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【スポーツ×テクノロジー】さいたま市全中学校58校・高等学校3校・中等教育学校1校で部活動改革。映像振り返りツール「SPLYZA Teams」を導入

2023年09月05日 Written by 管理者

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「スポーツは考える力を育む」をコンセプトにアプリケーション開発でスポーツ×教育の支援を行う株式会社SPLYZAは、「課題発見」から「課題解決」までを主体的に行うための映像振り返りツール「SPLYZA Teams」が、さいたま市の全公立中学校58校、高等学校3校、中等教育学校1校に7月10日から正式に採用された。

さいたま市が進める「スポーツを科学する生徒の育成事業」に参加し、スマート部活動・さいたまSTEAMS教育推進に加え、教育現場に根強い「3K(経験/勘/気合い)」からの脱却を目指す。

2019年12月、児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する「GIGAスクール構想」を文部科学省が打ち出した。2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり当初の予定より前倒しで実現したが、全自治体等のうち96.1%(1742自治体等)がICT環境の整備済みであるにもかかわらず、児童生徒の学習活動にICTを活用できている教員の割合は小学校で24.4%、中学校では17.9%にとどまっているという課題がある。(2021年7月末時点)

また、部活動という教育活動については、学校における働き方改革も課題となり公教育においての必要性にさまざまな意見がある。

導入の背景
2018年度からさいたま市では「スポーツを科学する生徒の育成事業」の一環として、スマート部活やさいたまSTEAMS教育が推進され、同年にさいたま市立浦和南高校にて「DXによる個別最適化された学びを実現すること」を目的とした実証実験が開始、2021年度には内谷中学校、植竹中学校、植竹小学校、沼影小学校を追加して計5校で実施された。

これまで、部活動の存在意義においても教育活動であると認識しながらも、働き方改革も相まってさまざまな意見や課題があった。SPLYZA Teamsを活用することで、技術やスキル以外の目に見えにくい資質・能力の部分が可視化できることが分かりました。

4年間の実証実験を経て、2023年7月に市立の全中学校・高等学校・中等教育学校に「SPLYZA Teams」を導入することで、更なる運動部活動の教育的意義の可視化と効率的・効果的な部活動の在り方の調査・研究、そして教育現場に根強い「3K」からの脱却をすることで部活動改革を目指す。
https://products.splyza.com/teams/news/20210630.html

実証実験の成果
「スマート部活」の実証実験にて「SPLYZA Teams」を利用した生徒たちにおいては、コンピテンシーの向上が見られる結果となった。

コンピテンシーの向上については、これまでは教員の各自の経験と勘で評価されてきたが、SPLYZA Teamsを活用しデータでエビデンスが残ることによって経験や勘に頼らず、今後の教育がどのように進化をすれば良いのか方向性が明らかになった。

また、部活動の存在意義についても、キーコンピテンシー(主要能力)が上昇傾向と示されたことで、勝つためだけの部活ではなく子どもたちの本来持っている伸ばしたい力に明確に寄与していることで教育的意義があるということが明らかになった。

スマート部活動・さいたまSTEAMS教育とは
スマート部活動とは
運動部活動×DX。中高生の部活動にITを活用することで部活動の在り方を変え、生徒が主体的な活動を通して、競技力のみならず新たな価値を創造する力を育む。
さいたまSTEAMS教育とは
STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学の5つの領域を対象とした理数教育+創造教育)に、さいたま市独自にSports『スポーツ』を加え、各教科での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科横断的な学習

SPLYZA Teamsとは
「課題発見」から「課題解決」までを主体的に行うための映像振り返りツール。“スポーツは考える力を育む”をコンセプトに、2017年にサービスを開始し、2023年9月現在の導入実績は、30種類以上のスポーツで約900チーム。


記事元:PR Times


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