【野球】日本初の野球トライアウトリーグ「ジャパンウィンターリーグ」、沖縄にもたらした経済効果が5億4600万円と公表
2024年10月24日 地域振興/社会貢献 チーム/リーグ経営 Written by 管理者
株式会社ジャパンリーグは、同社が運営するジャパンウィンターリーグ(以下、JWL)2023が沖縄県内にもたらした経済効果について、株式会社りゅうぎん総合研究所が定量的に分析した結果を発表した。
JWL2023の経済効果
昨年のJWL2023が沖縄県にもたらした経済効果は5億4600万円。具体的な産業別の経済効果は、ホテルなどの「宿泊業」が1億3400万円と最も大きく、次いで「飲食サービス業(飲食店など)」が7500万円、「対個人サービス業」5500万円、「対事業所サービス業」4900万円という算出結果になった。
JWL2024の展望
JWL2024は、トライアウトリーグ、アドバンスリーグともに定員を80人とし、全60試合を予定している。全試合、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」で独占無料配信される。また、アドバンスリーグには国内プロ野球からは初となる埼玉西武ライオンズや東北楽天ゴールデンイーグルス、海外からは台湾のプロ野球球団である統一ライオンズや中国の中国野球協会の選手の参加が決定しており、今後の参加動向が注目される。開幕ゲームに3000人の観客動員を目指しており、県内の飲食業組合とタイアップしたフードトラックの呼び込みや、学校法人とのコラボレーション企画などを実施予定だ。
JWLの概要
JWLは2022年、株式会社ジャパンリーグ(2022年設立、代表取締役:鷲崎一誠)が主催し、同社と沖縄県出身の元プロ野球選手である大野倫氏らが中心となり発足した野球のウィンターリーグ。アメリカのウィンターリーグへ参加経験のある自らの「不運なけがやタイミングのずれで活躍する機会を逃した選手へプレーする場所を提供したい」との思いから始まった。沖縄を選んだ理由は、①冬場でも野球ができる温暖な気候、②オフの日には観光ができるリゾート地、③プロ野球春季キャンプを例に野球が盛んな地域であることだ。
JWLは野球界のプラットフォームとして、野球関係者を中心に世界から多くの人々を呼び込む可能性のあるコンテンツとして、今後さまざまなレベルで野球に取り組むことのできる環境整備を行い、プレー機会の拡大ならびに野球振興に寄与するとしている。
https://www.japanleague.co.jp/
記事元:PR Times
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