【野球】IoTに対応した9軸センサー内蔵軟式野球ボール「テクニカルピッチ軟式J号球」が発売
2020年04月08日 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
株式会社エスエスケイ(SSK)、内外ゴム株式会社、株式会社アクロディアは、IoTに対応した9軸センサー内蔵軟式野球ボール「テクニカルピッチ軟式J号球」を販売している。
同製品の特徴は、軟式野球ボールの内部にセンサーを内蔵し、投球時の球速、回転数、回転軸、球種等が計測可能で、計測結果は専用アプリを使いスマートフォンで分析できる。大きさ・重量・表面ゴム材質については、公認J号球と同等となっている。
3社は、2019年12月に中学生・一般向けのテクニカルピッチ軟式M号球を販売。小学生用のJ号球を要望する声から、開発するに至った。
テクニカルピッチ軟式球は、「投げるだけで球速等が測定できる軟式野球ボールが欲しい」という消費者の声を受けて開発された。動画や解析データを活用することで、身体的に発達途上の小学生が自身の特徴や理想のフォームを認識できるだけでなく、投球数も管理できる。過度な練習の抑制でケガの防止につながり、長く野球を楽しむことに寄与するとしている。
今まで見えなかった回転数や回転軸等を数値で可視化でき、感覚に頼らない指導・トレーニングが可能なため、投手の育成・コンディション管理に役立つ。
また、KDDIとアクロディアが提供するスポーツIoTプラットフォーム 「athleːtech(アスリーテック)」に登録することで、テクニカルピッチJ号球・M号球・硬式球のどのボールでも測定データの引き継ぎが可能であり、子どもから大人までの成長プロセスが記録できる。
■「テクニカルピッチ」特設ページ(株式会社エスエスケイ HPより)
https://www.ssksports.com/baseball/technicalpitch/
記事元:PR Times
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