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スポーツ選手を起用したオリジナル番組の制作に力を入れるFacebook NFLのスター選手と組んでコメディ・バラエティ番組をスタート

2018年02月03日 コラム Written by 川内 イオ

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 近年、現役として活躍しながら他分野のビジネスを手掛ける選手が出始めているが、NFLのデンバー・ブロンコスのスター選手、ボン・ミラーはそのなかでも異色の存在だ。

 Facebookのオリジナルビデオコンテンツを提供している「Facebook Watch」と組んで、なんと、自らのライブ・コメディ・バラエティ番組「Von Miller's Studio 58」をスタートさせたのだ。この番組はミラーと有名人のゲストや彼の3人の兄弟(Vins、Tony、Cyrus)、NFLのチームメイトとのトークショー、Facebookを通じたファンとのコミュニケーション、コメディで構成されている。

 もちろん番組制作はプロフェッショナルのチームが担当しており、撮影はミラーの自宅と地下室で行われる。番組は1月31日に第1回分が放送され、その後、毎週水曜日の20時から、計8回放送される予定。

 アメリカのメディアに対して、ミラーは、「僕自身のショーを持つことは、夢を実現させることだ。毎週、ファンを僕の家に招き入れるようにして、僕の世界を紹介することを楽しみにしている。僕たちは楽しい時間を過ごすことができるよ」とやる気満々。

 ミラーはInstagramで120万人のフォロワーを有しており、視聴者を惹きつけるオリジナルコンテンツを求めるFacebookにとっても魅力的なタッグといえるだろう。

 Facebook Watchはスポーツ選手を起用したオリジナル番組の制作に力を入れており、昨年9月、NFLのオークランド・レイダーズに所属するマーショーン・リンチを起用して、「No Script」という全8回のリアリティショーを放送。昨年11月には、NBAのクリーブランド・キャバリアーズに所属しているドウェイン・ウェイド本人が登場し、人生を振り返る全5回のドキュメンタリーシリーズ「BackCourt Wade」を放送している。

 現地メディアによると、Facebookはこれらの番組を制作するために、選手に数百万ドルのギャラを支払っているとされているが、詳細は明かされていない。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。『BREAK!    「今」を突き破る仕事論』(双葉社)を発売中。http://u0u0.net/Ct2N











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