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【パデル】日本パデル協会が国際パデル連盟に正式加盟

2017年01月30日 Written by 管理者

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 一般社団法人 日本パデル協会(JPA)は、2017年より国際パデル連盟に正式加盟した。

 国際パデル連盟は、1991年7月12日に設立された、スペインのマドリードに本部を置くパデルの国際統括団体だ。

 JPAは2016年の発足時から国際パデル連盟への加盟に向けて活動を進め、今回アジアで初めて国際パデル連盟の認定を受け、28カ国目の加盟団体となった。国際パデル連盟に加盟したことにより、パデルの国際大会World Padel Championshipsの開催国に立候補が可能となる他、同大会に日本代表選手が出場できる。

 現在、日本のパデル競技人口は約1万人と予想される。これに対して、パデルの本場スペインの競技人口は400万人に上るといわれており、日本ではまだまだ競技人口拡大の余地がある。近年、ヨーロッパ各国では、パデルの普及が急速に進み、コートの建設も積極的に行われている。アジアの国々にもパデルが上陸し始めており、これから先の数年間でヨーロッパと同様の普及曲線をたどると考えられている。

 現在、アジアでパデルコートがある国は、2013年にパデルが上陸した日本、2016年に上陸したタイと中国の3カ国だ。日本では、JPAを中心として各パデル事業者やパデルの広報大使を務める約100名のパデルエバンジェリストがバデルの普及活動を行っている。

 その中でも、JPAが重要視し、急速に進めているのはコートの運営ノウハウの共有や、コーチの育成、ルールやコート基準の確立など、パデルを普及するために欠かせない仕組みづくりと、ノウハウの蓄積だ。JPAでは近い将来、これらのノウハウをアジア各国へ輸出することで、日本だけでなくアジアへパデルを普及する中心的役割を担っていく。

 JPAは、2030年にパデルの競技人口100万人を目指し、パデルのマーケットを日本につくっていく。まずは、2017年春からパデルの全国大会を開始する予定だ。また、全国大会に先駆けて、JPA公式試合の参加申し込みや、参加者のランキング、大会情報などを管理するシステムの開発を進めており、2017年3月頃にリリースを予定している。全国大会は今後毎年開催し、2020年には日本でパデル国際大会を開催する予定だ。

 この他、2017年中にアジア市場への進出を予定している。まずは2017年2月にJPAの引率でパデルエバンジェリストをはじめとしたパデル関係者14名がタイへ渡航し、タイのパデル施設を視察するとともに、現地のパデル関係者と親善試合を行う予定となっている。

●一般社団法人日本パデル協会 HP
http://www.japanpadel.com/


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