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【バレーボール】日本バレーボール協会、親子参加型教育プログラム「つなぐスクール」を開始

2023年12月11日 Written by 管理者

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公益財団法人日本バレーボール協会(以下、JVA)は、子どもたちが夢や目標に前向きになれるより良い社会の実現を目指す教育プログラム「つなぐスクール」を開始した。「つなぐスクール」は、「つなぐ」スポーツであるバレーボールを通して、人のつながりや気持ちのつながりの大切さを学び、共生社会の実現に寄与することを目的とする親子を対象としたプログラム。

第1回は12月3日に、杉並区立桃井第三小学校で、大山加奈さん(元バレーボール日本代表)をインストラクターに迎えて実施。参加者からは「子どもだけが参加する教室とは違って、つなぐスクールは親子で体験する教室なので、子どもと一緒に体験を共有し、近くで見ることができ、同じ目線で難しさなどを理解できるので、とても有意義だと感じました」といったコメントがあった。

「つなぐスクール」概要
「つなぐ」スポーツであるバレーボールを通して、身近な親子の間にコミュニケーションと心の対話の大切さについての気付きを提供し、さらには家族以外の人とも協力して実践することで、協調性や思いやりの気持ちを引き出しながらその有効性について自然に意識が芽生える仕組みになっている。

対象:小学校3年生から6年生の児童と、その保護者
構成:バレーボールを通じてつなぐことの難しさや楽しさを体験する「あそぶ時間」と、人と人がつながることの大切さを知る「話す時間」の2つの時間で構成。「あそぶ時間」では、人と気持ちをつなぐ楽しさを親子で体験し、「話す時間」では、親子がお互いにしてもらってうれしかったこと、今後頑張りたいこと、感謝のメッセージをシートに記入し相互に発表する。
学習プロセス:バレーボール競技における一連の動作を取り入れた「つなぐサイクル」によって、相手の気持ちを受け止め、人に感謝する気持ちを未来へのステップにつながる自らの行動に変換していく一連の循環を体験学習する。

「つなぐスクール」は、JVAが主催するほか、自治体や各種スポーツチーム等が単独で実施することが可能。

つなぐスクール Webサイト開設
プログラムの内容や、全国での活動実績などを紹介するほか、実施を希望する人向けの申込フォームが掲載
https://minnano-volleyball.jp/tsunagu-school/

「つなぐスクール」インストラクターに大山加奈さん・荒木絵里香さんが就任
大山加奈さんプロフィール
小学校2年生からバレーボールを始め、小中高全ての年代で全国制覇を経験。高校卒業後は東レ・アローズ女子バレーボール部に入部。日本代表には高校在学中の2001年に初選出され、オリンピック・世界選手権・ワールドカップと三大大会すべての試合に出場。力強いスパイクを武器に「パワフルカナ」の愛称で親しまれ、日本を代表するプレーヤーとして活躍。2010年6月に現役を引退し、2021年に双子の女の子を出産。現在は全国での講演活動やバレーボール教室、解説、メディア出演など多方面で活躍しながら、バレーボールを通してより多くの子どもたちに笑顔を届けたいと活動中。

大山加奈さんのコメント
一瞬のタッチでボールをつながなければならないバレーボールというスポーツは決して簡単なものではありません。だからこそ相手が少しでもプレーしやすいようにという思いやりの気持ちをボールにのせることが必要になってきます。心と心をつなぐことができるバレーボールというスポーツを通じて、親子の絆がより深まる、そんなお手伝いをさせてもらえたらと思っています。

荒木絵里香さんプロフィール
高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。

荒木絵里香さんのコメント
バレーボールは一人ではできない競技で、ボールを落とさずつないでいく必要があります。自分のボールが仲間につながったとき、その仲間がアタックを決めてくれたときの喜びは、バレーボールという競技の尊さだと思います。つなぐスクールでは、親子で気持ちをつなぐ大切さを体験できるプログラムとなっています。子どものことを理解しているつもりでも、同じ目線で体験を共有することで、より深いコミュニケーションが可能になると感じています。
ボールと共に気持ちをつないでいく喜びや大切さを、ぜひ多くの人に体験していただきたいと思っています。一緒にバレーボールを楽しみましょう。


●このニュースの詳細はこちら。(日本バレーボール協会 公式サイトより)
https://www.jva.or.jp/topics/20231206-2/


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