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NHLベガス・ゴールデンナイツが独自のストリーミング・プラットフォーム「KnightTime+」を開発

2023年09月27日 コラム Written by 川内 イオ

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ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)のベガス・ゴールデンナイツは、ホームの全試合を放送するために開発した独自のストリーミング・プラットフォーム「KnightTime+」の立ち上げを発表した。

ゴールデンナイツの試合はこれまで、有料チャンネルの一つである地域スポーツネットワーク(RSN)の「AT&T SportsNet Rocky Mountain」で放送されていた。しかし、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーがAT&T SportsNetの閉鎖を決定したため、ゴールデンナイツは新たな放映権パートナーを探していた。

5月に球団と契約を結び、ゴールデンナイツの新たな地元放送パートナーとなったScrippsが、専門会社ViewLiftと提携し、「KnightTime+」の設立が実現した。このプラットフォームは本拠地を置くネバダ州とその周辺州のファンを対象としており、スマートフォン、タブレット、パソコンなどのデバイスや、主要なスマートTVで視聴できる。

2023-24年のレギュラーシーズンでは、69試合が「KnightTime+」でライブストリーミングされ、プレシーズン7試合のうち6試合と、ゴールデンナイツが出場権を獲得した場合は2024年のスタンレーカップ・プレーオフ1回戦も放送される。さらに、ゴールデンナイツが制作した追加コンテンツも放送れる予定だ。

料金はフルシーズンパスが69.99ドル、1試合のみの視聴が6.99米ドル。ESPNとTurner Sportsで全米放送されるゴールデンナイツの試合は、、NHLからライセンスを受けた独占放送であるため、KnightTime+では視聴できない。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『稀食満面 そこにしかない「食の可能性」を巡る旅』が発売。https://amzn.to/3UBIJxl


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