゲージメント」活動に力を入れている。さらに、オブスタクルスポーツを起点として、あらゆるスポーツへつながる導線を描き出し、未来のワールドカップ、そしてオリンピック選手を日本から輩出することを目指す。

また、JOSAはSDGsに積極的に取り組み、さらにはオブスタクルスポーツを通した子どもたちへのNVPピースプログラムの導入を準備しており、「スポーツと教育の融合」のために、スイスに本部を置くNon Violence Project(NVP)とコラボレーションしている。NVPは、これまで世界約20カ国で30年間に約900万人の子どもたちにピースプログラムを普及することで、暴力のない世界の実現を目指して活動しているNPO団体。日本においてこのプログラムは、2018年から筑波大学の総合科目の一教科(3年対象)として導入されている。JOSAは理事、会員、コーチ、アスリートにピースプログラムを提供し、子どもたちに対するスポーツコーチングに活用することで「スポハラ撲滅」を目指す。またこのプログラムは、子どもたちが国際的に活躍するにあたり必要となるグローバルスタンダードな考え方(自己肯定感、協調性、コンフリクトマネージメントなど)をジュニアアスリートに提供する。



●このニュースの詳細はこちら。(日本オブスタクルスポーツ協会 HPより)
https://japan-obstacle.org/2024/04/09/moltenearlyengagement/


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