【スポーツ観戦調査】ラグビーW杯観戦予定の人は約2割、スポーツ観戦のために利用するネット動画サービスTOPは「Abema」
2023年08月30日 メディア/放映権 大会/イベント運営 Written by 管理者
顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール『スパコロ』を提供する株式会社モニタスは、全国15~69歳の1100人を対象に実施した「ラグビーワールドカップに関する調査」の結果を発表した。
9月にラグビーワールドカップ・フランス大会が開幕する。前回2019年日本大会では、空前のラグビーブームが巻き起こり、グループステージでは当時世界ランキング2位のアイルランド代表を撃破した試合の視聴率は関東地区で39.2%に達し、日本中を沸かせ、彼らの掲げたスローガン「ONE TEAM」は、その年の流行語大賞を受賞したことは多くの人にとっても記憶に新しい。スポーツ庁の調査では現在でも1年間にラグビーをテレビやインターネットで観戦した割合は13.3%と、1割を超える人が観戦するまでに浸透してきていることが分かった。今回はそんなラグビーワールドカップとともに動画配信サービスの利用状況を調査した。
主な調査結果
・2019年ラグビーW杯の観戦状況は、「日本戦以外も観戦した」(12.2%)、「日本戦だけ観戦した」(27.5%)の合計で約4割
・今年のラグビーW杯の観戦予定は「観戦する予定」(15.6%)、「観戦しない予定」(84.4%)
・ラグビーW杯の観戦予定場所のトップ5は「自宅」(83.1%)、「パブリックビューイング会場」(12.2%)、「スポーツバー」(9.3%)、「試合会場」(8.7%)、「友人・恋人宅」(8.7%)
・スポーツを観戦する際に利用するメディアのトップ3は「テレビ(民放・NHK)」(60.7%)、「動画配信サービス・オンデマンドアプリ」(16.8%)、「テレビ(ケーブルテレビ)」(12.2%)
・スポーツ観戦のために利用したことがあるサービスのトップ2は「Abema」「DAZN」
2019年ラグビーW杯の観戦状況
前回大会の2019年ラグビーW杯の観戦状況は、「日本戦以外も観戦した」(12.2%)、「日本戦だけ観戦した」(27.5%)、「一度も観戦していない」(60.4%)。「観戦した」は合計で約4割であることが分かった。
性別で比較すると観戦者は「男性」(44.0%)、「女性」(35.3%)と男性の方が10ポイント近く観戦割合が高いこと、年代別の場合「40代」(46.5%)、「60代」(47.5%)と40代と60代が全体よりも観戦割合が高いことが分かった。
今年のラグビーW杯の観戦予定
今年のラグビーW杯の観戦予定は「観戦する予定」(15.6%)、「観戦しない予定」(84.4%)で、約2割が観戦予定であることが分かる。年代別の観戦予定では「10代」が(8.0%)と最も少なく、「60代」が(21.0%)と最も高いことが分かった。
今年のラグビーW杯の観戦場所トップ5
今年のラグビーW杯の観戦予定場所のトップ5は「自宅」(83.1%)、「パブリックビューイング会場」(12.2%)、「スポーツバー」(9.3%)、「試合会場」(8.7%)、「友人・恋人宅」(8.7%)だった。
スポーツ観戦で利用するメディア
スポーツを観戦する際に利用するメディアのトップ3は、「テレビ(民放・NHK)」(60.7%)、「動画配信サービス・オンデマンドアプリ」(16.8%)、「テレビ(ケーブルテレビ)」(12.2%)。結果からはいまだ「テレビ(民放・NHK)」が他を大きく引き離し1位であること、「動画配信サービス・オンデマンドアプリ」が「テレビ(ケーブルテレビ)」の利用率を上回っていることが分かる。
年代別では「テレビ(民放・NHK)」は20代(37.5%)、30代(54.5%)と20代で最も低く、50代(75.0%)、60代(75.5%)と中高年が全体を大きく上回った。反対に「動画配信サービス・オンデマンドアプリ」で20代(22.0%)、30代(23.0%)が全体平均より5ポイント以上高く、50代(10.5%)、60代(11.0%)で5ポイント以上低い結果となった。
スポーツ観戦で利用している動画配信サービス
スポーツ観戦のために利用したことがあるサービスのトップ2は「Abema」、「DAZN」。各サービスの認知・利用経験・スポーツ観戦利用経験・最も利用の割合は「Abema」で認知(45.4%)、利用経験(16.5%)、スポーツ観戦利用経験(10.1%)、最も利用(9.3%)。「DAZN」で認知(38.1%)、利用経験(7.9%)、スポーツ観戦利用経験(6.1%)、最も利用(5.1%)。年代別では「Abema」で10代の認知利用割合が非常に高く認知(57.0%)、次いで利用経験(31.0%)、スポーツ観戦利用経験(23.0%)、最も利用(18.0%)だった。
総論
今回はラグビーワールドカップに関する調査を実施。調査結果からは、前回のラグビーW杯は約4割が観戦し、今年のラグビーW杯の観戦予定は約2割が観戦予定であること、観戦予定場所トップ5は「自宅」「パブリックビューイング会場」「スポーツバー」「試合会場」「友人・恋人宅」であること、スポーツを観戦する際に利用するメディアでは「テレビ(民放・NHK)」が1位であり「動画配信サービス・オンデマンドアプリ」が「テレビ(ケーブルテレビ)」の利用率を超えていること、スポーツ観戦のために利用したことがある動画配信サービスのトップ2 は「Abema」「DAZN」であることが分かった。
今回調査した動画配信サービスのような市場の拡大に伴い変化の多い市場では動向に合わせて自社と競合ブランドの認知・利用状況を計測しつつ、消費者の意識・行動の変化に合わせた顧客との最適なコミュニケーションを設計することが必要だ。
『スパコロ』について
モニタスが提供する『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツール。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになる。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にもつながる。
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになる。これにより広範な調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになる。
https://monitas.co.jp/supcolo.html/
DXを推進する事業会社においては、昨今のCookie規制などのデータ環境の変化により、データを収集・統合・格納する方法も変化している。それに伴い、より良い商品・サービス提供を目的にデータを活用していく環境が整備されつつある。
一方でマーケティングリサーチにおいては、多くの企業がこれまでの慣習を変えられずに、自社の保有するデータから分断された環境で聴取されたアンケート情報を利用し続けている現状がある。
モニタスはこれらの課題を解決すべく、自社会員組織を対象としたモニター化ノウハウやマーケティング支援システムの提供を行っている。ユーザーに紐づく意識データの収集・分析・データ連携をワンストップで利用でき、アンケ―トを通じた企業と消費者の最適なコミュニケーションの実現をサポートする。消費者インサイトの探索は、長く愛される商品・サービスを世に生み出す基本だ。モニタスは、これからも進化し続けるデジタルテクノロジーと最適なソリューションを提供するとしている。
●このニュースの詳細はこちら。(株式会社モニタス HPより)
https://monitas.co.jp/news/202308304767
記事元:PR Times
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