Symposium | 平昌2018大会におけるハイパフォーマンスセンターの医・科学サポート活動 | ◆ 石毛 勇介(日本スポーツ振興センター) ◆ 奥脇 透(日本スポーツ振興センター) ◆ 横澤 俊治(日本スポーツ振興センター) |
平昌2018大会に向けてハイパフォーマンスセンターでは様々な医・科学サポートを行いました。競技現場からの声と共に各種支援の取り組みを振り返り、平昌2018大会での成果や課題を整理し、東京2020大会を含めた今後にどのように活かすべきかを議論します。 |
東京2020大会を2年後に控えた今、医・科学ができること | ◆ 飯塚 太郎(日本バドミントン協会) ◆ 禰屋 光男(日本車いすバスケットボール連盟/びわこ成蹊スポーツ大学) ◆ 山田 耕司(日本卓球協会) ◆ 窪 康之(日本スポーツ振興センター) |
東京2020大会までの限られた時間の中で、ハイパフォーマンスセンターは何ができるか。競技現場で活躍する競技団体スタッフと共に、医・科学サポートを効果的に行うための組織間連携のあり方等について議論します。 |
東京2020大会以降も見据えて、世界が目指すところ、そしてハイパフォーマンスセンターHPCが目指す姿 | ◆ ポール・ワイルマン(ブリュッセル自由大学/ オランダオリンピック委員会・スポーツ連合) ◆ ルイーズ・バーク(オーストラリア国立スポーツ研究所) ◆ 石毛 勇介(日本スポーツ振興センター) ◆ 久木留 毅(日本スポーツ振興センター) |
海外ではパフォーマンス向上におけるアスリートの「ウェルビーイング」が注目され始めています。オランダでは心理学者や精神科医等の専門家から成るPerformance Behaviourグループがナショナルチームのメンタルサポートにあたっています。そのグループを統括するポール・ワイルマン博士から、「Performance Bahaviour」の学術的背景やヨーロッパの事例を紹介いただきます。 |
Keynote | カナダにおける国際競技力向上戦略 | ◆ アン・マークリンガー(カナダ・Own The Podium) |
カナダは自国開催となるバンクーバー2010冬季大会に向け、スポーツ関係機関が合同戦略「Own The Podium (OTP)」を策定し、最多メダル獲得国に輝きました。その後の変遷を経てOTP は現在も各競技への投資戦略決定機関として重要な役割を担っています。この度CEOのアン・マークリンガー氏をお招きし、カナダにおける近年のメダル獲得戦略をご紹介いただきます。 |
エリートアスリートのための栄養サポート戦略 ~ オーストラリア国立スポーツ研究所(AIS)28年間の軌跡~ | ◆ ルイーズ・バーク(オーストラリア国立スポーツ研究所) |
オーストラリア国立スポーツ研究所(AIS)のスポーツ栄養部門を設立から率いると共に、国際的権威として長年世界のスポーツ栄養学も牽引するルイーズ・バーク氏から、これまでAISで取り組まれてきたエリートスポーツにおける栄養サポートの変遷についてご紹介いただきます。 |
ハイパフォーマンスにおけるコーチング手法 ~Performance Behavior~ | ◆ ポール・ワイルマン(ブリュッセル自由大学/ オランダオリンピック委員会・スポーツ連合) |
世界は既にパリ2024大会・2026冬季大会を見据えて動き出しています。変わり行く世界の動向も踏まえ、長期的かつ俯瞰的な視野で国際競技力向上を考えていくことが必要です。クロージングセッションとして、2日間で取り上げた様々な話題を振り返りながら、基調講演者と共に東京2020大会とその先を見据えたハイパフォーマンススポーツのビジョンについて議論します。 |
Panel Discussion | 2028年、あなたは何をしていますか? ~デュアルキャリアのすすめ~ 人生100年時代の自分のために | ◆ 髙嶌 遥(日本スポーツ振興センター) ◆ 千田 健太(日本スポーツ振興センター) ◆ アスリートキャリアアドバイザー 他 |
デュアルキャリアの考え方とその支援の取り組みを紹介します。また、アスリートキャリア形成支援の専門家であるスポーツキャリアアドバイザーとの個別相談を実施します。 |
アスリートデータがスポーツ現場を支える ~データでつながるプロフェッショナル支援・連携~ | ◆ 亀井 明子(日本スポーツ振興センター) ◆ 白井 克佳(日本スポーツ振興センター) ◆ 田村 尚之(日本スポーツ振興センター) |
ハイパフォーマンスセンターでは、アスリートが自身のコンディションデータを確認しながら、日々質の高いトレーニングを行うための仕組みづくりに取り組んでいます。2018年度からは既存の支援システムを統合し「アスリートデータセンター」の運用を開始しました。これを活用した、トレーニング及び栄養サポートについてご紹介します。 |
