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【書籍紹介】逆境をはねかえす 広島型スポーツマネジメント学―地域とプロスポーツをともに元気にするマネジメント戦略

2020年03月02日 Written by 管理者

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チームとともに長い年月をかけて成長・発展をとげた広島。
そのクラブ経営のキーワードは「逆境」である。

広島市は、1945年の原爆投下で焼け野原になり、草木も生えない中で復興してきた。
そのスピリットはクラブに受け継がれ、どんな困難・逆境も跳ね除けて、経営を続けてきた。

例えば、広島東洋カープは球団発足2年前に経営難、2004年の球界再編、旧広島市民球場の老朽化問題があった。サンフレッチェ広島は、2度のJ2降格や赤字解消のために資本金を切り崩す苦渋の決断を行っている。広島ドラゴンフライズは発足当時から大赤字が続き、次々と経営者を変える事態におちいった。

このような逆境を、どのクラブも知恵と工夫で乗り切った。
特にカープの盛り上がりは一過性ではない逆境の中での、プロスポーツ×地域の歴史と継続力、そして地方都市独自の経営戦略がある。

他都市もすぐに取り入れられる多くの事例とともに、広島型の戦略と要因をわかりやすく解説。体系的に「広島型のスポーツマネジメント」をつかみ、スポーツによる地域活性化の手法を学ぶことができる一冊。


《インタビュー》 迫勝則氏(『カープを蘇らせた男』著者)
山本拓也氏(元株式会社サンフレッチェ広島代表取締役社長)
浦伸嘉氏(株式会社ドラゴンフライズ代表取締役社長兼GM)


「地方都市×スポーツ×ツーリズム×SDGs」
これからの地方都市とスポーツクラブがとるべき未来を、広島型スポーツマネジメントをヒントに解説。

目次
第1章 広島型スポーツマネジメントとは何か
1  スポーツで稼ぐこととは
2  あなたが突然、球団のGMになったら?
3  スポーツビジネス産業の市場を15兆円にする重要なツール
4  広島型のスポーツマネジメントとは

第2章  広島東洋カープのマネジメント
1  広島のプロスポーツクラブの原点、広島東洋カープはどんな球団か?
2  「カネ」がない中での、「ヒト」の重要性
3  60億円を売り上げる経営を変えたグッズ戦略
4  日本のプロスポーツ界で初めて収益を産むスタジアム戦略
5  カープ女子戦略は無かった?ぶれない経営戦略とリスクマネジメント

インタビュー  迫  勝則(作家、『カープを蘇らせた男』著者)
カープのビジネスモデルに学ぶ地方都市の可能性

第3章  サンフレッチェ広島のマネジメント
1  減資から初優勝へつながる逆境を乗り越えた経営の歴史
2  3度優勝に導いたサンフレ型「地域密着」と「育成」の戦略
3  赤字クラブを発展させるための経営者の行動、決断、戦略の工夫
4  勝っているのに伸びない観客動員数とスタジアム問題
5  これからの新スタジアムについて

インタビュー  山本拓也氏(元株式会社サンフレッチェ広島代表取締役社長)
広島型経営発見とまちなかスタジアム実現に向けて

第4章  広島ドラゴンフライズのマネジメント
1  日本プロバスケットボールクラブの混乱から始まったクラブの立ち上げ
2  球団消滅危機から立ち直るファン戦略とカープから学ぶグッズ戦略
3  B2トップのSNSフォロワー数を始めとした地域密着型の広報戦略
4  広島型のアリーナ戦略

インタビュー  浦伸嘉氏(株式会社ドラゴンフライズ代表取締役社長兼GM)
常に満員試合となるための価値を創造する

第5章  これからの地方都市におけるスポーツマネジメントのキーワード
1  プロスポーツクラブが地方都市に存在する意義
2  地方都市×スポーツ×ツーリズム
3  地方都市×スポーツ×SDGs
4 今後の地方都市とプロスポーツクラブ


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