【スポーツ×施設】ミズノが「鳥取市民体育館」の運営管理を開始へ。多様な活動が交流を生む「コミュニティ広場」を目指す

2023年05月11日 施設 Written by 管理者

ミズノは、6月1日(木)から「鳥取市民体育館（愛称：鳥取市民体育館エネトピアアリーナ）」の共同企業体(※1)の構成企業として、施設の運営管理を行う。運営管理期間は2038年3月31日まで。（※1　PFI 鳥取市民体育館株式会社）

鳥取市民体育館は建設から50年が経過し、建物や設備の老朽化が課題になっていたことから、現代の市民ニーズに応える体育館に生まれ変わる。市民の健康と安心・安全を支え、暮らしに溶け込む拠点となることを目指す。

2階にエントランスを設け、市民の日常的なスポーツから各種スポーツ大会・イベントでの利用が可能な「メインアリーナ」、多様なニーズに対応できる最新式のマシンを幅広く取りそろえた「トレーニングルーム」などがある。屋外には、誰もが利用可能な「コミュニティ広場」が設けられる。1階の「ピロティ」には、「フットサル場」「スケートボード場」があり、天候に左右されにくく、プレーを楽しむことができる。
https://shisetsu.mizuno.jp/m-7133

「鳥取市民体育館」の特長
スポーツ大会やイベントも可能なメインアリーナ
「メインアリーナ」は、バスケットボールコート2面が確保でき、日常的なスポーツから各種スポーツ大会・イベントでの利用が可能になる。観覧席は476席（うち、車いす用観覧スペース4席）あり、外周はウォーミングアップにも利用できる。天井を張らず構造を美しく見せることで大空間を演出し、震災時の天井落下を防止する。

市民の健康と安心・安全を考えた体育館
スポーツに親しみを持ち、いつまでも元気に暮らせる健康づくりの拠点となるよう、体育館の外周を歩くノルディック・ウォーキング教室や、卓球・フットサルなどのスポーツ教室、チアダンス教室など、幅広い目的に対応した25種類の教室が順次開講される。また、災害に強いまちづくりをサポートするため、高さ5ｍの「ピロティ」を1階に設けることでアリーナのかさ上げをし、浸水被害にも対応できる。通常「ピロティ」は、「フットサル場」「スケートボード場」として利用が可能だ。アリーナへ続くエントランスや、設備機器を全て2階以上に設置することで浸水対策を実施している。2階エントランスへは、階段とは別に緩やかな勾配のスロープを設置し、市民が安心・安全に利用できる構造となっている。

多様な活動が交流を生む「コミュニティ広場」
人工芝の「コミュニティ広場」は、誰でも気軽に立ち寄ることができる開放的な憩いの場だ。ラジオ体操や子どもの遊び場、イベントなど多目的に利用が可能だ。日常生活の延長線上にある「コミュニティ広場」を通じて市民のコミュニケーション促進を目指す。

「鳥取市民体育館」オープン記念イベント開催
6月3日(土) 13時30分からオープン記念イベントとして、市内在住の小中学生(※2)が対象の各種スポーツクリニックが開催される。バレーボール、バドミントン、卓球の元オリンピック代表による指導が行われる。参加は専用サイトからの事前申し込み制で、申し込み者多数の場合は抽選になる。
（※2　バレーボールクリニック：小学4年生～6年生、バトミントン・卓球クリニック：小学4年生～中学3年生）
https://shisetsu.mizuno.jp/m-7133/news/page/27015

ミズノのスポーツ施設サービス事業について
ミズノでは、1950年代からスポーツ品の販売だけではなく、日本経済の成長に合わせスポーツ施設の設計・施工を行っている。現在はスポーツ施設の運営にも携わり、2023年4月現在、全国で183契約1159施設（うちPFI事業15件、指定管理事業138件（Park-PFI※3併用型含む）、運営受託事業13件、直営事業17件）、鳥取県下では「鳥取市民体育館」を含め3施設を管理運営している。（※3　都市公園の魅力と利便性向上のために、公園を整備する民間事業者を公募して選定する制度）
今後も、スポーツ施設などの“場”と運動プログラムなどの“コト”を提供し、スポーツを“する”機会を創出することで、スポーツが身近にあるライフスタイルをサポートするとしている。

●このニュースの詳細はこちら。（ミズノ コーポレートサイトより）
https://corp.mizuno.com/jp/news-release/2023/20230509?did=dtctop_news