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ジュニアサッカー保護者向け情報サイト「サカイク」や中高生向けフリーマガジン発行部数No.1「Spike!」などを手掛けるイースリー社長インタビュー 「一緒に『プレーヤーを増やす』というミッションを実現できる営業マンを探しています!」

2017年04月21日 インタビュー Written by 管理者

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 ジュニアサッカーに関わる保護者向けの無料情報サイト「サカイク」。中高生サッカープレーヤー向けフリーマガジンとして発行部数No.1を誇る「Spike!」。全てのフットボールコーチのためのWebメディア「COACH UNITED」。

 既存のメディアの概念を打ち破り、多くの支持を受けているこれらのメディアを手掛けたのが、株式会社イースリーです。『プレーヤーを増やす』をミッションに掲げるイースリーでは今、さらなる飛躍を目指して、共に成長していく営業社員の募集を始めています。

 今回は、同社の代表取締役CEOを務める小野寺徹也氏にお話を伺いました。

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――起業のきっかけをお願いします。

「もともとIT関係の仕事をしていました。新しい事業が盛んなころで、私もいろいろ企画を考えていたのですが、なかなか通らず。ならば、自分で好きなことをやりたいと思い起業することを考えました。それが2002年ごろです。そこから半年~1年ぐらい起業の準備をしながら、まずはフットサルコートに注目しました。当時フットサルはITで集客し始めていた時期でしたので、IT関係の仕事をしていた私の強みを生かせれば、もっと集客や面白いアイデアが生かせるのではないかと思い、ITで日本のサッカーを変えようという志で起業しました」

――「サッカー、フットサルに関わるプレーヤーを増やす」という企業理念について教えてください。

「私自身、サッカーから人生の全てを学んだといっても過言ではないですし、それだけサッカーには感謝しています。サッカーやフットサルに携わって、人生がハッピーだなと思う人をたくさん増やしていくことがわれわれのミッションだと思っています。
 Jリーグは『スポーツでもっと幸せな国へ」とうたっていますが、われわれはそんなに幅広くはできないので、サッカーやフットサルに特化して、サッカーやフットサルがあって幸せだなと思う人を増やしていきたいですね」

――具体的には今どんな事業を展開していますか?

「事業は3つありまして、メディア事業、リアル事業、リテール事業を展開しています。メディア事業でたくさんのプレーヤー、保護者、指導者や取り巻く人たちなど、できるだけ多くの人たちとの接点をつくりたいと思っています。リアル事業では、その中でリアルの場で直接会うなどの深い接点・コミュニケーションをと取っていきたい。そのようなコミュニケーションを取っていく中で、こういう商品・サービスが欲しいなどの要望をリテール事業として展開、商品化していきます。
 メディアで広く、リアルで深く要望に応えて、商品化していくというのが全体の事業の流れです」

――各事業の内容についても教えていただけますか?

「はい、それではまず、メディア事業について。
 少年サッカーの保護者に向けて役立つ情報を発信する『サカイク』というWebメディアがあります。ピークで月間42万ユニークユーザーの規模で展開しています。また、3カ月に一度、サカイクフリーマガジンを10万部発行しています。サッカーを始めるジュニアのタイミングで、『サッカーって楽しいなあ』と心底思ってくれれば、一回サッカーを離れても大人になって戻ってきて、ミッションである『プレーヤーを増やす』ことにつながるのではないかと考えているので、一番力を入れている事業です。
 次に中学生高校生向けの『Spike!』というフリーマガジンを始めて10年目になります。2カ月に一度、14万部発行しています。
 また、『Spike!』と同じく中学生高校生をターゲットにしている、スマホに特化したメディアの『ヤンサカ』を2016年3月から展開しています。
 続いて、サッカーの指導者に向けた『COACH UNITED』というWebメディアを展開しています。3年目になりますが、月間6万ユニークユーザーが見てくれています。あと、月額980円でさまざまな人のセミナーをオンラインで聞ける課金事業があります。2年半で125本くらいの動画セミナーがあります。
 以上がメディア事業の展開です。メディア事業は基本的には広告事業です。タイアップ、純広告、サンプリング、リサーチなどの事業展開をしています。

 リアル事業はフットサル施設運営、大会運営、サッカースクール運営のほか、メディアにひも付いていろいろなイベントを展開しております。あと子会社の『サッカーサービス社』では、スペインサッカー界の選手育成・指導のプロフェッショナル集団がキャンプやスクール、チームコンサルティングをしております。

 リテール事業としては、指導者向けのDVD、ヴァンフォーレ甲府フィジカルコーチのDVD、中村憲剛選手(川崎フロンターレ)のDVD、オランダ・アヤックスのゲームアナリスト白井裕之氏のDVDを作ったりしていました。世の中にはない、量販店では売りづらい商品を、説明することによって商品の良さが分かるものを開発してダイレクトにネットで販売しています」

――プレーヤーを増やすことへの課題はどこにあるとお考えですか?

