【パラリンピック】国際パラリンピック委員会公認教材『I'mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版新教材がWEB公開中
2021年06月20日 育成,教育/スクール産業 Written by 管理者
I'mPOSSIBLE日本版事務局(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会/日本パラリンピック委員会/日本財団パラリンピックサポートセンター)は、国際パラリンピック委員会(IPC)公認教材『I'mPOSSIBLE』日本版の新たな教材「東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!」をWeb上で無料公開している。
これまでのWeb公開教材が累計10万ダウンロードと積極的に活用されていることや、教育現場でのICTを用いた授業も浸透してきていることから、今回の教材はWeb上での公開のみとなっている。全国の教育委員会、学校(小中高特支など)へは、スポーツ庁を通して周知展開されている。この教材での授業を通して、一人でも多くの子どもたちが共生社会の実現につながる見方や考え方を学び、自分たちが暮らす社会をより良い場所に変えていくために行動を起こすことが期待されている。
東京2020パラリンピックのレガシーについて考えてみよう!教材概要
国立競技場を主な題材に、共生社会を目指す社会の動きや人々の意識の変化をレガシーとして学び、共生社会をつくるため自分に何ができるかを考えるきっかけになる教材。小学生版、中学生・高校生版の2種類がある。
※教材の中には、IPCとWOWOWの共同プロジェクトとして2016年にスタートし、東京パラリンピック開催とその先の未来社会を見据え、世界最高峰のパラアスリートに迫るパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』を再編集した映像も含まれている。
『I'mPOSSIBLE』国際版について
学校教育を通じたパラリンピックムーブメントへの意識向上による共生社会の促進を目的として、アギトス財団が開発した世界中で使用されている教材。教材の名前『I'mPOSSIBLE』は、「不可能(impossible)だと思えたことも、考え方を変えたり、少し工夫したりすればできるようになる(I'm possible)」という、パラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められた造語だ。2020年9月現在、日本を含め37カ国がプログラムの実施に向け、IPC・アギトス財団と同意書を交わしている。
『I'mPOSSIBLE』日本版について
パラリンピックを題材に共生社会への気付きを子どもたちに促す教材。アギトス財団が開発した国際版教材の内容をもとに、日本の教育現場での活用のしやすさを考慮して、I'mPOSSIBLE日本版事務局と公益財団法人ベネッセこども基金が共同で日本版教材が開発された。日本版は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」のパラリンピック教材としても位置付けられている。
教材は全て無償でダウンロードが可能で、2021年3月末時点での資料ダウンロード数は10万件以上に達した。『I'mPOSSIBLE』日本版を活用したパラリンピック教育の意義や進め方を伝え、授業への導入に対する不安を解消し教材の活用を促進する目的で、教員向けの研修が実施されている。これまでにのべ1万人以上が受講している。
・団体向け:地方自治体の教育委員会などが主催する研修での講師依頼を受付。対面、オンライン2形式
・個人向け:教員個人で参加できる研修を開催 オンライン形式
基礎編(60分)・・・パラリンピック教育の意義、教材の概要と使い方など
応用編(80分)・・・国内外での活用事例の紹介、グループディスカッションなど
■『I'mPOSSIBLE』日本版公式サイト
https://www.parasapo.tokyo/iampossible/
記事元:PR Times
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