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【バスケ】茨城ロボッツが2020年6月(第7期)決算で大幅な減益を報告

2020年11月02日 Written by 管理者

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バスケットボールのBリーグに所属する茨城ロボッツを運営する株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントほか子会社を含めた茨城ロボッツグループは、株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント、株式会社いばらきスポーツタウン・マネジメント、株式会社M・デジタルマーケティング3社合算の2020年6月期決算を報告した。

茨城ロボッツグループ3社の総売上は、新型コロナウイルス感染症の拡大による2019-20シーズンの途中終了などの影響を受けたものの、スポンサー契約の継続やクラウドファンディングの実施、レストラン事業の直営化などの要因により、昨年度比109.3%の伸長となった。しかし人材確保や設備投資などの先行投資に加え、アダストリアみとアリーナへのホーム開催移行に伴う興行原価の増加などに対して、新型コロナウイルス感染症の拡大によるシーズン途中終了によるチケット売上の減少、スクールやレストランの営業自粛による売上の伸び悩みなどが影響し、グループ全体の税引前当期利益は▲1億1020万7000円と大幅な減益となった。


営業収入:5億3911万9000円(前年度比:109.3%)

営業収入内訳(%は構成比)
・スポンサー収入:2億9432万7000円(54.6%)
  ※スポンサー単価、社数の増加、ならびにシーズン途中終了においても契約継続により増収

・入場料収入:5984万7000円(11.1%)
  ※新型コロナウイルス感染症の拡大によるシーズン途中終了でホームゲーム数が減少し収入減

・グッズ収入:3783万7000円(7.0%)
  ※観客数増による売上増、クラウドファンディングの実施により増収

・スクール関連収入:3671万9000円(6.8%)
  ※生徒数が増えたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による営業自粛の影響により伸び悩み

・リーグ配分金:2252万2000円(4.2%)

・その他(まちづくり事業など):8786万7000円(16.3%)
  ※レストランの直営化や施設利用増などにより増収したものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による営業自粛の影響により伸び悩み

営業利益:▲1億1663万6000円(前年度:▲1372万1000円)

経常利益:▲1億0557万5000円(前年度:▲1196万円)

税引前当期利益:▲1億1020万7000円(前年度:▲1196万円)

当期純利益:▲1億1071万7000円(前年度:▲1398万円)

※2020年6月決算時の純資産は、▲3097万8000円となったが、8月末に債務の株式化(現物出資)ならびに繰越欠損削減を目的とした資本金額の減少(無償減資)を実施したため、2020年8月末時点の純資産は、6870万9000円となった。


茨城ロボッツ 代表取締役社長、山谷拓志氏のコメント
「当社は過去5年間、毎シーズン150%以上の売上高の伸長を遂げてまいりましたが、2019年度(2019-20シーズン)におきましては、2020年2月以降の新型コロナウイルス感染症の拡大によるシーズンの途中終了や営業自粛などに大きく影響を受け、スポンサーの契約継続やファンの皆さまからのクラウドファンディングなど多大なるご支援をいただき、売上こそかろうじて増収を保つことができきたものの、当初掲げた売上目標(6.2億円)からは大きく乖離する結果となってしまいました。またもくろんでいた売上高からの減少に加え、選手・スタッフならびに社員人件費の増加やレストランの設備投資などに伴う先行投資、アダストリアみとアリーナへのホーム開催移行に伴う興行原価の増加などにより、収益は大幅な減少となりました。なお、2020年6月決算においては純資産の減少により一時的に債務超過となりましたが、8月末に債務の株式化(現物出資)ならびに繰越欠損削減を目的とした資本金額の減少(無償減資)を実施しましたため、2020年8月末時点では純資産6870万9000円を確保しております。

 2019年度下半期は、他の多くのエンターテインメントやプロスポーツ同様にコロナ禍の影響を大きく受け、当初の計画からの大幅な乖離や手元資金の減少により一時的に経営が大変厳しい状況となりました。そのような状況の中、スポンサー企業の皆さまによるご支援の継続、オークションなど選手による自発的な取り組み、一時的な社員の業務変更や輪番休業の実施、オンラインを活用したバスケスクールなどの取り組み、ファンの皆さまよりご支援をいただいたクラウドファンディング、国や水戸市からの緊急支援金の給付、グロービスによる100%子会社化や増資の実施など、本当に多くの皆さまからのご配慮やご支援により最悪の事態を回避してチーム活動を継続することができ、無事に2020-21シーズンを迎えることができましたことを、クラブを代表しましてステークホルダーの皆さまには心より御礼を申し上げます。

 2020-21シーズンは、皆さまに安心・安全にホームゲームを観戦いただけるよう、コロナウイルス感染症対策を徹底しました上で、コロナ禍で鬱屈した気持ちに明るい希望を灯すべく、地域の皆さまにスポーツエンターテインメントを楽しんでいただけるよう努めてまいります。また安定した経営を守りつつ、当社のミッションである『スポーツやエンターテインメントにより夢・誇り・活力を生み出し、プロスポーツを中心とするさまざまな事業を通じて、地方創生のさきがけモデルをつくる』を実現するべく、さらなる成長を志向して新たな取り組みにもチャレンジし続けてまいりたいと考えております。そして悲願である2020-21シーズンのB2制覇とB1昇格を実現するべく、選手・スタッフ一同皆さまからのご支援への感謝の気持ちを胸に、全力でプレーや仕事に取り組んでまいります。

 引き続き一層のご支援を賜りますよう心よりお願いを申し上げます」


●このニュースの詳細はこちら。(茨城ロボッツ 公式サイトより)
https://www.ibarakirobots.win/news/20201022_01_other/


記事元:PR Times


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