アスリートと支援者を繋ぐAmazonが行うスポーツ振興の取り組み~後編~
2016年09月23日 インタビュー アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by Sports Japan GATHER
アスリートとスポーツを愛する人でつくる新しいコミュニティーメディア「Sports Japan GATHER(ギャザー)」に記事提供をいただき、Amazonのスポーツ振興の取り組みについてお届けしています。
2014年からスタートしたこの取り組みは、通常のクラウドファンディングとは異なり、独自のシステムを利用した支援となっています。このスポーツ振興の取り組みとは一体どのようなものなのでしょうか?
前編はこちら⇒ https://sjn.link/news/detail/type/report/id/69
後編では、実際に「アスリート応援プロジェクト」を利用している、トレイルランナー宮地藤雄選手のお話となります。
(出典:Sports Japan GATHER「アスリートと支援者を繋ぐAmazonが行うスポーツ振興の取り組み【後編】」2016年9月1日)
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◆Amazonを通じてかなう、マスへの広いアプローチ
トレイルランナー宮地藤雄さんは、アスリートの中でも異色のキャリアを持っている。スポーツを始めたのは、2006年、27歳のとき。教育実習で担当した陸上部のコーチの経験からは知ることをスタートした。
「ほとんどの選手がピークを過ぎ、引退を考えるような年齢でスポーツを始めました。若い頃からアスリートとして過ごしてきたわけではない分、みんなと同じ手順を踏んだら時間が足りない。そこで、人がやっていないところに飛び込んで、チャンスをつかもうと思ったのです。
今でこそ、国内でもトレイルランニングの大会は増えましたが、アメリカ・ヨーロッパはレースの歴史も古く、強い選手のたくさんいます。活躍することで注目度も上がると考えたのです」(宮地さん)
個人のWEBサイト、クラウドファンディング、そしてAmazonの『アスリート応援プロジェクト』など、さまざまなコンテンツを使いこなす宮地さん。スタートしたきっかけとは?
「知人が登録していたことから、Amazonのサービスを知りました。Amazonのサービスを利用すると広くアプローチができるというのが強みであり、魅力でもあると感じています。自分の好みや今必要なものをAmazonのサービスを利用して支援者の方とマッチングできたときの嬉しさもあります。
自分が今本当に必要なもの、足りないもの、あるとありがたいものをリクエストできる。それを、『なるほど!』と思って支援してくれる方がいて、自分やトレイルランニングに興味を持ってくれ、繋がりができる。アスリート・支援者・それら全ての方々を応援するAmazonの3者がみんなハッピーになる可能性を秘めているように感じます」
さまざまなコンテンツを使い分ける魅力とは?
「自分で運営しているWEBサイトの他に一般的な(資金を集める)クラウドファンディング、Amazonの『アスリート応援プロジェクト』を利用していますが、それぞれターゲットが異なると考えています。
個人サイトで募集しているスポンサーは、比較的私に近い方にご支援いただいています。知人はもちろんですが、主催・運営しているランニング大会の参加者の方々など私のことを知っている、もしくはトレイルランニングに興味がある方が多いです。
Amazonを含めたクラウドファンディングの場合は、不特定多数の方々。私のことやトレイルランニングのことは知らないけれど、アスリートの支援に興味がある方なのかなと感じています。今まで縁のなかった人たちと知り合ういいきっかけです」
◆今までよりも1歩踏み込んだ、応援の形
更新頻度はここに任されている『アスリート応援プロジェクト』。多くの時間を海外でも過ごす宮地さんはどのように時間をつくっているのだろうか?
