【Bリーグ】日本財団とB.LEAGUEが共同で「スポーツ×社会・地域の課題解決とまちづくり」総額2.8億円/第1弾として10件(約1.1億円)が決定
2025年07月11日 スポンサーシップ/パートナーシップ 地域振興/社会貢献 チーム/リーグ経営 Written by 管理者

公益財団法人 日本財団は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、B.LEAGUE)と共同で、地域や社会の課題解決を推進する取り組み(総額約2.8億円)の第1弾として、「まちづくり」をテーマに、計10件・106,476,000円となる事業の開始を発表した。
2017年1月に連携協定を締結した両者はこれまで、震災復興の支援や新型コロナ対策活動、難病児や経済的に困窮している家庭へのスポーツ体験の提供、試合観戦および選手との交流機会の創出等で協働し、各々の強みやリソースを生かした社会的な取り組みを推進してきた。今回、地域の子ども食堂やスポーツ施設運営等、B.LEAGUE加盟クラブが実施してきたまちづくり事業の先行事例等を生かし各地に広げるため、事業提案を全国のクラブから募集。子ども食堂の整備・スポーツ格差の是正・交流拠点の創出等、10道府県・10クラブの提案が採択された。日本財団からはまちづくり事業のノウハウ提供や活動費助成で各取り組みを支援する。
日本財団では2017年から、子どもや障害者支援、災害復興、環境問題等の領域で、スポーツやアスリートの力を活用して社会課題の解決を促進する「HEROs プロジェクト」を実施。選手やファンの参画を加速するためにプロスポーツリーグとの連携も進めており、2025年5月には日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と「サステナビリティ領域における連携協定」を締結した。B.LEAGUEではこれまで、「PEOPLE(人類)/PEACE(平和)/PLANET(地球)」をテーマに掲げたCSR(社会的責任)活動「B.LEAGUE Hope(B.Hope)」を推進しており、日本財団との連携による相乗効果で、取り組み規模・効果・社会的波及の拡大を目指す。
<登壇者コメント>
日本財団 理事長、笹川順平氏
地方における子どもたちの体験格差は、私たちも是正したいと考えている社会課題の一つです。B.LEAGUEは、全国に40のクラブと約500万人の熱狂的なファンを有する、地域に根ざしたプロスポーツリーグですし、バスケットボールのファンは、野球やサッカーなど他のスポーツと比べて、20代・30代の若年層が多いことがわかっています。当財団としましては、この連携を通じて、若い世代をはじめ多くの方が社会的な取り組みに関わるきっかけを創出したく思います。
B.LEAGUE チェアマン、島田慎二氏
B.LEAGUEと日本財団は、今回の事業を通じて、スポーツ×地域課題解決型の「B.LEAGUE×まちづくり」のモデルケースを創出し、その機運を全国へ醸成していくことを目指します。B.LEAGUEのクラブは、「ヒトを動かすチカラ」「企業を巻き込むチカラ」「行政と共に突破するチカラ」「つなぐチカラ」というまちづくりにも貢献できるチカラを有しています。
しかし、まちづくりに取り組めているクラブは限られております。B.LEAGUEは、今回の本協定強化と本事業の推進を契機に、より一層、クラブのまちづくりに対する取り組みへの後方支援を強化し、拡大させてまいります。 最終的には、全国でクラブがまちづくりに貢献することで「感動立国」の実現を目指してまいります。
日本財団について
https://www.nippon-foundation.or.jp/
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、⽇本最⼤規模の財団として創⽴以来、人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上⾦からの交付⾦を財源として推進している。
<今回決定した事業一覧>
<レバンガ北海道>
レバンガこどもBASE ~プロチーム練習場を活かした地域共育拠点づくり
廃校を改装したプロバスケットボールチームの練習場に併設された家庭科室を活用し、地域の子どもたちと保護者を対象とした「子ども食堂」を運営する。
<秋田ノーザンハピネッツ>
スポーツチーム型こども居場所モデルの構築
こども食堂「みんなのテーブル」の経験を基に、レシピアプリの開発を実施。さらに新しく食と遊びの居場所を、常設・移動型で提供し、地域の子ども支援を多角的に推進。
<茨城ロボッツ>
ロボッツがつなぐ「みんなで育てるまち」プロジェクト
水戸の商店街の中心にあるM-SPOでのパブリックビューイングを中心にまちなかの交流拠点として、商店街や地域と連動したウォーカブルなイベントを企画。地域住民と共に運営チームを立ち上げ持続的で自走可能な組織づくりを目指す。
<川崎ブレイブサンダース>
THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERS Global Connect
ザ・ライトハウスに外国人スタッフを配置。英語に触れる機会を創出し、グローバル社会に貢献できる人材育成を支援。外国人家庭のこどもの利用も促進し、多様な人々の共生を目指す。
<名古屋ダイヤモンドドルフィンズ>
バスケコミュニティがハブとなる持続的な地域コミュニティ形成
持続可能な地域コミュニティ形成を目指し、部活動地域展開を起点に社会課題の担い手を育成。様々な地域課題活動を支える財源を生むサイクルを創出する「共生型まちづくりプラットフォーム」を構築する。
<大阪エヴェッサ>
つなぐプロジェクト ~地域×スポーツ×働く~リアルお仕事体験in商店街
「バスケットボールで大阪を元気に!」の考えのもと、地域コミュニティ強化につながる取り組みで大阪の商店街を元気に!そして、「働くとは何か」を伝え、社会課題である「働き手不足」の解決につながる職業体験プログラムに取り組む。
<福島ファイヤーボンズ>
~放課後のインフラをつくる~郡山まちづくりビジョン連携型スポーツコミュニティー
開成山地区体育施設を拠点に、常設型運動プログラム“スポコミュ!” を提供。スポーツを通じて誰でも継続的に通える居場所を創出し、地域ぐるみで子どもの育成とウェルビーイングを支えるまちづくりモデルの確立を目指す。同時に「まちづくりビジョン」策定、将来的な公共連携の基盤形成を進める。
<信州ブレイブウォリアーズ>
レガシー(ホワイトリング)を活用した「地域交流拠点事業」
「長野冬季五輪レガシーの有効活用」や「アリーナの地域交流拠点化」を目指し、ホワイトリングにてアートワークショップ等を開催。現状アリーナの課題や解決の方向性を検討する。
<ベルテックス静岡>
VELTEX ART GALLERY スポーツ×アートが推進する共生社会
スポーツ×アートの取り組みを通して、主に知的障がいをお持ちの方々とワークショップを展開し、その過程で制作したアート作品をホームゲームのほか県内各所にディスプレーすることで、「共に生きる社会」のメッセージを届ける。
<熊本ヴォルターズ>
熊本ヴォルフェスタ~ともに 熱源で街を一つにする~
熊本城周辺の観光・文化拠点と連携し、バスケ、音楽、熊本グルメを融合した複合イベントなどを実施することで、スポーツを超えた"熱源"になる、地域を盛り上げ周遊を促すまちづくりビジョン構築を目指す。
●このニュースの詳細はこちら。
B.LEAGUE 公式サイトより:https://www.bleague.jp/news_detail/id=533393
日本財団 HPより:https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2025/20250708-113618.html
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