【バレーボール】北海道イエロースターズが武ダGEAD株式会社にグループイン。チームのさらなる飛躍に向けて経営体制を強化
2024年10月02日 チーム/リーグ経営 Written by 管理者
男子プロバレーボールチームの北海道イエロースターズ(Vリーグ)は、2024年9月24日付で、武ダGEAD株式会社にグループインし、チームのさらなる飛躍に向けて経営体制を強化する。
オーナー変更の目的と背景
今回のオーナー変更は、北海道イエロースターズが北海道に愛され、日本を代表するクラブになるという目標に向け、チームのさらなる経営基盤を強化することを目的としている。
今シーズンから新たなリーグが発足し、Vリーグの中でもSV準加盟クラブとして注目されている北海道イエロースターズには、安定的にクラブを運営していくための経営基盤の確立、地域密着のプロスポーツチームとして北海道経済に貢献していける体制づくりが求められてきた。こうした背景の中、創業10年で売上135億円を超え、数千億企業へ向けて急成長を遂げている経営のプロ集団、武ダGEAD株式会社を新オーナーに迎え、より魅力的なクラブを目指していくことになった。
北海道イエロースターズは2019年、現役東大生が日本最年少で社長に就任して経営改革を進め、2022年にはマネーフォワード元執行役員の平野龍一が共同代表に就任、その後地元経営者が株主、オーナーとなり共同経営を進めるなど地域が一丸となり急成長を遂げた。昨シーズンはV2リーグで優勝し、チームのさらなる成長が期待される中で、同じく急成長企業であり北海道への想いも強い武ダGEAD株式会社のビジョンに共感し今回のM&Aに至った。
今後の展望
北海道イエロースターズは、武ダGEAD株式会社の一員となったことで、新たなステージに向けてさらなる飛躍を図る。SVリーグへの参入を目指し、チーム強化に取り組むとともに、ファンや地域により一層愛され、次世代の子どもたちにとって憧れとなる魅力的なチームを目指す。
また、北海道イエロースターズが持つスポーツの力と、武ダGEAD株式会社の「ひとづくり、まちづくり」という企業活動との相乗効果を生かし、北海道内の市町村のみならず、日本全体に活力をもたらすことを目指す。北海道イエロースターズは未来に向けて希望を照らす一等星として、より一層の地域社会への貢献を果たすとしている。
今回の親会社変更に伴い、チーム名の変更や本拠地の変更は無い。
<各関係者のコメント>
武田幹郎会長
このたび、武ダGEADが北海道イエロースターズの経営を行なうこととなり、私たちにとっても非常に大きな挑戦が始まります。武ダGEADは事業経営業を行なう「経営のプロ集団」として、これまで数多くの企業を成長させ、成功へ導いてきました。今回の北海道イエロースターズに対しても、同じように長期的な視野で支援し、共に成長していく覚悟です。
バレーボールというスポーツには、競技そのものだけでなく、地域や社会を活性化させる大きな可能性があると確信しています。スポーツチームのオーナーになることは、私にとって長年の夢の一つでもあり、ようやくそれが現実となった今、北海道イエロースターズの未来に対する大きな期待と責任を強く感じています。これは単なる経営の一環ではなく、私たち自身が情熱を持って関わりたいと願っているプロジェクトです。
私たちは、北海道イエロースターズが単なる強いチームにとどまらず、北海道のシンボルとなり、地域やファンの皆さんにとって欠かせない存在へと成長していくことを目指しています。また、北海道イエロースターズを通じて地域とのつながりをより強化し、地域に賑わいや誇りをもたらすことを目標にしています。北海道イエロースターズが次世代にとって夢と憧れとなる存在へと進化していく、その過程に皆様と一緒に歩んでいきたいと考えています。
この新たなステージに向けて、私たち武ダGEADはこれまで以上に本気で取り組んでまいります。皆様にはこれからも変わらぬご⽀援とご声援をお願いいたします。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
澤野佑介社長
皆さまにおかれましては、日々益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。この度、北海道イエロースターズの代表取締役社長に就任いたしました、澤野佑介と申します。 北海道イエロースターズは、武ダGEAD株式会社の一員として新たなステージに立つこととなりました。これ からもチームのさらなる飛躍を目指し、SVリーグへの参入を見据えながら、地域の皆さまやファンの方々に愛され 続けるチームを目指してまいります。また、スポーツを通じて次世代の子どもたちに夢と希望を与えられるよう努力していく所存です。 当チームは、武ダGEAD株式会社との提携を生かし、「ひとづくり、まちづくり」を核とした社会貢献を積極的に進めてまいります。地域社会への貢献はもちろん、日本全体への活力をもたらす一翼を担い、未来に向けた希望の星となるべく、スタッフ一同、一丸となって取り組んでまいります。 また、経営執行責任者として、私は持続可能な成長と透明性のある経営を最優先事項とし、チーム全体の最大限のポテンシャルを引き出すために全力を尽くします。 常に挑戦し続ける姿勢で、チームを新たな高みへと導くために、企業としてより良い成長と発展を実現すること を約束します。 皆さまの変わらぬご支援とご声援をよろしくお願いいたします。
