球場で体験できるVRコンテンツを拡充するレッドソックス! 今シーズンはVRバッティングゲージを設置
2017年04月25日 コラム テクノロジー/デジタル Written by 川内 イオ
メジャーリーグ(MLB)のボストン・レッドソックスは、本拠地フェンウェイ・パークで体験できるヴァーチャルリアリティ(VR)コンテンツを拡充している。
昨年、レッドソックスは本拠地のフェンウェイ・パーク内にあるキッズ・コンコースに、「ヴァーチャルリアリティ・ダグアウト」を開設した。キッズ・コンコースとは、大道芸人がパフォーマンスをしていたり、フェイスペイントをしてもらえたりする子ども向けのスペースで、2015年の春、右翼外野席側にオープンした。子どもたちが集うこのコンコースに設けられたVR用スペースでVRビューワーを装着すると、選手が試合開始前にトレーニングやウォームアップする様子を間近に見学するような体験ができるコーナーだ。
今シーズン、レッドソックスはさらにVRコンテンツを充実させた。
アメリカの全国紙『USA TODAY』のウェブ版によると、今年の春季キャンプでVR用にバッティング練習、投球練習などを撮影。映像は、バッターボックスに立っている視野や、内野手のすぐ後ろにいるような視野で撮られた。VRビューワーを装着してこの映像を見ると、まるで自分が選手と同じフィールドに立っているような体験ができる。
この映像を2分にまとめ、今シーズンから3つに増設した「ヴァーチャルリアリティ・ダグアウト」で体験できるようにした。2分という時間は、大勢のファンが試合の前後、イニング間やピッチャーが交代する間に体験できることを意図したものだ。
さらに、キッズ・コンコースにはVR用バッティングケージを設置。VRビューワーを装着した状態で特製のバッドをもってバッティングゲージに立って、メジャーリーガーの球速を体感することができる。
キッズ・コンコースに代表されるように子どものファンの拡大に注力しているレッドソックスは、この映像とVRビューワーをもって地域の学校を巡回したり、地域のイベントに出展することを計画しているという。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。
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