PPVの視聴者増を目指すUFC、Facebookで3本のオリジナルコンテンツを配信
2020年02月09日 コラム メディア/放映権 Written by 川内 イオ
アメリカ発の世界的な格闘技団体、UFCがFacebookでのオリジナルコンテンツ配信に力を入れるようだ。アメリカのWebメディア「Variety」は、Facebook Watchに3本のオリジナルコンテンツを配信する契約を締結したと報じている。
UFCのFacebookページをフォローしている2485万人のファンに対してオリジナルコンテンツを配信し、ペイパービュー(PPV)での試合観戦につなげる意図があるようだ。記事によると、3つのコンテンツは今年から来年にかけて興業が予定されているUFC の20のイベントに結び付けられており、UFCのFacebookページで無料視聴できる。
新たに制作されるFacebook専用コンテンツは、UFCの予備戦中に女性レポーターがアリーナで行うライブストリーミングインタビューショー「クイックヒット」、週末のイベントや試合に出場するUFCアスリートに焦点を当てた「ザ・チェックインショー」、UFCアスリートが過去の試合について解説しながら、今後の試合で何が起こるかを予想する「ファイターコメンタリー」の3本。
1月16日に公開された最初のコンテンツは、「ザ・チェックインショー」と「ファイターコメンタリー」。「ザ・チェックインショー」では、1月18日に開催されたUFC 246のメインイベント、元UFC王者のコナー・マクレガーの1年3カ月ぶりの復帰戦に先立ち、対戦相手、ドナルド・セラーニがファンの質問に答えた。「ファイターコメンタリー」では、女性バンタム級でラケル・ペニントンと対戦したホリー・ホルムが登場した。
この仕掛けが功を奏したのか、アメリカのあるWebメディアは、UFC 246のPPV数は200万に達し(推定)、UFC 229に次いで史上2番目の販売記録になったと報じている。また、Facebook Watchに公開されているメインイベントのコナー・マクレガー対ドナルド・セラーニ戦は、約480万回の再生を記録している。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(文藝春秋)が発売中。https://amzn.to/2MKcg7g
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