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【ゆるスポーツ】元体操のお兄さん・福尾誠さんが、世界ゆるスポーツ協会の「ゆるスポーツライフスタイリスト」に就任

2025年05月30日 Written by 管理者

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NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』第12代体操のお兄さんでおなじみの福尾誠さん(株式会社coseiro)が、一般社団法人世界ゆるスポーツ協会の「ゆるスポーツライフスタイリスト」に就任した。

コラボのきっかけとなった『チュロスポ』とはどのようなスポーツフェスティバルだったのか。「ゆるスポーツライフスタイリスト」は具体的にどのような役割なのか。福尾誠さんと、世界ゆるスポーツ協会代表 澤田智洋氏の対談が行われた。


澤田氏:そもそも福尾さんが、初めてゆるスポーツを知ったきっかけは何ですか?

福尾さん:大学でスポーツ健康科学を教えていた頃、競技や勝敗にとらわれず、運動の楽しさ自体を伝える活動に興味を持ちました。その際、競争を目的としない新しいスポーツのあり方を探している中で、ゆるスポーツを知りました。ゆるスポーツの理念である「身体能力に関係なく誰でも楽しめる」という考え方に強く共感し、僕が求めていたスポーツの方向性に非常に近い!と感じました。また、スポーツに対して苦手意識を持つ人や、高齢者や子どもたちなど多様な背景を持つ方々に、もっと気軽にスポーツを楽しんでもらえる方法を考えていたので、ゆるスポーツの活動を深く知るほど、「まさにこれだ!」と思える出会いでした。

澤田:大変光栄です! ある日「お会いしたい」と連絡を頂き、すぐに意気投合し、2025年1月11日に福尾さんが主催された伝説的なイベント「チュロスポ」でご一緒しましたよね。あらためて、どのようなイベントか教えていただけますか?

チュロスポにて、ピクトグラミーで遊ぶ福尾さん


福尾さん:「チュロス」という、スペイン語で“誰でも簡単に作れる”という意味を持つお菓子とスポーツを掛け合わせて、運動の敷居を下げ、幅広い人々が気軽に楽しめるイベントを開催しました。「チュロス」は親しみやすく、多くの人が興味を持ちやすいモチーフですので、名前自体も楽しさを伝えることができると思いました。僕自身もチュロスが大好きなので!
 でも僕は運動が得意ですし、ある程度長い時間をかけて練習をしてきて、訓練をしてきているので、人よりも難しい動きができてしまう。だからこそ、これまでスポーツに一歩を踏み出せてこなかった子どもたちのことを考えると、ゆるスポーツと一緒に取り組むのがベストだと思いました。

澤田:ありがとうございます。当日はピクトグラミー、くつしたまいれなど、4種類のゆるスポーツをみなさまにお楽しみいただきました。実際に開催してみてみなさまの反応はいかがでしたか?

福尾さん:今回はファンクラブイベントだったこともあり、開催前は「僕との交流を楽しみに来場される方が多いかな?」と思っていましたが、実際には競技自体を心から楽しんでいる様子が印象的でした。事後のアンケートでも、僕との交流よりも競技そのものが楽しかったという声が多く(笑)、とてもいい意味で裏切られました。僕だけではなく、むしろみんなが主役であったことの証しです。また、多くの参加者の方が「体を動かすことが楽しかったから、次回も参加したい」という気持ちを持ってくれたこともうれしかったですね。今回「応援席」も設けたんですけど、体を動かしたくでうずうずしていたのではないでしょうか。

澤田:世界ゆるスポーツ協会が日頃開催するイベントでは、「私はここにいていいんだ」「私は私でいい」とある意味で「自分推し」にはなるのですが、あの日ファンの方はもちろん推しである福尾さんに会いにこられたわけですよね。「自分推し」と「誰か推し」の想いが重なり合うことで、イベントとしての力があんなにも増すのかと驚きました。


澤田:あらためて「ゆるスポーツライフスタイリスト」という役割についても教えてください。

福尾さん:「スポーツライフスタイリスト」は、僕が考えた造語です。その根底には、運動そのもののイメージを変えて、みんなの人生にどんどん取り入れていただきたいという想いがあります。運動のハードルを下げるということを超越して、そもそもハードルを置きたくなくて。例えば、逆の発想で、日常そのものの動きを運動として捉えちゃえばいいですよね。

澤田:運動のハードルをなくすことで、あらゆる人の「より良い」人生のために、運動を生かしていく役割ですね。

福尾さん:まさにそうです。僕はもともと教育系のお仕事に就いていました。その一つとして体操教室で子どもたちの指導をする中で、どんな子どもたちにも運動を楽しんでほしいという想いがもともと強くありました。今後は、あらゆる人に対して運動に対するイメージを変えていくことを、世界ゆるスポーツ協会さんとご一緒したいです。
 また、チュロスポもまだ一度しか開催していませんが、一生やりたいです。あの日は本当に幸せな、僕にとって忘れられない一日となりました。日本全国での実施もそうですが、ゆくゆくは世界にも広げていきたいです。我々が一緒に取り組むことで、とんでもない可能性を秘めていると思います!


一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会について
世界ゆるスポーツ協会は“スポーツ弱者を、世界からなくす。”ことをコンセプトに、2015年4月10日に発足。誰でも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすことを追求し、120種類以上(2025年4月1日現在)の競技を公開し、幅広く親しまれる活動を行う。また、運営にあたりプロデューサー、ディレクターを中心に、多数のスポーツクリエーターにより推進している。2017年12月に「HEROs AWARD」の第1回となる「HEROs Award 2017」を受賞。



●このニュースの詳細はこちら。(世界ゆるスポーツ協会 公式サイトより)
https://yurusports.com/release/18908/


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