【Jリーグ/バレーボール】playground、北海道コンサドーレ札幌とヴォレアス北海道と共に取り組む「推し活3.0」事業が経産省のスポーツDX促進事業に採択
2023年08月25日 チーム/リーグ経営 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
エンタメDXクラウド「MOALA」を展開するplayground株式会社が、Jリーグ所属の北海道コンサドーレ札幌、バレーボール・Vリーグ所属のヴォレアス北海道と取り組む「ファンと共創し体験と感動をコレクションする」実証事業が、経済産業省が公募した、令和5年度「スポーツDX促進事業(スポーツ団体の収益拡大に向けたDX推進実証事業)」に採択された。
「スポーツDX促進事業(スポーツ団体の収益拡大に向けたDX推進実証事業)」実施の背景・概要
日本のスポーツ産業は、チケット、スポンサー、グッズといったリアルを軸としたビジネスモデルが主流であり、新型コロナウイルス感染症のまん延により、大きな打撃を受けた。一方で、欧米のスポーツ産業では、Web3.0技術等をはじめ、データやデジタル技術を活用した新たなサービスを展開し、ビジネスモデルを変革することで収益拡大につなげる事例も見られる。
経済産業省はスポーツDXでのサービスが展開されるビジネス環境の整備を目的に、デジタル技術の活用から新たな収益源を生み出すサービスの普及、展開に向けた実証事業の委託先を公募した。採択に際しては、収益化の可能性に加え、さまざまなスポーツやスポーツクラブへの横展開の可能性、高い先進性などが問われた。
外部有識者による審査の結果、21件の応募の中からplaygroundの提案を含む計3件が選ばれた。
playgroundが着目する「推し活3.0」
近年、「推し活」と呼ばれるファン行動が社会現象となっており、SNSを通じて、あえて自分のオタク度合いや活動履歴を発信するなど、ファン行動は以前の姿から大きく変化している。オタク市場は6840億円(※1)とされ、また、次の消費市場の中心となるZ世代の約6割が「推し活」に関心を持っている(※2)とされることから、スポーツ・エンタメ業界にとっては大きな成長の機会が訪れているといえる。
さらにplaygroundでは、Web3技術は推し活文化と出会うことでファンとチームの関係性を飛躍的に進化させることになると考え、来るWeb3時代の新しいファン活動を「推し活3.0」と定義。さらに従来の「Web3技術のためのWeb3サービス」ではなく、本当のファンが喜ぶ本質的にエンタメ体験に寄与できる革新的なサービスの在り方を模索している。
※1:オタク市場の徹底研究 2022(矢野経済研究所)出典
※2:「推し活」Z世代の6割が興味、うち53%が「1万円以上使いたい」(日経クロストレンド)出典
ヴォレアス北海道(V1)との推し活3.0事業の実績(2022-23)
2022年から23年にかけて、ヴォレアス北海道と共にエンタメDXクラウド「MOALA」を活用した推し活事業に取り組んできた。チームを応援したことを証明する「応援証明(NFT)」をデジタル上のアルバムにコレクションできる企画に加え、「グッズ購入」「スタッフ遭遇」「スポンサーのブース立ち寄り」などの活動に対しても証明書(NFT)を付与し、ファンのコレクション欲を刺激。結果、証明書を取得し始めたファンは全14種類に対し、平均で11.1枚の証明書を取得するなど本事業がファンとの共創関係構築に寄与することが実証された。
北海道コンサドーレ札幌(J1)とも初タッグ。今回の取り組み(2023-24)
今回採択されたスポーツDX促進事業では、推し活3.0のさらなる発展可能性を模索する。ヴォレアス北海道との取り組みでは、共創関係の対象を「チームとファン」から「チームとファンと地域(旭川)」への拡大を目指す。また、新たに本事業に共感した北海道コンサドーレ札幌との取り組みも開始。具体的な企画内容は随時発表される。
エンタメDXクラウド「MOALA」概要
エンタメDXクラウド「MOALA(モアラ)」は、電子チケットやライブ配信、自社ECサイト構築など、スポーツ・エンタメの運営を包括的にDXする業界特化型の業務管理クラウド。コンテンツの販売からイベント運営、リピーター獲得まで、スポーツ・エンタメ運営にまつわるあらゆる業務をクラウド化し、業務効率と売上向上を実現する。ユニバーサルな生体認証技術「BioQR(バイオキューアール)」、電子スタンプ、来場証明NFTといった新技術を開発。電子チケットは日本トップクラスの枚数を担当している。
https://moala.live/
playground株式会社 ホームページ
https://playground.live/
記事元:PR Times
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