インドの隠れた人気スポーツ、バレーボールの新プロリーグが世界にライブ配信
2022年10月10日 コラム メディア/放映権 Written by 川内 イオ
2022年2月、インドで開幕したプロバレーボールリーグ「Prime Volleyball League(プライム・バレーボールリーグ)」。
インド南部の都市ハイデラバードに7チームが一堂に会し、約1カ月間にわたって開催された。この大会の模様はソニーグループが放映権を買い取り、インド全土でテレビ中継された。
24試合行われたこのリーグ戦は、英語、ヒンディー語、タミル語、テルグ語、マラヤーラム語でライブ放送され、4100万人のテレビ視聴者を獲得した。
実は、インドではバレーボールが人気スポーツで、昨年開催された東京オリンピックでは、インド代表が出場していないにもかかわらず、インドでも最も視聴された競技の一つだった。
この人気を背景に、2019年2月、一度プロリーグがスタートし、同じくソニーグループが放送して2200万人が視聴していたが、インドのバレーボール連盟がパートナー企業と揉めて裁判沙汰になり、休止せざるを得なくなった。
そして新たに船出したプライム・バレーボールリーグは3年前よりも大きな反響を得て、好スタートを切った。
10月には、シーズン2開幕を前に、世界的なバレーボールストリーミングサービスであるVolleyball Worldと、インターナショナルストリーミングパートナーとして複数年契約を締結。テレビ放映権を持つソニーグループとは別に、Volleyball Worldのプラットフォームで全世界に配信される。
バレーボールは、イタリア、ブラジル、日本、ポーランド、中国、米国などでも人気があり、8億人以上のファンを持つと推測されている。
インドのプロバレーボールリーグが今後、どれだけ視聴者を増やすのか、注目だ。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『農業フロンティア 越境するネクストファーマーズ』(文藝春秋)が発売中。https://www.amazon.co.jp/dp/4166613367/
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