【サッカー】JAPANサッカーカレッジがeスポーツ、VARの新コースを新設

2019年09月01日 チーム/リーグ経営 育成,教育/スクール産業 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

　NSGグループの全国唯一のサッカー総合専門学校「JAPANサッカーカレッジ」は、プロ契約を目指すサッカー選手の育成だけでなく、サッカー業界のあらゆる分野で即戦力となる人材を輩出すべく「サッカートレーナー専攻科」「コーチ・審判専攻科」「サッカービジネス科」など7つの学科を用意。また時流に合わせ、2020年度には「eスポーツマネジメントコース」「VARオペレーターコース」の新設を予定し、学生たちの活躍のフィールドの拡大かつ、サッカー業界の発展への貢献を目指す。

　2019年6、7月にブラジルで開催されたコパ・アメリカ2019には5大会ぶりに日本代表も参加し、日本中のファンが熱狂し、2020年開催予定のオリンピック開催まで1年を切り、注目を集め続けているサッカー。華やかな舞台の裏側では、数多くのスタッフが選手、チーム、試合を支えている。

　JAPANサッカーカレッジでは選手を育成する「サッカー専攻科」「女子サッカー専攻科」の他に、チームマネージャーやホペイロなどを育成する「マネージャー・トレーナー科」、フィジカルコーチやアスレチックトレーナーを目指す「サッカートレーナー専攻科」、コーチやレフェリー、アナリストを育てる「コーチ・審判専攻科」「サッカーコーチ研究科」、そしてクラブ運営や広報、サッカーメディアへの就職を目指す「サッカービジネス科」の5学科を用意し、内・外部実習などの現場経験を重視したカリキュラムで、卒業後には即戦力となる人材を輩出している。

　同校の大きな強みは、Jリーグや日本サッカー協会をはじめとした業界との強力なネットワーク。その背景には卒業生たちの存在があり、15カ国で約20人、Jリーグでは55クラブ中49クラブで165人が選手、スタッフとして活躍し、彼らの実績が在学生のインターンシップや海外研修、現場実習などにつながっている。また、同校はアルビレックス新潟の育成組織であり、同クラブとの連携もプロの現場に触れる機会の一つとなっている。「サッカービジネス科」の学生はデンカビッグスワンスタジアムで行われるホーム戦での実習で運営ノウハウを学び、「マネージャー・トレーナー科」の学生はアルビレックス新潟レディースの選手のサポートをするなど、学生のうちから業界の‟イマ”を経験できる。他にも各学科がそれぞれの学びを生かし、学生が主体となって企画、運営、出場する試合やイベントを行い、日々実践力を磨いている。

　同校では、VAR導入やJリーグのeスポーツ参入など業界の動きに合わせ、2020年度より新コースとして「eスポーツマネジメントコース」「VARオペレーターコース」を設立する。

「eスポーツマネジメントコース」は、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」のJリーグ連携、また2019年10月開催の第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の公式種目に同ゲームが選ばれるなど、今後のサッカー業界でのeスポーツの広がりも見据え、大会運営やeスポーツチームのマネジメントに携わる人材を育成すべく設置。eスポーツ関連会社と業務提携し、業界の最前線で働くプロからの指導や、NSGカレッジリーグのeスポーツ施設「NSG esportsスタジアム」を活用したイベント運営実習などを行う予定としている。

「VARオペレーターコース」は、2018年に開催されたFIFAワールドカップ・ロシア大会で導入され、Jリーグが一部の公式戦でVARの採用を決定し、2019年9月にはYBCルヴァンカップ準々決勝などで導入される予定となっているVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）に関して、レフェリー、リプレイ・オペレーターを育成すべくコースを新設。海外リーグ等で使用されているVAR機器を使ったトレーニングや、GLT(ゴールライン・テクノロジー)・VARのサービスを展開する企業と連携し、指導を行う予定となっている。

●このニュースの詳細はこちら。（NSGグループ HPより）
https://www.nsg.gr.jp/blog/%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%80%81%e3%83%ac%e3%83%95%e3%82%a7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%80%81%e3%83%9b%e3%83%9a%e3%82%a4%e3%83%ad%e3%80%81%e3%83%95%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95/

記事元：PR Times