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【障がい者サッカー】バルサ財団とコナミデジタルエンタテインメントが、日本における障がい児のソーシャル・インクルージョンを促進

2019年07月30日 Written by 管理者

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 FCバルセロナが設立した「バルサ財団」は、7月22日、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの協賛のもと、アリーナ立川立飛で「ソーシャル・インクルージョン・フェスティバル」を開催した。日本各地から集まった、障がいを持つ少年少女とその他の子どもたち約200人が参加した。FCバルセロナ公認のサポーターズクラブ「PENYA F.C.BARCELONA JAPAN」のボランティアもイベントをサポートした。

 同イベントには、FCバルセロナ第一副会長 兼 バルサ財団副会長のジョルディ・カルドネル氏、元バルサ選手のジュリアーノ・ベレッチ氏、コナミデジタルエンタテインメント代表取締役会長の中野治氏が参加し、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の北澤豪会長も出席した。

 ベレッチ氏による「ゲームを楽しみ、共に学び合おう」との開会宣言に引き続き、10時半にイベントは開始した。

 イベントでは、チームワークを必要とする課題から、ボールを使ったゲームまで、さまざまなアクティビティが行われた。ベレッチ氏が視界を遮るゴーグルをつけ、視力障がいを持つ子どもが遭遇している不便さを共感的に理解するアクティビティもあった。

 今回参加した子どもの75%が何らかの障がいを抱えており、これは世界中で実施しているFutbolNetのイベントの中でも、最も高い比率となった。

 バルサ財団は、より平等でインクルーシブな社会の創設を目指し、コナミデジタルエンタテインメントの支援を得て、日本においてもさまざまな組織と協力してプログラムを実施している。「ソーシャル・インクルージョン・フェスティバル」は、バルサ財団の「多様性プログラム」の一環であり、現在、カタルーニャとニューヨークで、障がいを持つ子どものスポーツ参加の促進に力を入れている。

 世界で障がいを持つ少年・少女は9300万人(子ども全体の5%)と推定され、日本では、人口の6%が何らかの障がいを持っていると推定されている。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、日本政府は障がい者のソーシャル・インクルージョン促進の手段として、スポーツに着目している。

 FCバルセロナ 第一副会長 兼 バルサ財団 副会長、ジョルディ・カルドネル氏のコメント
「東京で日本の子どもたちに、このような活動機会を提供できたことを大変光栄に思います。バルサ財団の『FutbolNet』メソッド活用により子どもたちに、スポーツをすることに加えてバルサのマジックも楽しんでいただけたと思います。バルサ財団は、心と体の豊かさをもたらすことを目指して、日本を含む世界59カ国で活動を展開しています。コナミデジタルエンタテインメントの本プロジェクトに対するご支援・ご協力に深く感謝いたします。今後、シーズンを通して行われる、新たなバルサ財団プロジェクトにご期待ください」

 株式会社コナミデジタルエンタテインメント代表取締役会長、中野治氏のコメント
「弊社は2016年にFCバルセロナとプレミアムパートナー契約を締結しました。以前から多くの社会貢献活動を行っているFCバルセロナと真のパートナーシップを築くためには、一緒に社会貢献活動をすることが重要であると考え、バルサ財団の活動協力を継続して行っています。障がいの有無だけではなく、年齢や性別、国・地域を問わず、誰もが全員参加で楽しむことのできるスポーツアクティビティの考え方は、我々がゲームコンテンツの提供を通じて、世界中の人々をつないでいきたい想いにも重なります。本イベントの実施にあたりご尽力いただきましたバルサ財団、日本障がい者サッカー連盟、日本サッカー協会の皆さま、そして何よりも指導者および生徒としてご参加された皆さまに厚く御礼申し上げます」


記事元:PR Times


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