【ICT】団体スポーツのフォーメーション戦術をドローンで分析する「スカイフォーメーション」が6月1日(木)より本格展開
2017年05月29日 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
産業用ドローンの開発・販売を行う株式会社スカイロボットは、団体スポーツのフォーメーション戦術をドローン技術で分析できる「スカイフォーメーション」を6月1日(木)より本格展開する。
産業用ドローンはインフラ点検・農林業・捜索などに活用されており、需要は年々急増している。現在、ドローンの潜在市場は約15兆円と想定され、トンネルや橋梁、太陽光パネルなど、各種施設の点検への利用が始まっており、実験段階ではあるがドローンを利用した配送サービスなどにも注目が集まっている。
今回サービスを開始する「スカイフォーメーション」は、スポーツシーンにおいて練習風景や試合風景をドローン搭載のHDカメラで撮影し、空から見た迫力ある映像データを提供する。団体スポーツで必要となるチームプレーを上空から確認することで、普段見ることができない角度から選手の動きを「見える化」し、監督・コーチ・選手の全員に新たな発見することができる。
団体スポーツの中でも大人数で行い、試合会場が広く、なかなか選手全員の動きを把握するのが難しいサッカー。「スカイフォーメーション」を使用することで、上空から試合の様子を撮影し、オフサイドトラップなど高度なチームプレーを必要とする動きもしっかりと分析、実践につなげることができる。また、大人の戦争ごっことしてブレイクしているサバイバルゲームなどのアクティビティでも、上空から相手の動きを捉えることができ、また夜間飛行も可能なため昼夜問わず利用できる。
また、炎天下で激しいスポーツを行う際に、注意しなければいけないのが熱中症だ。救急搬送される熱中症患者は、年間5.5万人以上といわれている。ドローンに搭載した赤外線サーモグラフィカメラを使用することで、選手たちの運動量や体温を分析できるため、熱中症も予防することができる。人間ドックならぬ『ドローンドック』として、IoT技術による分析効果を発揮する。
スカイロボットは、5月12日に、実証実験としてイングランド・プレミアムリーグの名門リバプールFCが指導するインターナショナル・アカデミーの千葉県・南房総校で、フォーメーション戦術分析とサーモグラフィカメラによる運動量分析や熱中症対策を赤外線カメラ搭載ドローンで実践した。その際、スカイロボットが開発した赤外線カメラユニット搭載ドローン「SKYSCAN AIR」を使用、小型ドローンに取り付けられた赤外線サーモグラフィカメラとリアルタイムで、ドローンから送られてくる映像を確認できる専用スカウターにより、効率的な練習分析を体験した。
■株式会社スカイロボット 企業HP
http://www.skyrobot.co.jp
記事元:PR TIMES
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