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【ラグビー】凸版印刷が女子ラグビーの普及と価値向上を目指し「WOMEN’S RUGBY COMMUNITY」を開始

2022年06月03日 Written by 管理者

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凸版印刷株式会社は、女子ラグビーの普及啓発や社会的価値向上を目指し、女子ラグビー選手やその関係者が運営に参加するコミュニティ活動として、WOMEN’S RUGBY COMMUNITY(ウィメンズラグビーコミュニティ)を発足した。

発足の背景
現在女子ラグビーは、世界の競技人口が約270万人に達し、国内における競技登録者数も増加傾向にある。しかし、男子の競技に比べ、国内における認知度はまだ低く、選手一人一人の活動では大きなうねりにすることが難しい状況だ。凸版印刷は、スポーツ振興・文化活動を通じた社会的価値の創造を目指し、国際レベルでスポーツに取り組む社員の支援と、スポーツ振興を図る目的で「スポーツ専従社員制度」を2014年より導入しており、これまでに4人の女子ラグビー選手を雇用した。2021年6月には、ラグビー日本代表および女子日本代表のオフィシャルサポーター契約を締結し、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と連携してラグビー日本代表の強化とラグビーの普及拡大に向けたサポートを行っている。凸版印刷は、女子ラグビーの社会的価値向上にあたり、女子ラグビーに関わるステークホルダーが連携し、新たな価値創造を継続的に行っていく必要があると考えたという。

女子ラグビー選手が主体的に関わり、さまざまなステークホルダーと共創しながら、女子ラグビーの社会的価値向上のための持続可能な活動ができる、「WOMEN’S RUGBY COMMUNITY」を発足した。

「WOMEN’S RUGBY COMMUNITY」の活動内容
・情報発信
 ウェブサイトやSNSアカウントを6月2日に開設。女子ラグビー選手のインタビューやコラムなどファンに向けた情報発信をするほか、動画配信などを活用して、選手が参加するトークイベントなどを実施し、双方向のコミュニケーションで女子ラグビー振興に向けたアクションにつなぐ。(https://wrugby-com.jp/

・普及活動
 選手が企画・運営に参加する初心者向けのラグビー教室や、ラグビースキルやチームワーク、メンタル面でのレクチャーを行うラグビークリニックを開催。さらにそれらの全国キャラバンを実施するなど、グラウンドを起点にしたイベントを行うことで、女子ラグビーの普及活動に貢献する。

「WOMEN’S RUGBY COMMUNITY」に参加するコアメンバー
・鈴木彩香(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA WOMEN’S SEVENS RUGBY FOOTBALLCLUB所属)
 リオ2016オリンピック、女子ラグビーワールドカップ2017出場、プロ選手。2020年渡英、現地でプレーしイングランドの風通しが良く選手主体のチームカルチャーを体感し感銘を受ける。あらためて日本の女子ラグビー、スポーツ界に目を向け自分にももっとできることがあるとコミュニティを構想。
「コロナ禍でスポーツ界においても常識を覆すような変化を受け入れなくてはいけなくなりました。そんな中で、女子ラグビーが今後どのように発展していくのかを考えるようになり、それをきっかけにコミュニティの立ち上げに至りました。日本の女子ラグビーの原点には、ひたむきな力強さがあります。男性社会であったラグビー界において、以前は女性が競技をするのは大変な勇気が必要でした。ラグビーを通して自分らしく彩りある人生を歩んでいく。女子ラグビーがそんな世界になりますように皆さんと一緒に活動していきたいと思います」

・福島わさな(凸版印刷株式会社所属)
 元15人制代表、SNSを中心にさまざまな角度から普及活動に注力。2021年10月、引退を表明。ラグビーとの関り方が変化する中、多くの選手の声や活動を知るにつれ同じ想いを持った仲間・関係者のためのプラットフォームやカルチャーを発信するコミュニティが必要だと思うに至った。
「現役時代から普及活動に携わる中で、選手側が受け身になってしまっていることや継続性がないことに課題を感じていました。選手達が企画段階から主体的に携わり、継続的な活動を行うことで、日本の女子ラグビー界の地力を育ていくことに繋がるのではないかと考えるようになりました。また、多くの選手が経験や悩みを共有し、みんなで考えて解決できる場をつくりたいという想いもあります。年齢も競技力も関係なく多くの選手たちが携わる場所にしていきたいと思っています。みんなで女子ラグビーを盛り上げましょう!」

・小出深冬(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA WOMEN’S SEVENS RUGBY FOOTBALLCLUB/三井住友海上火災保険株式会社所属)
 セブンズ代表候補、若手世代を引っ張る中心的な存在。平日は所属企業の三井住友海上にて営業の業務に従事しながら選手活動を行う。年間を通して代表チームでプレーする中、チームカルチャーや普及活動の必要性を感じ、コミュニティ構築に賛同。
「18歳の時にサクラセブンズのメンバーとなり、それからリオ五輪や東京五輪などさまざまな経験をしてきました。代表選手としてプレーしていく中で、自分の経験を自分の言葉・行動で伝え、女子ラグビーの発展に貢献していきたいと思うようになりました。私は現在、三井住友海上で、社業と競技の両立を目指して活動しています。コミュニティを通じてアスリートの存在意義や女子ラグビーの魅力、キャリアなどについてみんなで考え、日本の女子ラグビーのカルチャーを構築していきたいです」


 凸版印刷株式会社 専務執行役員、齊藤昌典氏のコメント
「女子ラグビー選手が運営するコミュニティ『WOMEN’S RUGBY COMMUNITY』を発足させることで、女子ラグビーの普及啓発を推進し、女子ラグビーないしはスポーツを盛り上げていくことを目指します。凸版印刷は1900年の創業以来培ってきた印刷テクノロジーを基にした技術・ノウハウに加え、DXを基軸としたトータルソリューションの知見を最大限に活用し、社会的課題を解決するための情報発信やサービスを提供してきました。現在弊社には4名の女子ラグビー選手がスポーツ専従社員として在籍しております。『WOMEN’S RUGBY COMMUNITY』を通して、さらに日本ラグビーの発展をサポートするとともに、スポーツ振興、女性スポーツの社会的価値向上に貢献していきます」


●このニュースの詳細はこちら。(凸版印刷株式会社 HPより)
https://www.toppan.co.jp/news/2022/06/newsrelease220602_1.html


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