【プロ野球】西武ライオンズとパシフィックリーグマーケティングが、日本プロ野球界初のNFT商品を販売開始
2021年09月09日 チーム/リーグ経営 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
プロ野球の埼玉西武ライオンズと、パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は、PLMが運営するNFTコンテンツを取り扱うWebプラットフォームサービス「PLM COLLECTION」内で先行して『LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)』を立ち上げ、埼玉西武ライオンズ公式NFT商品の販売を開始している。NFTコンテンツの販売は日本プロ野球界では初めてだ。
NFTは、“Non-Fungible Token(非代替性トークン)”の略で、複製や偽造が非常に困難なデジタルデータだ。一般的にデジタルデータはコピーなどが可能なため、現実の商品などと比べると価値の有無や程度が計りづらい。対してNFTはブロックチェーン上で発行・流通されるためコピーやハッキングが非常に難しく、さらにデジタルデータに鑑定書や所有証明書がひもづけられ、唯一無二の本物であることが保証される。海外のプロスポーツや国内のアート界などではすでに販売や取引がされており、日本のプロ野球界では初めてとなる。
今回販売するNFT商品は、埼玉西武ライオンズの栗山巧選手の通算2000安打達成を記念して開発したコンテンツなど4種類。栗山選手が9月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で2000安打を達成した際に球場で掲げた記録達成パネルや、西武線沿線などで通算2000安打達成に向け展示されていたカウントアップパネル「KURI-METER」など、一部の商品はNFT化されたデジタルデータと現物をセットにして数量限定で販売される。また、対象商品は順次追加される予定だ。
当面は希少性の高いグッズを販売するサービスとして運用されるが、今後「PLM COLLECTION」に二次流通機能を実装し、利用者同士の売買や譲渡も可能にすることを目指している。
昨シーズン以降観客の動員制限がかかる中、西武ライオンズでは新たな収益源を確保するために、さまざまな取り組みを行っている。NFT商品の一次販売による売り上げ、将来的に利用者同士が行うNFT商品の売買(二次流通)によって発生する還元金などで、新たな売り上げの増加を図る。
■『LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)』
https://lions.plmcollection.com
記事元:PR Times
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