「オンシーズンがオフシーズンかによって必要なものもまちまちですし、後進の頻度も渡航時期は感覚が空いてしまうこともあります。調べものをしているとき、何かの拍子にほしいものリストに追加していくこともあります。他の選手のリストをたまにチェックさせてもらって、参考にすることもありますよ。自分のほしいものリストも、あまり長くなり過ぎないように、ちょっとのスクロールで見えるようになど工夫するようにしています。
利用開始から1年近くがたち、この面白い取り組みがもっと注目してもらえるように、僕自身も発信を含めて頑張らなくてはと考えています。頂く支援の中でも、見ず知らずの方からの支援は、知人からの支援とは異なる特別な意味を感じます。全く見ず知らずの私や誰かに何か支援を行うというのはとても勇気がいることなのではないかな、と感じます。
さまざまな形でスポーツを支援するということは、もっと選手との距離が近づき、今までよりも半歩、もしくは1歩踏み込んだ応援の形になるのではないかと思います。Amazonは非常に発信力や訴求力のあるサイトですから、もっとこのサービスが広がっていけば、アスリートにとってもチャンスが広がるのではないかと感じています」
◆支援したいと思ってもらえるように、アスリートができること
「私は、自身のことをアスリートだけれどもアスリートではないと感じています。目標は、スポーツがもっと身近に感じてもらえるようにしたいということ。そのための方法として競技があります。
人がやっていないことをやる、注目を集めることで自分の話を聞いてもらおうと思っています。スポーツを普及したい、そのためにはお客さんに喜んでもらいたい、地元のファンを増やしたいから地元に定着するための活動をしたいという考えです。目標があるから、そのための方法を考える。誰かから、何かしらのサポートを受けたいと思ったら、どうやったらサポートしたいと思ってもらえるかを考える必要があるのではないでしょうか。『自分が競技で結果を出します! そのためにこれが欲しいです』という思いだけで成功する場合もあるでしょうが、そのために自分が何をできるかも考えることが大切です。
例えば、Amazonのほしいものリストコメント欄に、きちんと“なぜ必要なのか”を書くとか、SNSはこまめに更新して興味を持ってもらいやすくするとか。文章がつたなくても、写真に自身がなくても、一生懸命書いていれば伝わるものがあるはず。どうやって自分の思いを届けるかに対して真剣になれるか、自分側だけではなく、いろいろな人の立場になって考えられるようになるのがいいかなと思っています」
オフィシャルホームページやSNSの更新だけでなく、ホームタウンである逗子の街との関係性も大切にしている宮地さん。地域に根付くことの重要さとは?
「自分のホームタウンとなる街でいかに地域に入っていき、地域の人と一緒に何かを生み出すかということの大切さも実感しています。応援してくれる人が増えていくのを肌で実感することができます。その土地で興味を持つ人が増えれば、そこからどんどん波及していき、その場所に行けば楽しいことがあるという情報が広がっていきます。
私のホームである逗子は海の街として定着していますが、実は山の街でもありますよと言い続けていたら、徐々に市役所の方も認識をしてくれて、広報などで山情報が出るようになってきています。街の力というのは本当にすごい! 自分の住む街に選手がいることで競技にも興味が湧くし、街を好きになるきっかけにもなるのではないかと感じています」
地域を通じて広がる密接な繋がり、そしてAmazonを通じたマスへ向けたアピール。これからますます活発になっていくであろう、スポーツ支援やスポーツ振興に期待を!
宮地藤雄選手オフィシャルサイト
http://www.fujioproject.jp/
Amazonアスリート応援プロジェクト
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=3305495051
Amazonアスリート応援プロジェクト・宮地藤雄選手を応援しよう!
https://www.amazon.co.jp/b/ref=s9_acss_bw_fb_SFM_b11?_encoding=UTF8&ie=UTF8&node=3365670051&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=merchandised-search-5&pf_rd_r=PPDK1RSSQ4CCH8QCVCFZ&pf_rd_t=101&pf_rd_p=335989749&pf_rd_i=3305495051
【了】
記事提供:Sports Japan GATHER
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<Sports Japan GATHER(ギャザー)とは?>
アスリートと、スポーツを愛する人でつくる、新しいコミュニティーメディア。
種目を超えたアスリートが集い、競技やトレーニング方法、オフの楽しみなどについて語り合い、記事や動画で、自らの思いを発信する。
環境やセカンドキャリアへの支援も、広く呼びかけている。
Sports Japan GATHERの特徴
①アスリートたちの“知りたいこと”にフォーカスしたスポーツメディア
②第一線を退いたアスリートのセカンドキャリアや活動資金を支援
③アスリート同士をはじめ、スポーツに関わる専門家の紹介など、出会いをサポート
https://sjgather.com/
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