「やはり、プレーヤーを増やすということを考えると、一番最初のタイミングだと思います。小さいころに『サッカーって楽しい』と思ってもらえるような、親や指導者の接し方が一番重要だと思っています。
 やめるプレーヤーを減らすという点では、日本の社会全体にいえることかもしれませんが、質より量を重視する考え方を変えていきたいなと思います。あまりサッカーばかりやり過ぎず、やる時はやって、それ以外は他の人生を楽しんでほしいなと思います。サッカーを続ける上で気軽にできる環境をつくりたいですね。今日サッカーをやりたいなと思ったらフラッとサッカーをしている場に行きサッカーができる環境をつくりたいです。
『サカイク』を始めて6年余りになりますが、少しずつ手応えを感じています。子どもたちが自分で考えられるようになってきました。怒鳴るコーチングに対しては、だいぶ周りの目が厳しくなってきたということは聞きますが、実際現場に行くとそうでもないのかなと感じることもあります」

――2020年に向けて状況の変化を感じますか?

「企業や行政に関しては、ビジネスチャンスと捉えて、何とか取り込もうという機運は感じます。弊社としてはオリンピック後にスポーツしたいなと思う人が増えた時に受け皿となるソフトを提供したいと考えています。またいい機会ですので、スポーツの価値、サッカーの価値を高められるようなアクションを起こしたいですね」

――営業を募集されていますが、どのようなイメージの人材を探されていますか?

「弊社は、メディア事業3人、リアル事業5人、リテール事業2人、事務2人、子会社(Miraiku)で4人という比較的小さな会社です。一人ひとりに任される範囲が大きいので、皆しっかり取り組んでもらっていると思います。女性は6人、平均年齢は30歳ちょっと過ぎといったところです。社内のユニークな取り組みとしては、社内コミュニケーション費として、月5000円まで飲み会代を出しています。毎月同じ人と行かないで、違う人と飲みに行ってもらっています。他は日中にサッカー日本代表戦があったら、TVをつけて観ています。
 今回探している人材のイメージとしては、社会人歴は短くてもいいのですが、Webの広告営業を経験しているといいですね。もしくは何かしらIT関係の販売や広告営業など、クライアントのニーズに合わせて何かを売ることができる人が欲しいですね。 弊社のような小さい会社ではしっかりした教育システムがないので、私や営業のスタッフが仕事を教えることになると思うのですが、ITが全然分からない、広告がよく分からない人だと厳しいなと感じています。多様性が欲しいので、今、社内にはいなさそうなタイプを意識して探しています。
 サッカー経験に関しては、サッカーをやらないスタッフもいますが、ユーザーの気持ちが分かりやすいという点ではできればやっていた方がいいというのはあります。もちろん、サッカーが好きで、観る側としてサッカーに貢献したいという気持ちでもいいです。基本的には『プレーヤーを増やす』というミッションに共感しているということを重要視しています」

――営業とは具体的にどのような仕事なのでしょうか?

「営業に関しては、『サカイク』のWebタイアップ案件が前年比で5倍ぐらいと非常に増えているのと、2020年に向けて行政や企業がスポーツで何かしたいという要望が高まっています。この2つの伸びを見て、営業の人材を増やせばもっと伸びが高まるのではという感触をつかんでいます。
 基本的には広告営業です。広告営業といっても枠だけ売っていけばよいのではなくて、クライアントのニーズとユーザーのニーズとわれわれの強みをうまくマッチングして最適な提案をすることです。これは、Web上だけの提案ではなく、われわれが提携している施設や大会などを利用して立体的に提案して企業のニースをしっかり伝えていくことを担ってもらいます」

――新規から自分で営業しに行く感じなのでしょうか?

「問い合わせがここ10カ月で250件くらい来ています。基本的には、既存でありながら休眠している案件などをメインで担当してもらいます。中には、まだ接点がなくても良いクライアントだと思う会社には新規でアプローチしてもらいたいとは思っています。基本的には問い合わせベースの営業です」

――企業のタイアップ記事という話がありましたが、どんな例がありますか?

