【Jリーグ】浦和レッズが「持続可能な開発目標(SDGs)」に参画
2019年07月09日 地域振興/社会貢献 チーム/リーグ経営 Written by 管理者
J1リーグ・浦和レッズは、2030年までに達成すべき国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs=エスディージーズ)」に参画している。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会においても、「SDGs」に沿った大会運営が重要なテーマの一つとなっている。その東京五輪の会場ともなっている埼玉スタジアム2002をホームスタジアムとしている浦和レッズでは、クラブ全体で「SDGs」に参画することで、「サッカーをはじめとするスポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会の実現」に貢献できるよう尽力するとしている。
2015年9月、国連は2030年に向けて優先的に解決すべき社会的課題や、今後のあるべき姿を17の目標と169のターゲットから構成される「SDGs」を発表。これらの目標の実現に向けては、企業の果たす役割が極めて重要であり、浦和レッズでは、これまでも試合運営、ホームタウン活動、総合スポーツ施設「レッズランド」の運営、埼玉スタジアムのアクセス改善など、「SDGs」に寄与する活動に取り組んできたが、「SDGs」が決議されたことを契機に、これまでの枠組みを発展的に組み替えることとなった。
今後、社会的課題の解決に向けて企業に求められる役割の変化、サッカーという素晴らしいスポーツと深く関わっている身として果たすべき役割についてさらに理解を深めながら、提携している国連の友アジア-パシフィックと共に、「SDGs」に参画する。
17ある「SDGs」の目標に寄与する活動としては、例えば、試合運営は、『5.ジェンダー平等を実現しよう』、『11.住み続けられるまちづくり』という目標に、ホームタウン活動と「レッズランド」の運営は、『3.すべての人に健康と福祉を』、『4.高い質の教育をみんなに』、『5.ジェンダー平等を実現しよう』、『11.住み続けられるまちづくり』、『17.パートナーシップで目標を達成しよう』という目標にあてはまると考えられる。また、埼玉スタジアムのアクセス改善は、『11.住み続けられるまちづくり』、『13.気象変動に具体的な対策を』、『15.陸の豊かさを守ろう』という目標に沿ったものとなる。クラブの活動すべてが「SDGs」の目標に寄与するものではないが、今後は今まで以上に「SDGs」を意識した取り組みを行っていくとしている。
また、従来から活動してきた「SPORTS FOR PEACE !プロジェクト」は、「SDGs」の目標に合致した活動であるとの考えから、今後は「SDGs」の重要な取り組みの一つとして継続していくことになる。
浦和レッズは「SPORTS FOR PEACE !プロジェクト」の取り組みとして、草の根国際交流活動である『ハートフルサッカーinアジア』や『東日本大震災等支援プロジェクト』、『安全なスタジアムづくり』などを行ってきた。2014年4月からは差別的横断幕事案を契機に差別撲滅アクションプログラム『”ZERO TOLERANCE”(絶対許さない)』を策定しプログラムを実施。アクションプログラムは2019年3月に終了したが 、差別撲滅に向けた活動についてはさらに拡充させるなど、今後も「SDGs」のもとで推進する。
●このニュースの詳細はこちら。(浦和レッズ 公式サイトより)
http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/sdgs%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%8f%82%e7%94%bb%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
記事元:PR Times
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