【陸上】セイコー、東京2025世界陸上でオフィシャルタイマーを担当。選手の動きをAIで追跡、パフォーマンスデータをリアルタイムで計測・表示する最新技術と新機材を導入
2025年09月03日 スポンサーシップ/パートナーシップ マーケティング/プロモーション/ブランディング アスリートマネジメント/セカンドキャリア 大会/イベント運営 育成,教育/スクール産業 テクノロジー/デジタル Written by 管理者

セイコーグループ株式会社は、2025年9月13日(土)から21日(日)までの9日間にわたり、国立競技場で開催される「東京2025世界陸上」(主催:ワールドアスレティックス(以下、WA))において、第2回ローマ大会(1987年)以降19大会連続でオフィシャルタイマーを務める。
本大会では、短距離種目において、レース中の選手一人一人の動きをAIで追跡し、ラップタイムやスピードなどのパフォーマンスデータをリアルタイムで計測・表示する最新技術と新機材を導入する。また、ブランドコンセプト「A TRUE MOMENT」を体験できるさまざまなイベントが銀座・明治神宮外苑周辺で実施される予定。これまで築いてきた挑戦の歴史と技術の結晶を、東京という特別な舞台から世界へと発信し、アスリートとともに、数字だけでは語りきれない“瞬間の価値”を支えるとしている。
計時・計測における最新技術と新機材の導入
・短距離種目に「VTT(Video Track Tracking system)」を導入
VTT(ビデオトラックトラッキングシステム)は、競技場全周に設置された12台のカメラが、レース中の選手一人一人の動きをAIで追跡し、ラップタイムやスピードなどのパフォーマンスデータをリアルタイムで計測・表示するシステム。このデータは、テレビ中継やスタジアムの大型ビジョンなどを通じて観客に共有され、選手の走りの迫力や駆け引きの妙をより深く実感できるようになる。VTTは、100m走から400mハードルまでの短距離種目に対応している。
・東京開催を記念し、大会オリジナルのファイナルラップベルを制作
WA主催大会としては初となる、本大会限定の「ファイナルラップベル」を制作。このファイナルラップベルは、800m以上の中長距離種目において、選手が最後の1周に突入する際に、審判員が鳴らす鐘となる。その一打が、最後の勝負の幕開けを告げる合図となる。
鐘の本体は、梵鐘(お寺の鐘)などを手がける鋳造メーカーとして国内最大手である富山県高岡市の「老子製作所」が、青銅で丁寧に鋳造。重厚なたたずまいと澄んだ音色を兼ね備えている。鐘を鳴らすための紐には、創業100年以上の歴史を持ち、東京都で江戸組紐の伝統を継承する「龍工房」の組紐を使用。大会カラーの江戸紫に金銀の糸を織り交ぜた意匠が、緊張感の中に華やかさを添える。日本の職人技と美意識を結集したこのラップベルは、競技場で実際に使用されるほか、セイコーハウス6階の企画展でも展示される予定だ。日本のものづくりの魂が競技の熱気に特別な輝きをもたらす。
セイコースポーツブランディングの新コンセプト「A TRUE MOMENT」を体験できるイベント
セイコーでは、アスリートの挑戦を支える“計時・計測機器”が主役のCM「A TRUE MOMENT」を制作し、今年3月から公開。本大会では、「A TRUE MOMENT」を体験できるさまざまなイベント等が実施される。
■CM「A TRUE MOMENT」の詳細 ⇒ https://www.seiko.co.jp/news/sgc/2025/202503281000.html
・セイコーハウスで世界陸上を記念したイベントを開催
<特別企画展「HARMONY OF THE MOMENTS」(セイコーハウスホール)>
銀座のランドマークとして知られるセイコーハウス6階にあるセイコーハウスホールで、朝日新聞社、公益財団法人東京2025世界陸上財団の協力の下、本大会を記念した特別展示「HARMONY OF THE MOMENTS」を開催。本展では、セイコーが刻んできた世界陸上の歴史を、時計にちなんで「12」の展示物と音で体験できる「12 MOMENTS」、選手の精神世界に没入体験できる「BEYOND MOMENTS」、大会と連動して記録が更新される度に展示物が増える「REALTIME RECORDS」、セイコータイマーと撮影できる「PHOTO SPACE」など、多彩な企画を展開。また、世界陸上の歴史を紹介する本企画展オリジナルの動画も上映される。陸上の魅力と記録の美しさを銀座から世界へ発信する。
・イベント名称:HARMONY OF THE MOMENTS
・開催日時:9月12日(金)~21日(日) ※10日間
平日・土日祝:11:00~19:00
・場所:セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4丁目5‐11 セイコーハウス6階)
・協力:朝日新聞社、公益財団法人東京2025世界陸上財団
・入場料:無料
<時計塔が本大会のテーマカラー江戸紫色にライトアップ>
セイコーハウスは、本大会を記念して、時計塔を大会テーマカラーである江戸紫色に夜間ライトアップ。大会ロゴ入りのスペシャルフラッグも掲出される。
・開催日: 9月8日(月)~21日(日) ※14日間
・時間:18:00~22:00
・場所:セイコーハウス(東京都中央区銀座4丁目5-11)
<ショーウインドウに「東京世界陸上アートプロジェクト」オリジナルアートが登場>
