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ネットフリックスがトップゴルファーに焦点を当てたドキュメンタリー番組を制作

2021年10月07日 コラム Written by 川内 イオ

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ネットフリックスが、世界の男子トップゴルファーが腕を競うPGAツアーと組んで、ドキュメンタリー番組の制作を始めている。

アメリカの複数メディアによると、今年4月の時点で会員数が2億人を突破したネットフリックスは、F1ドライバーを追ったネットフリックスの人気ドキュメンタリーシリーズ「Drive to Survive」をモデルに、来シーズンを通して選手たちを追うドキュメンタリー番組を制作すると報じられている。

アメリカでは、「Drive to Survive」の放送が始まってからF1レースのライブ中継の視聴者数が大幅に増加しており、PGAツアーも同様のインパクトを期待しているようだ。

ネットフリックスで高い評価を得ているドキュメンタリー「世界の“今”をダイジェスト(原題:Explained)」の制作会社Vox Media、「Drive to Survive」の制作会社Box to Box Filmsなどが新番組の制作にあたるようだ。

この新番組に関して、PGAツアーに参加する選手たちのモチベーションも高い。今年の初め、PGAツアーが「プレーヤー・インパクト・プログラム(PIP)」を創設し、2022年1月より、ファンやスポンサーの獲得や関係構築に貢献したトッププレーヤーに4000万ドルを分配する可能性があると大きく報じられた。

PIPが始動した場合、選手にとってこの新番組に協力することは強力なインセンティブになる。アメリカのゴルフ界屈指のスター、リッキー・ファウラーが所属するスポーツポロモーション・マネジメント会社Main Event Productionsが制作に協力しているという報道もある。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『1キロ100万円の塩をつくる: 常識を超えて「おいしい」を生み出す10人』(ポプラ新書)が発売中。https://amzn.to/2ZaM9Mz


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