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【パラスポーツ】オーカムテクノロジーズと日本ブラインドサッカー協会がソーシャルテクノロジーパートナーシップを締結

2020年05月26日 Written by 管理者

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AI(人工知能)を搭載した視覚支援ウェアラブル機器の開発・製造を行うオーカムテクノロジーズ(イスラエル)と、日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、ソーシャルテクノロジーパートナーとして新たにパートナーシップを締結した。

ブラインドサッカーを通じ、『視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会』の実現を目指すJBFA。先進的な画像解析技術によるAIウェアラブル機器を通して、視覚障がい者のクオリティーオブライフ向上と、自立性を高め、社会へのアクセスを促進させることを企業ミッションとして掲げるオーカムテクノロジーズ。両者は「インクルーシブな社会の実現」という理念を共有しており、今回のソーシャルテクノロジーパートナーの締結により、その理念のもと協働を推進する。

ソーシャルテクノロジーパートナーとは、最先端技術を用いて社会貢献を目指す企業と、JBFAの持つ資産とを掛け合わせ、社会実装させていくことを目的として、新たにつくられたJBFAに対するサポートの枠組み。今回の2者のパートナーシップにより、JBFAが関係する視覚障がい者と連携し、オーカムテクノロジーズの製品に関するヒアリングや実証検証、プロモーションへの協力などが予定されている。

JBFAの塩嶋史郎理事長のコメント
「最先端のAI技術を活用して視覚障がい者の生活向上を目指すオーカムテクノロジーズと理念を共有し、パートナーシップを締結できたことを、心強く思います。この取り組みが、視覚障がい者も健常者も関係なく、当協会のビジョンである『当たり前に混ざり合う社会』の実現に向けた一歩となると信じています」

オーカムテクノロジーズ社日本統括責任者、柳平大輔氏のコメント
「今回のパートナーシップにおいて、視覚障がいで悩まれているアスリートの方々の日常生活のサポート(スポーツニュースを読んだり、スポーツ選手にとって重要な栄養をしっかり取るために買い物に行ったりなど)を通して、クオリティーオブライフの向上や自己実現に向けた支援ができることを光栄に思います」

このパートナーシップ締結にあたり、オーカムテクノロジーズ社のAI搭載型視覚支援デバイス「オーカムマイアイ 2」数台が、JBFAへ無償提供される。スマートカメラとミニスピーカーを搭載した軽量で親指サイズのウェアラブル支援技術デバイス「オーカムマイアイ2」は、印刷物やデジタル画面からテキストを瞬時に読み取り、顔を記憶し、事前に登録した人物の名前を音声で読みあげ、また、紙幣、色、 バーコードを即座に認識することを可能にする。 ハンズフリーのオーカムマイアイ2は、スマートフォンやWi-Fiを必要とせずに、視覚情報を音声によって自然にユーザーに伝える。またインターネットへの接続が必要ないため、データのプライバシーを確保しながら、リアルタイムでの使用が可能になる。25の言語に対応するオーカムマイアイ 2は、日本を含む、世界50カ国の国と地域で視覚障がいを持つ人々が使用している。

さらに、今回パートナーシップ締結を記念して、「カトケン」の愛称で親しまれるブラインドサッカー男子日本代表強化指定選手の加藤健人選手とオーカムテクノロジーズとのコラボレーション動画第1弾を公開。動画では、視力を失った加藤選手がブラインドサッカーを通じて見つけたやりがいや挑戦する勇気、「オーカムマイアイ 2」を体験して感じた新たな可能性などを語っている。目標に向かって挑戦し続ける勇気をくれたブラインドサッカーと、AI機能を活用したデバイスを使うことで開ける新たな可能性を感じさせるオーカム製品。ビジョンを共有するこの両者のパートナーシップを通じて、加藤選手がそうであったように、自身の障がいに悩む人々が自分の中の可能性に気づき、生きがいを持って新しいことにチャレンジしていけるよう、今後もさらに取り組むとしている。

●このニュースの詳細はこちら。(日本ブラインドサッカー協会 公式サイトより)
https://www.b-soccer.jp/news/14217-pr_orcam_kato-kento-x-jbfa-partnership_jp_0522


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