「東京世界陸上アートプロジェクト」と題し、東京2025世界陸上での活躍が期待される選手たちの巨大壁画アートが都内各地に登場。その一環としてセイコーは、セイコーハウスのショーウインドウで、アートカンパニー「OVER ALLs(オーバーオールズ)」とのコラボレーションによる特別展示を実施する。女子やり投げ日本代表・北口榛花選手をモチーフにしたオリジナルアートが登場。新たな記録に挑む躍動感あふれる彼女の姿がアートを通じて表現される。スポーツとアートが交差する銀座の街角で、通りを行き交う人々に競技の熱気や選手の情熱を届ける。
・開催日:9月8日(月)~21日(日) ※14日間
・場所:セイコーハウス(東京都中央区銀座4丁目5-11)
・コラボカフェ(Seiko 0.001 cafe)を期間限定で開催
「A TRUE MOMENT」のコンセプトを体験できる特別なカフェ空間を、国立競技場近くの「ロイヤルガーデンカフェ青山」とのコラボレーションで開催。カフェの入り口には大会の熱気を感じられるフォトスポットを設置し、店内ではセイコーの世界観を装飾で表現。さらに、ここでしか味わえない限定のオリジナルメニューも登場し、“真の瞬間”を五感で楽しめる。競技場の興奮が街へと広がり、スポーツの感動が日常の中に溶け込む、そんな特別なひとときが味わえる。
・イベント名称:セイコーコラボカフェ Seiko “0.001” cafe
・実施期間:9月11日(木)~21日(日) ※11日間
・営業時間:平日11:00-19:00 土日祝:9:00-22:00
(11日は17時より営業)
・会場:ロイヤルガーデンカフェ青山 (東京都港区北青山2丁目1-19)
・国立競技場にて、コマーシャルディスプレイ(会場周辺ブース)を出展
世界陸上が開催される国立競技場外構部Eゲート(外苑門)付近で、特設のコマーシャルディスプレイを出展。メダルセレモニーが行われる「メダルプラザ」に近いエリアに位置している。実際のマラソン競技で使用されるスポーツタイマーを使ったミニゲームコーナーも登場し、セイコーの計時技術を体験しながら楽しめる空間となる。また、世界陸上限定のウオッチやクロックを間近で見られるほか、その場で購入できる販売コーナーも併設される。
・実施期間:9月13日(土)~21日(日) ※9日間
・営業時間:土日祝:販売 11:00-19:00 ミニゲーム 11:00-20:00
平日:販売 15:00-19:00 ミニゲーム 15:00-20:00
・場所:国立競技場外溝、メダルプラザ付近
・販売商品: クロック スポーツタイマークロック4Ref
ウオッチ Prospex、Astron、Seiko 5 Sports
・未来のアスリートたちに、“本物”の瞬間を届ける「時育®セイコースポーツアカデミー」を実施
世界陸上が開催される国立競技場で、陸上競技女子100mの日本記録保持者であり、セイコースマイルアンバサダーでもある福島千里氏を講師に迎え、一般の子どもたちを対象とした特別な陸上教室を開催。世界陸上で使われる最新の計時計測機器の体験と、トップアスリートから直接指導を受けられる貴重な機会に、競技場の空気を肌で感じながら、走る楽しさと挑戦する喜びを体験できる。未来のアスリートたちに、“本物”の瞬間を届ける――セイコーは、スポーツの感動を次世代へとつなぐ活動にも力を注ぐ。
・名称:時育 セイコースポーツアカデミー in東京2025世界陸上
・実施日時:9月20日(土) 13:30~16:15
・会場:晴天時 国立競技場メイントラック
雨天時 国立競技場雨天走路(予定)
・講師:福島千里氏
・対象:陸上部、陸上クラブに所属する小学5年生~中学3年生
※応募は終了
<講師プロフィール>
北京・ロンドン・リオデジャネイロ日本代表。女子100mの日本記録保持者。日本選手権の100mで2010年から2016年にかけて7連覇を成し遂げ、2011年の世界陸上では日本女子史上初となる準決勝進出。2022年1月に現役生活を引退。引退後は「セイコースマイルアンバサダー(スポーツ担当)」に就任。「時育 セイコーわくわくスポーツ教室」などの活動を通じて次世代育成に貢献。
セイコーと計時・計測について
1964年の東京大会を契機に、スポーツにおける公式計時へ挑戦して以来、セイコーは技術革新を重ねている。1985年にはIAAF(現WA)とスポンサー契約を締結し、1987年の第2回ローマ大会から19大会連続で世界陸上のオフィシャルタイマーを担当。また、WA主催の200を超える国際陸上競技選手権大会においても、その精度と信頼性をもとに計時・計測を担ってきた。
陸上競技には、スタート前の静寂、フィニッシュへ向けた高揚、記録の瞬間に宿る歓喜と悔しさなど、一瞬一瞬に濃密なドラマが凝縮されている。セイコーはその一瞬を1000分の1秒で捉え、スポーツの感動を“見える化”することで、競技の魅力と臨場感を最大限に引き出す。近年では、リアルタイムで競技データを可視化する技術の進化にも注力し、観客の体験価値をより豊かに高める取り組みを進めている。
大会概要について
・大会名:東京2025世界陸上競技選手権大会
・日程:2025年9月13日(土)~21日(日) ※9日間
・大会運営組織:公益財団法人東京2025世界陸上財団
・競技種目:49種目(男子24種目、女子24種目、男女混合1種目)
・競技会場:国立競技場(マラソン、競歩は東京都内で実施)
・参加選手数:約210カ国・地域から約2000人
・テレビ放映:国内ではTBS全国中継を予定
■セイコーグループHP 世界陸上特設ページ ⇒ https://www.seiko.co.jp/sports/various/world_athletics/
●このニュースの詳細はこちら。(セイコーグループ株式会社 HPより)
https://www.seiko.co.jp/news/sgc/2025/202508281100.html
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