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野球とゴルフが異色のコラボレーション! MLBのスタジアムで期間限定のゴルフコースがオープン

2015年12月04日 コラム Written by 川内 イオ

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 野球とゴルフ。まるで接点のないように見える2つの競技が、異色のコラボレーションを実現して話題を呼んでいる。メジャーリーグベースボール(MLB)のサンディエゴ・パドレスとゴルフ用品メーカーのキャロウェイゴルフが提携し、パドレスのスタジアム「ペトコ・パーク」で11月5日から9日まで、期間限定のゴルフコースをオープンしたのだ。

 コースは9ホールで、すべてパー3。芝のフィールド上だけでなく、観客席からフィールド上に設置されたホールを目指して打ち込むコースなど、ペトコ・パーク全体を使ったユニークな構成になっている。もちろん、ところどころに人工芝を敷き、安全性を最大限に考慮したコース設計になっているそうだ。

 ちなみに、最初のホールはセンターフィールドを使った10ヤードのコース。ゴルファーはバッティングゲージでウォームアップした後、ホームプレートの上にティーをセットして、ファーストショットを打つ。最終ホールは、ペトコ・パークのレフト付近に建っているオフィスビルの屋上から始まる、144ヤードのコースだ。第7ホ―ルではオプションとしてホッケースティックでティーショットを打てるなど、エンターテインメント性を高める工夫も随所に凝らされている。

 コースは、7時から21時30分までオープン。スタジアム内にはバドワイザーのスポンサードで飲食可能なクラブハウスも用意されており、ゴルファーは他の参加者のプレーを見ながら1日を過ごせるようになっている。

 料金は2人プレーの場合は100ドル、4人プレーの場合は200ドルで、この中には駐車場代に、スナックとドリンク代金が含まれ、「The Links at Petco Park」と記された記念キャップが提供される。さらにプレミアムコースとして、キャロウェイのパドレスブランドの限定ウェッジ、2016年のパドレスの試合のチケットが含まれた400ドルと800ドルのコースも用意されている。

 このイベント、当然のように大人気で応募が殺到し、即完売。期間中に1600人のゴルファーがプレーするが、ウェイティングリストには1000人が名を連ねている。

 ゴルフ未経験者でも、このコースでプレーしてみたいという人は多いだろう。ペトコ・パークに通うパドレスファンにとっても、間違いなく関心を引くイベントだ。

 日本では、ゴルフ市場は過去20年でほぼ半減して1兆4000億円に落ち込み、ゴルフ人口も若年層を中心に激減している。低迷する市場を刺激する策として、パドレスとキャロウェイゴルフのような話題性のある、ゴルファー以外もワクワクするような取り組みが必要かもしれない。

【了】


川内イオ●文 text by Io Kawauchi

1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9ヶ月で退職し、03年よりフリーライターとして活動開始。06年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。10年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。


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