陸上競技の新スター誕生なるか!?アスリートに密着したドキュメンタリー『SPRINT』
2024年11月02日 コラム メディア/放映権 Written by 川内 イオ
陸上競技のアスリートに、新たなヒーロー・ヒロインが誕生するかもしれない。2024年7月2日からネットフリックスで配信された短距離走者たちのドキュメンタリーシリーズ『SPRINT』が、公開から1週間で全世界240万回の視聴回数と1000万時間の視聴時間を獲得した。
2023シーズンのダイアモンドリーグからブタペスト世界陸上まで密着した6部構成のドキュメンタリーには、翌年のパリ五輪で女子100メートル銀メダリストとなる、シャキャリ・リチャードソン、パリ五輪の男子100メートルで金メダルを獲得したノア・ライルズ、パリ五輪の女子200メートルほか2種目で金メダルを獲得したガブリエル・トーマス、ジャマイカのシェリカ・ジャクソンなどが登場する。『SPRINT』の公開以来、ここに名前を挙げた4人はインスタグラムのフォロワー数がそれぞれ5桁増加した。
『SPRINT』は、ネットフリックスがワールドアスレティックス(世界陸連)にアプローチしたことからスタート。製作は、F1に密着したネットフリックスの大人気ドキュメンタリーシリーズ『Drive To Survive』の製作チームが担当している。
2017年にウサイン・ボルトが引退して以来、新たなスター選手の誕生を切望してきたワールドアスレティックスはネットフリックスに全面協力。登場する男女比を5:5にするようリクエストを出すなど番組構成にも関与した。
メディアの調査会社ニールセンによると2021年シーズン後半にF1を見なかった36万人以上の視聴者が、『Drive To Survive』を視聴した後、2022年にF1レースを視聴したという調査結果を発表している。
ワールドアスレティックスは、賞金総額1000万ドルの新しい大会「アルティメット チャンピオンシップ」の開幕を2026年9月に控えており、それまでに陸上競技の人気を高めておきたいところ。パリ五輪を舞台にした『SPRINT』のシーズン2は、11月に公開される。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『稀食満面 そこにしかない「食の可能性」を巡る旅』が発売。https://amzn.to/3UBIJxl
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