平野龍一前社長
このたび、武ダGEAD株式会社さまのグループインを発表できることになったこと、関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。 また、北海道イエロースターズをこれまで応援いただいた、パートナー企業の皆さま、イエファミの皆さまにも重ねて御礼申し上げます。
北海道イエロースターズは、昨シーズンVリーグ参入後5シーズン目でV2リーグ初優勝、黒鷲旗では北海道勢初のベスト8進出、そして今年天皇杯北海道ブロックで優勝を飾り、12月のファイナル進出を決めました。 今シーズンは、新Vリーグで初代王者を目指しています。
急成長を遂げるチームにとって、クラブの財政基盤・人員、組織基盤の増強が必要不可欠な状況の中、想いを共に出来る武ダGEAD株式会社さまが親会社になっていただくことで、より早く、そしてより高くさらなる飛躍を遂げることが可能になると確信しております。 今後とも北海道イエロースターズへの変わらぬご支援、ご声援を何卒よろしくお願いいたします。
三木智弘前社長
この度、チームのさらなる成長に向け、武ダGEAD株式会社にグループインする運びとなりました。あらためてこれまで北海道イエロースターズの挑戦を支えてくださった皆さま本当にありがとうございました。急成長するチームの変化の中で戦い抜いてくれた選手、監督、スタッフの皆さんはもちろん、NPO時代からコロナ禍を経て苦しい時もチームの将来を信じて応援してくださったパートナー企業、ファン、地域の関係者の皆さまの存在無くしてイエロースターズが今日を迎えることはできませんでした。
5年前、無名のアマチュアチームであったイエスタが北海道の新しいプロチームの仲間入りをすることができ、北海道のこれからを担う企業にバトンを渡すことができたことを心からうれしく思うと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。
今、世の中では確実にバレーボールブームに火がつき始めています。リーグもその波に乗るように改革が進んでおり武ダさんが率いるイエロースターズはこの波の先頭に立つチームになると確信しています。
私自身も立場は変わりますが北海道イエロースターズが日本を代表するチームになるようこれからも応援していきますので、これから飛躍するチームに変わらぬご支援を賜れますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
郡浩也キャプテン
いつも応援いただきありがとうございます。このチームはいつも僕たち選手に新しい風を吹かせてくれます。この決断の背景にはいろんな方々が動いて関わってくれて、チームがより良くなるために武ダさんとのグループインを決断してくれたのだと思います。僕たち選手はその決断を信じています。これから武ダさんと一緒に、より良いチームになれるように頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いいたします。
武ダGEAD株式会社について
武ダGEAD株式会社は、日本では聞き慣れない、「事業経営業」を本業とする経営のプロ集団。事業経営業とはM&Aで取得した会社を、独自の経営ノウハウで共に成長させていく経営の専門事業。一般的にM&Aというと、買った会社を数年で成長させて売却益を得ることをイメージすることが多いが、武ダGEADは企業を共に成長させ、地域の若い人が働きたくなるスター企業を地方にもつくることで、地域からの若者の流出を防ぎたいという北海道への強い想いで事業を行なっている。また、わずか創業10年で売上135億円を超える急成長企業でもあり、将来の北海道経済を担う成長企業でもある。
https://www.takeda-gead.co.jp/
北海道イエロースターズ
北海道イエロースターズは、北海道札幌市を拠点に活動するVリーグ所属の男子プロバレーボールチーム。昨年6月に「サフィルヴァ北海道」から改名し、新たに定めた”We are Stars”というミッションのもと常に最高のパフォーマンスを追い求め、2023-24シーズンでは23勝4敗という圧倒的な成績でクラブ史上初のV2リーグ優勝を果たす。2024-25シーズンは東西カンファレンス制を導入したVリーグの東地区に所属し、初代チャンピオンを目指している。
●このニュースの詳細はこちら。(北海道イエロースターズ 公式サイトより)
https://hy-stars.jp/news/posts_news_2256/
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