「内田篤人選手(シャルケ/ドイツ)を使ったスポーツメーカーさんの記事ですが、この記事で約4万PV、Facebookで500弱くらいのエンゲージメントがあります。
 また食品メーカーさまの例でいえば、食というのは『サカイク』のユーザーである子どものご両親、特にお母さんの方の関心が強いので、商品を食というテーマの下で『サカイク』のユーザーに伝えるというタイアップの企画を提案して、1万8000PVを得ました。
 タイアップに関しては、他の大手サッカー専門サイトでも3000PVしか保証していませんが、『サカイク』ではそれを大きく上回るPVをとっていますし、Facebookの『いいね!』数も多くエンゲージメントも高いですので、タイアップとして非常に効果があります。
 また、一つのテーマで取材して、内容を少しずつ変えて、『サカイク』、『ヤンサカ』『Spike! 』、『COACH UNITED』と、ターゲット層の異なる媒体へと展開している事例もあります。これは保護者だけではなくて中学生高校生や指導者にも伝えたいという企業さまのニーズに応えて提案した事例です。クライアントさんのニーズと弊社が持っているメディア特性、ユーザー特性をうまくマッチングさせた内容で提案していくことが営業の仕事です。
 大事なことは、相手のニーズに合わせてゴール設定をすることです。例えば、資料請求のコンバージョンをとりたい会社もありますし、ブランドを持っている特性をしっかり伝えたいという会社もあります。資料請求なのか? 商品特性をよく理解してもらいたいのか? それぞれのクライアントがどんなニーズを持っているのかをしっかり聞いて、それに合う最適な提案をします。
 最近増えているのが企業さまのオウンドメディアの案件です。自社内でコンテンツを展開していきたいというニーズがあります。われわれが持っているユーザーを生かして、弊社でコンテンツをつくって納品するということをしています。こういうサイトでサッカーコンテンツを展開してPRしていきましょう、という提案をして製作を受けるということをやっています。われわれはDVDで動画コンテンツを製作しているのでこのような仕事も増えています。
 あと、サンプリングですかね。われわれが提携している施設やスクールに10万部配布したりしています。また、『サカイク』で商品サンプルが欲しいチームを募集して受け付けて、実際に844チーム応募があった中、500チームにサンプリング商品を送り、それに対するアンケートなどを回収します。
 サッカーをしているユーザー、保護者さまに対してこういうアプローチをしたい、という企業さまのさまざまなニーズに応えています。
 われわれメディアは、基本的には広告事業なので、広告収入に支えられています。ですので、営業がメディアを支えているということで、すごく重要な役割を担っていると思います。また、サッカーに協賛してくれる企業さまが『サッカーを協賛して良かったな、サッカーを使って商品をPRできて良かったな』と思っていただくことは、イコール、間接的にサッカーを支えることになり、イコール、プレーヤーが増えることにつながると思っています。営業としては、単純にモノを売るということではなくて、しっかりわれわれのミッションにつながるという仕事なのではないかと思っています。
 一方で、サイトを見てくれているユーザーへの視点も忘れてはなりません。そこがないと刺さる提案ができないと思っていますし、会社として編集も含め、いかにユーザーが抱えている課題やニーズを把握していくことが重要かなと思っています」

――将来的な夢、会社の方向性はありますか?

「14期目に入りましたが、今年が、5年の中長期計画を立てた5年目となります。今年中には、来期から3~5年かけて会社としてどういう方向性にしていくかということを見極めて発表したいと思っています。
 ミッション上、ジュニアの最初のタイミングでサッカー楽しいと思ってくれることが重要なので、保護者へのアプローチが大切だと思っています。また、これはお金にすることはなかなか難しいのですが、やりたいと思っているのが、ボランティアコーチへのサービス展開です。何をやっていくかははっきり決まっていませんが、多くの少年サッカーの現場がボランティアのコーチに支えられているので、この人たちに対してのサービスを展開することは、ミッションであるプレーヤーを増やすことにつながっていくと考えています。
 サッカーを普及させていくには、日本のサッカーが強くなることも非常に重要です。ただ、ワールドカップで優勝するだけでプレーヤーが増えるかというとそうでもないと思っています。そうした中、どんな貢献ができるのか常に考えながら、他にはないようなサービスを展開ができている会社だといえます。プレーヤーを増やすという目標を一緒に追及できる方の応募をお待ちしています」

――本日はありがとうございました!

株式会社イースリーでは現在、広告営業・スポンサーセールス職を募集しています!
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https://sjn.link/job/detail/id/79

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株式会社イースリー
代表取締役CEO小野寺徹也氏
従業員数:20名(常勤アルバイト含む、子会社含む)
事業内容:
<メディア事業>
中高生サッカープレーヤー向けフリーマガジン向けSpike!
Spike!モバイル
ジュニア保護者向け サカイク
サッカーコーチ向けwebメディア COACH UNITED
新しいサッカー映像トレーニング ムビトレ
E-3フットサル
<リアル事業 >
フットサル施設運営
フットサル大会運営
サッカースクール運営
セミナー、イベント、キャンプ、クリニック運営等
<リテール事業 >
出版事業
DVD販売
その他

【関連会社
株式会社Miraiku
事業内容:
・サッカーサービス(選手、チーム、指導者向け)事業
・海外キャンプ事業
・デジタル事業、その他

URL:http://www.e-3.jp/
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【了】


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