Facebook、インスタグラム運営のMeta社が学生アスリートの肖像権ビジネス支援を目的に「INFLCR」と提携
2022年03月05日 コラム アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by 川内 イオ
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Facebook、インスタグラムなどを運営するMeta(メタ)社は、自身の名前、画像、肖像(NIL/name, image and likeness)のマーケティングの機会を求める大学アスリートを支援することを発表した。
同社は、3500以上の大学およびプロスポーツチームと連携し、7万人を超える学生アスリートのユーザーを持つプラットフォーム「INFLCR」と3年間のパートナーシップ契約を締結。
「INFLCR」のアプリを通して選手、コーチ、体育会事務局、クリエイター向けのワークショップを提供することで、Meta社が所有するFacebook、インスタグラムで学生が収益の可能性を高めるノウハウを伝授する。
インスタグラムはすでに1月からクリエイター向けに新しいフォロワー購読サービスのトライアルを開始しており、オレゴン大学の女子バスケットボール選手Sedona PriceやUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の体操選手Jordan Chilesなど10人の大学アスリートにこのプログラムを提供している。このプログラムで得られた収益化のポイントや課題などを「INFLCR」ユーザーに共有することで、独自のコンテンツ制作を促すようだ。
INFLCR会長のJim Cavaleは、「Meta社とのパートナーシップは、大学スポーツ界にとって画期的なことです。大学のNILに関する教育を向上させるためにテクノロジーを利用することは非常に重要です」とコメントしている。
従来、学生アスリートがNILで収益をあげることが禁じられていたが、2021年7月、全米大学体育協会(NCAA)が方針を変更して全面解禁となったことでさまざまなビジネスが動き始めており、今後、注目の領域だ。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『農業フロンティア 越境するネクストファーマーズ』(文藝春秋)が発売中。https://www.amazon.co.jp/dp/4166613367/
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