【バスケットボール】東アジアスーパーリーグ(EASL)、シリーズCラウンドにおいてクレスト・スポーツ&エンターテインメント社から4000万米ドルのリード投資が決定
2022年12月22日 チーム/リーグ経営 その他 Written by 管理者
アジア最高峰のバスケットボールリーグ「東アジアスーパーリーグ」(以下、EASL)は、シリーズCラウンドのリード投資家であるクレスト・スポーツ&エンターテインメント社から4000万米ドルの資金調達が決定した。
この新たな投資は、EASLの資金調達において重要なマイルストーンであり、レイン・ベンチャー・パートナーズ社や、バロン・デイビス氏、メッタ・ワールド・ピース氏、シェーン・バティエ氏、ジェイレン・グリーン氏といった現役・元NBA選手などの戦略的で価値ある投資家からの信頼を示しているという。
12月7日、EASLは、5日間にわたり10試合を行うチャンピオンシップ「EASL Champions Week」を発表。大会には、Bリーグ(日本)、KBL(韓国)、PBA(フィリピン)、P. LEAGUE+(チャイニーズ・タイペイ)の前シーズン上位チームと、中華圏を代表するチーム、ベイエリアドラゴンズが参加する。
ベイエリアドラゴンズは、東京五輪でオーストラリア男子バスケットボール代表に史上初のメダルをもたらした同国の伝説的なヘッドコーチ、ブライアン・ゴージャン氏が指揮し、中国本土や香港など中華圏からトップ選手が参加する、中国バスケットボール界の顔ともいえるチームだ。EASL Champions Weekは、新型コロナウイルスによるパンデミック発生後、EASLにとって初の主要なイベントとなる。
EASLのCEOマット・ベイヤー氏は、「EASLは2025年までにファンベースと商業収入で世界トップ3のバスケットボールリーグになることを目指す中、クレスト・スポーツ&エンターテインメント社のような経験豊富で戦略的な投資家から、成長に向けた資金的な後ろ盾を得ることができ、光栄に思います」とコメントした。
クレスト・スポーツ&エンターテインメント社のEASLへの投資は、オーストラリアのナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)のトップチームの一つであるイラワラ・ホークスのオーナーとして、アジアのスポーツ業界の卓越性と専門知識をもたらし、同ファンドによるシリーズCラウンドの4000万米ドルにおよぶリード投資は、EASLが2023年10月から目指すホーム・アンド・アウェイ形式のリーグへの拡大を支援するものとなるという。
クレスト・スポーツ&エンターテインメント社のジャレッド・ノべリー氏は、「EASLは、短期間でゼロから比類のないブランドを築き上げました。この投資ラウンドにおける我々のリーダーシップは、中華圏、日本、韓国、フィリピン、そしてそれ以外の地域における高質なバスケットボール・メディア・エンターテインメントの素晴らしい成長機会に対する我々の自信の表れであり、アジア最高峰のバスケットボールを世界にもたらす機会でもあります」とコメントしている。
クレスト・スポーツ&エンターテインメント社の投資には、オーストラリアにEASLブランドのハイパフォーマンス・ユースアカデミーを設立する独占権を持ち、アジア太平洋地域からトップレベルの有望な選手を集められる点が含まれている。
今回の調達で得られた資金は、2023年10月に8チームでスタートし、2024年10月には16チームに拡大、中国本土やその他の地域にも拡大する可能性のある、ホーム・アンド・アウェイ方式の地域チャンピオンシップへのEASLの拡大と、急速に拡大するミレニアル世代とZ世代のファン向けの新しく魅力的なコンテンツの制作と配信に使われる予定だとしている。
東アジアスーパーリーグ(EASL)について
EASLのミッションは、東アジア最高峰のバスケットボールリーグの創設と、同地域におけるバスケットボールの地位向上を図ること。EASLのビジョンは、2025年までにファンベースと商業収入において世界トップ3のプロバスケットボールリーグになることを掲げている。
EASLは、バスケットボールの国際競技団体であるFIBAと10年間の契約を結び、FIBA Asiaの承認を得て運営されている。EASLは、Bリーグ(日本)、KBL(韓国)、PBA(フィリピン)の前シーズンの優勝チームと準優勝チームが出場。中華圏からは、新たに結成されたベイエリアドラゴンズと、チャイニーズ・タイペイのP. League+の優勝チームが出場する。
クレスト・スポーツ&エンターテインメント社について
クレスト・スポーツ&エンターテインメント社は、世界のプロスポーツおよびエンターテインメント業界への投資を目的として設立されたプライベート・エクイティ(PE)ファンド。世界中のプロスポーツチーム、リーグ、エンターテインメント・プロパティの株式を積極的に、または過半の株式を取得することを目指しており、プロフェッショナルな経営とスケールメリットを享受できる新たなアセットの取得を通じて、ポートフォリオを構築している。
同社内の投資家は数十年にわたりさまざまなスポーツ・アセットに投資しており、ディール・フローを管理するために2020年6月に事業体としてクレスト・スポーツ&エンターテインメント社が設立されました。その最初のポートフォリオ・アセットであるイラワラ・ホークスは、オーストラリアのナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)に所属するプロバスケットボールチームだ。
●このニュースの詳細はこちら。(東アジアスーパーリーグ 公式サイトより)
https://www.easl.basketball/news/east-asia-super-league-unveils-easl-champions-week
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