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【ブラインドサッカー】株式会社Gファクトリーが、日本ブラインドサッカー協会「スポ育」事業パートナーシップ契約を締結

2018年07月03日 Written by 管理者

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 NPO法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)と、株式会社Gファクトリーは、学校向け体験授業「スポ育」事業のパートナーシップ契約を締結した。契約期間は、2018年7月1日から2019年6月30日までの1年間。

「スポ育」は、パラリンピック競技であるブラインドサッカーの要素を用いたダイバーシティ(多様性)教育プログラムで、ブラインドサッカーの普及活動を学校現場の課題解決に応用する形で2010年秋からスタートしており、視覚に障がいのあるブラインドサッカー選手らを講師として派遣し、アイマスクを使って視覚を閉じた状態で、さまざまなワークを行う。ブラインドサッカーを通じて子どもたちが視覚障がい者と触れ合うことにより、障がい者への理解や多様な個性の尊重、相手の立場に立った声の掛け方の大切さなどの気づきを生み出した、子どもたちが他の障がい者スポーツやパラリンピックにも興味を持ったなど、学校関係者から高い評価を受けている。

 実施件数と体験者数は、事業を開始した2010年9月から2018年3月までの累計で2634件、11万5430人(1件あたり90分、20名から50名が基本)。パートナーシップ契約を結んだ企業の協賛金により、学校側が講師の派遣や教材等の経費を負担することなく(遠隔地などの特殊なケースを除く)、プログラムの無償提供が可能になっている。対象地域は関東と関西。

 Gファクトリーは、「ものづくりを、人で強くする」をモットーに国内大手製造業向けの総合的な人材サービスを行っている。地域での雇用創出による社会貢献を事業目標に掲げ、すべての人がイキイキと働ける、人材のダイバーシティ企業となることを目指している。

 今回、Gファクトリーは、JBFAが掲げるビジョン「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」に共感し、スポ育パートナーとしての契約締結に至った。両者は、ブラインドサッカーを通じて、共生社会の実現に向けて活動を一層推進していくとしている。

 株式会社Gファクトリー代表、石津剛氏のコメント。
「自分自身が学生時代に取り組んできたスポーツ経験から、スポーツを通じて得られる『気づき』や『学び』の重要性を、事業経営の中でも常に強く感じています。これからの日本の社会を支える子どもたちが『スポ育』を体験することで、視覚障がい者に対する理解を深め、コミュニケーションの大切さを実感してもらうことを願い、協賛サポートを決めました。障がい者雇用の推進をはじめ、地域との連携をさらに深め、少しでも社会に貢献できるよう、支援していきたいと考えています」

 NPO法人日本ブラインドサッカー協会代表理事、釜本美佐子氏のコメント。
「スポンサーのご理解やご協力を得て広まりつつある『スポ育』ですが、その活動範囲はまだ関東と関西にとどまり、残念ながら全国には広がっておりません。けれども、需要はとても多く、全国の大勢の方々にお待ちいただいている状況です。それだけに、Gファクトリーさまとの今回の契約締結を、とてもうれしく思っています。誠にありがとうございました。スポ育を体験した子どもたちを通じて、社会の人々の障がいへの理解がさらに深まり、『混ざりあう社会』の実現がかないますことを、心から願っております」

●このニュースの詳細はこちら。
http://www.b-soccer.jp/11612/news/news-pressrelease/pr180702gfactory.html

■ブラインドサッカー「スポ育」プロジェクト
http://supoiku.b-soccer.jp/


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