【水泳】ソニーのセンシング技術・AIを活用したスポーツICTソリューション「スマートスイミングレッスンシステム」、　コナミスポーツクラブの「運動塾スイミングスクール」全国約100店舗に導入へ

2022年04月01日 育成,教育/スクール産業 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、映像とAIを活用してコーチングをサポートし、練習効果の飛躍的な向上を可能にするスイミングスクール向けのシステム「 スマートスイミングレッスンシステム 」は、コナミスポーツ株式会社の「運動塾スイミングスクール」に採用された。

2022年4月1日、「運動塾デジタルノート」の名称でコナミスポーツクラブ本店より導入を開始し、その後全国へ拡大。2023年3月末までに約100店舗のスクールに順次導入される予定だ。

「スマートスイミングレッスンシステム」では、プール施設に複数のカメラを設置して映像を撮影。 レッスン中、生徒は泳いだ直後にプールサイドのタブレットで自分の泳ぎを動画でチェックすることができ、ビジュアルによる気付きや学びにつながる。

また、独自のAIアルゴリズムにより、撮影した複数カメラの水面・水中の映像から泳いでいる人を検出し、最適なアングルを組み合わせた動画コンテンツに自動編集して、クラウド経由で個人別ページに配信できる。このシステムにより、スマートフォンなどを通じて離れた場所にいる保護者に動画とともに進級テストの結果を届けることが可能になる。

本システムは2021年5月より株式会社ルネサンスが運営するジュニアスイミングレッスンに導入され、約80店舗で活用されている。生徒からは「速くきれいに泳げるようになりたい」という声があがり、コロナ禍でプールでの見学が難しい保護者からも「子どもの成長ぶりを見ることができるのはメリット」と、スクール運営者・コーチ・生徒・保護者から幅広い支持を得ている。

コナミスポーツ株式会社 執行役員 商品デジタル事業部 部長 岡田潤氏のコメント
「『スマートスイミングレッスンシステム』を初めて見たとき、出席管理や進級テストの管理といった、スイミングスクールに必要な要素が全て詰まっていると感じました。また、映像技術が非常に高いと思いました。私たちも他サービスで映像をレッスンに取り入れていますが、編集は手間も掛かり大変な作業です。本システムでは、お子さまを最適な環境で撮影し、AIで自動編集した動画を保護者へ提供できます。さらに、動画などのコンテンツがお子さまにとってわかりやすく表現されていることに加え、この仕組みを使うことでインストラクターが統一した品質で全国のスクールへ提供できる点も、コナミスポーツクラブ全体の指導品質を高めることにつながると考え、導入を決めました。お子さま自身が自分の泳ぎを見て気付きを得て、自ら積極的に次のアクションを起こすという行動変化が起こることによって、水泳技術の習得や進級スピードも早くなると期待しています」

●このニュースの詳細はこちら。（ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 HPより）
https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2022/pr20220329_0081.html