事業許可番号 職業紹介: 13-ユ-311209

スポーツ業界の求人情報とトレンド

【テクノロジー/地域活性】分身ロボット「OriHime」を活用したICT×スポーツ×地域の共創プロジェクト「E Cheer Up!」共同実証実験を開始

2021年04月20日 Written by 管理者

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本電信電話株式会社(NTT)、株式会社オリィ研究所、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは、遠隔操作型の分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用したICT×スポーツ×地域の共創プロジェクトを開始する。

背景
NTTはグループ全体で障がい者の活躍推進や、コロナ禍においてフィジカルディスタンス確保と経済活動活性化を両立させたリモートワールドの実現に取り組んでいる。人類の孤独の解消を理念とするオリィ研究所は、コミュニケーションテクノロジーの研究開発によって新たな「社会参加」の実現を目指している。両社は互いの理念に共感し、協業することにより双方の企業価値向上と、より多くの社会的課題の解決に資するとの認識で一致し、2020年10月15日に資本業務提携を締結した。シャイニングアークスは2017年から、ラグビー選手のグラウンド外での活躍の場づくりを通じて、選手個々の価値や能力を向上させることを目的に、さまざまな社会貢献・浦安地域への貢献活動を進めている。

3者は、コロナ禍により外出機会が限られることで加速しているコミュニティの分断や、不透明な未来への不安、孤独を感じる人々に対して、ICTが実現できることを検証する目的で一致し、ICT×スポーツ×地域の共創プロジェクトを開始することに合意した。

取り組み概要
1.第1弾実証実験の概要

第1弾として、ラグビー選手と地域の人々をオリヒメでつなぎ、新たな応援・観戦体験を実現することで、スポーツチームの活性化および地域活性化について、以下の検証を開始した。
(1)オリヒメによる、地域の障がい者施設の子どもたちとラグビー選手との新たな交流を実現
  ・浦安市の障がい者福祉施設とシャイニングアークスのラグビー選手専用施設へオリヒメを各1台導入。両拠点のオリヒメを、施設に通う子ども、シャイニングアークスのチームスタッフが操作し、練習風景やクラブハウス「アークス浦安パーク」内の見学を行うことで、相互交流を実施
   3月17日、25日:シャイニングアークスの試合会場(秩父宮ラグビー場)にオリヒメ2台配置し、舞台裏見学や選手とのコミュニケーション、試合観戦を実施

(2)オリヒメを通じて、地域のラグビースクールの子ども達に対するニューノーマルな観戦体験の提供
 ・試合当日に浦安ラグビースクールの子ども達をアークス浦安パークへ招待。オリヒメを通じた試合当日のスタジアム観戦ツアー、ラグビー選手への応援を体験。
 ・試合開始後は、観客席に配置したオリヒメを通じて試合を観戦。

2.実証実験参加者の目的と役割
3.本実証実験における検証内容
・ICTを用いた地域との交流がスポーツチームのスポーツビジネスにもたらす影響
・外出困難者のエンターテインメント体験による孤独の解消への影響
・本取り組みのスポーツチームと自治体での自走可能性

4.今後の展開
 第1弾完了後は体験者層の拡大や他のスポーツへの展開可能性について、引き続き検討を行う。


NTTでは、遠隔操作型の分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」(※1)を活用し、障がい者の方が遠隔から、来訪客の受付や会議室への案内等を実施する受付業務を2020年7月より本格導入し、ICTを活用して、障がい者の遠隔からの就労を実現した。NTTグループは、ICTにより、就労や活躍推進だけではなく、障がいをはじめとする、制約をもつ人々のスポーツやエンターテインメントなどの文化的側面における社会参画についても実現することで、よりインクルージョンな社会の実現に貢献する。
(※1:全長約120cm、遠隔操作して、接客やものを運ぶなど、身体労働を伴う業務が可能)


●このニュースの詳細はこちら。(株式会社オリィ研究所 HPより)
https://orylab.com/information/2021/04/20/ict-sports-area-e-cheer-up/


記事元:PR Times


スポーツ業界の求人情報とトレンドは SPORTS JOB NETWORK












ジャンル

PICK UP イベント情報