ハイパフォーマンスセンターのトータルサポート -レスリングの事例- | ◆ 相澤 勝治(専修大学/日本レスリング協会) ◆ 近藤 衣美(日本スポーツ振興センター) ◆ 西牧 未央(日本スポーツ振興センター) ◆ 山下 大地(日本スポーツ振興センター) |
ハイパフォーマンスセンターの医・科学サポートを、年間のトレーニング計画にどう取り入れるか事前に検討・調整することで、より高いサポート効果が期待できます。レスリングを事例に、選手やチームの強化に繋がるサポート活用方法を紹介します。 |
2020年以降を見据えたアスリート育成強化のプランニング | ◆ 及川 晋平 (日本車いすバスケットボール連盟) ◆ 河野 孝典 (全日本スキー連盟) ◆ ジェイソン・ガルビン(International Sport Advisory Services) ◆ 松井 陽子(日本スポーツ振興センター) |
アスリートの育成・強化には、次世代を見据えた長期的な視点が必要です。そのためには、根拠に基づいた目標の設定とその実現に向けたプランの策定が鍵になります。実際の競技団体の事例を見ながら、プラン策定のための現状分析・課題抽出方法、各種事業の活用など、作成におけるポイントを解説します。 |
ハイパフォーマンススポーツにおける女性の活躍~女性エリートコーチ育成は「誰」が取り組む?~ | ◆ 浅見 敬子(日本ラグビーフットボール協会) ◆ 加藤 敏弘(日本バスケットボール協会/茨城大学) ◆ 菅原 智恵子(日本フェンシング協会) ◆ 山下 修平(日本スポーツ振興センター) |
女性が活躍するためには、『本人の能力や実績を評価し、役割や仕事を与えるために周囲に働きかける存在』が必要だと指摘されています。ハイパフォーマンススポーツにおいても、海外ではそのような考えが浸透していますが、国内ではまだ馴染みがありません。日本のスポーツ界で女性のさらなる活躍を促進するために、海外における事例を紹介し、スポーツ界における「評価し、役割を与える存在」について考えます。 |
世界で勝ち続けるには理由(わけ)がある ~リーダーに求められる18の特性~ | ◆ 秋草 美奈子 (コーン・フェリー・ヘイグループ) ◆ 櫻井 誠一 (日本身体障がい者水泳連盟) ◆ 皆川 賢太郎 (全日本スキー連盟) ◆ ジェイソン・ガルビン(International Sport Advisory Services) |
強豪国では、競技団体の強化全体を統括する「ハイパフォーマンスディレクター(HPD)」が重要な存在となっており、日本でものこの人材育成が急務とされています。HPDに求められる資質・特性とは何か、そして日本における育成システムをどう構築していくか、国内外の調査結果を示しながら考えます。 |
大会における感染症対策 | ◆ 篠塚 規 (千駄ヶ谷インターナショナルクリニック) ◆ 蒲原 一之 (日本スポーツ振興センター) ◆ 土肥 美智子(日本スポーツ振興センター) |
平昌2018大会でノロウイルス感染が問題となったように、国際大会に参加する際には入念な事前準備を含めた感染症対策が不可欠です。平昌帯同医と感染症専門医を交え、東京2020大会に向けて海外から持ち込まれる危険性のある感染症への対策を含め、注意すべき点等について話し合います。 |
Lecture | パスウェイ推進のすゝめ~ 革新的なタレント発掘・育成の取組をしたアスリートの事例から~ | ◆ 坂爪 亮介 (ショートトラック) ◆ ジェイソン・ガルビン(International Sport Advisory Services) |
トップアスリートに至る過程(パスウェイ)において、パフォーマンスの向上を促進・阻害する要因とは何か?革新的な取り組みで世界トップクラスに登りつめたアスリートの事例を、アスリート育成フレームワーク「FTEM(Foundations, Talent, Elite, Mastery)」に沿って説明します。 |
東京2020大会の価値ある成功に向けて~価値を失わせる脅威に対峙する~ | ◆ 和久 貴洋(日本スポーツ振興センター)
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スポーツの健全性(スポーツ・インテグリティ)に対して社会から大きな期待と関心が集まっています。東京2020大会に向けてオールジャパンで準備が進められている今、東京2020大会の「価値ある成功」とは何か、また、そのためにハイパフォーマンススポーツに携わる者がすべきことは何か、改めて考えましょう。 |