【ラグビー】日本ラグビー協会とユーフォリアがポストコロナ時代に向け選手のコンディション管理分野での共同研究を強化
2020年06月19日 タイアップ/コラボ チーム/リーグ経営 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
株式会社ユーフォリアと公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は、ラグビー選手向けコンディション管理サービス分野における共同研究を強化する。
本取り組みは、15人制男女日本代表や7人制男女日本代表を中心に、試合当日に向けてコンディションを整え、ベストな状態で臨むことを目的に、2012年からスタートした。選手の毎日の体調やトレーニング状況などをデータで「見える化」し、チームマネジメントに生かしてきた。
具体的には、日本ラグビー協会に所属するトレーニングや指導の専門家の知見に加えて、既に40競技・350チーム以上の日本代表・プロチームに導入実績のあるユーフォリアのスポーツ選手向けコンディション管理ソフト「ONE TAP SPORTS」の知見を組み合わせることで、試合でのパフォーマンス向上とケガの予防をサポートする仕組みを構築してきた。
直近では、新型コロナウイルスの感染症拡大対策として健康管理にはさらに細心の注意を払えるよう、ONE TAP SPORTSの従来のコンディション管理項目に加え、「体温」「咳の有無」「味覚/嗅覚の異常の有無」などの項目を加える対応をした。対象は、選手のみならず、コーチなどのチームスタッフや協会職員等も含まれる。
今後は、選手自身が入力した日々のコンディションなどをONE TAP SPORTSで収集・集計し、それにウエアラブルデバイス(GPS機器等)で計測した走行距離などを組み合わせることで、トレーニングの負荷や筋肉の疲労度などを集計し「スコア化」する。
さらに、ラグビー選手特有の身体の筋肉痛・疲労度や、睡眠・栄養データなど、さまざまな数値を組み合わせることで、従来は正確に把握することが困難だった選手の疲労・睡眠の質などを客観的・定量的な値でより正確に把握していくことを試みる。これにより、トレーニングの内容や強度(負荷)の調整、選手とコーチ・スタッフとのコミュニケーションの円滑化や、選手自身のセルフケア意識の向上を図り、パフォーマンス向上とケガ予防を目指す。
この取り組みを強化することにより、ポストコロナにおける安全な競技の再開と発展に寄与し、得られた研究成果は日本代表カテゴリのみならず、ラグビーの育成年代・普及や、他競技の発展にも貢献することを目指す。
●このニュースの詳細はこちら。(株式会社ユーフォリア HPより)
https://eu-phoria.jp/news/pressrelease/jrfu-euphoria-joint-research
記事元:PR Times
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