【eスポーツ】日本eスポーツ連合(JeSU)、eスポーツを活用した障がい者・高齢者支援を目的としたセミナー実施
2024年11月12日 地域振興/社会貢献 Written by 管理者

一般社団法人日本eスポーツ連合(以下、JeSU)は、11月2日、スポーツを活用した障がい者・高齢者支援を目的とした自治体関係者向けのセミナーを実施した。
ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えるeスポーツは、年齢や性別、身体的なハンデキャップなどを超えて、誰もが一緒に競技を楽しめることが大きな特徴といわれる。JeSUはこれまで、eスポーツの「ハンデキャップ・レス」という特徴を活用し、障がいのある人のeスポーツを通した社会参加について準備や検討を進めてきた。
今年度からは、公益財団法人日本財団からの助成を受け、具体的な人材育成と啓発活動に取り組んでおり、主催セミナーの開催は7月に続き2回目となる。今回のセミナーは、誰もが参加できるインクルーシブな社会づくりと地域の活性化を目指し、自治体とJeSUとがeスポーツを活用した障がい者・高齢者支援の新たな可能性について情報を共有することを目的として実施された。
セミナーには、オンラインも含めて、およそ30名の自治体やeスポーツ関係者が参加し、東京都作業療法士会によるeスポーツ支援活動や、アクセシビリティ機器を用いたeスポーツなど、実演や体験を交えて理解を深めた。また、グループディスカッションでは、各自治体の事例や課題を共有するなど、活発で有意義な意見交換が行われた。
JeSUは、障がいのある人のニーズやアクセシビリティに関する知識を持ち、適切な支援を提供できる人材の増加が、包括的で多様性を尊重した共生社会の実現につながると期待しており、本セミナーを契機として、各自治体と相互に協力・連携できる関係性の構築に一層取り組むとしている。
JeSUは今後も、日本におけるeスポーツの振興を通して国民の競技力の向上およびスポーツ精神の普及を目指し、これをもって国民の健康とともに、社会・経済の発展に寄与することを目的として活動する。
日本eスポーツ連合(JeSU)について
一般社団法人日本eスポーツ連合は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上およびスポーツ精神の普及を目指している。eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場のさらなる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などさまざまな取り組みを行っている。また、以下のスポンサー企業や団体の支援を受け、国内のeスポーツ産業の発展に努めている。
●このニュースの詳細はこちら。(日本eスポーツ連合 HPより)
https://jesu.or.jp/contents/news/news-241107/
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