アメリカで高まるイングランド・プレミアリーグ人気、2023-24シーズン視聴者数が過去最高に
2024年06月01日 コラム チーム/リーグ経営 Written by 川内 イオ
アメリカで、サッカーのイングランド・プレミアリーグの人気が高まっている。
プレミアリーグの2023-24シーズンはアメリカで最も視聴されたシーズンとなった。2013年から放映権を持つアメリカの三大ネットワークの一つNBCは、シーズンの平均視聴者数が54万6000人、シーズン最終日の視聴者数が290万人に達したと報告している。
平均視聴者数は前シーズンの52万7000人から4%伸び、これまで最も多かった2015-16シーズンの54万1000人を上回った。また、NBCスポーツが「チャンピオンシップサンデー」と名付けたシーズン最終戦では全10試合を同時に放送し、それまでの最高記録だった2021-22シーズンの270万人を20万人上回っている。
毎シーズン380試合全てをストリーミング配信するNBCの動画配信サービスのピーコックでは、プレミアリーグの放送開始から 4 年で初めて視聴者数が100 万人を超える試合が生まれている。アーセナル対リバプールとマンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティのマンチェスター・ダービーのほか、3月に開催されたマンチェスター・シティ対アーセナルは 212万人に達した。
ピーコックが独占配信した 8 試合の平均視聴者数は約80 万人で、視聴者のストリーミング時間は前シーズンより28%長くなった。
ちなみに、NBCとプレミアリーグは2021年に契約を更新し、2027-28シーズン終了までの6年間で27億ドルを支払っている。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『稀食満面 そこにしかない「食の可能性」を巡る旅』が発売。https://amzn.to/3UBIJxl
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