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スポンサーとの契約内容も独特! ハリウッドスターやスポーツ界のレジェンドがオーナーに就くエンジェル・シティFC

2021年08月19日 コラム Written by 川内 イオ

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アメリカのプロサッカーリーグ「ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ」に、2022年から参戦することが決まっているエンジェル・シティ・フットボールクラブ(エンジェル・シティFC)。まだ一度もプレーを見せたことがないもかかわらず、このチームは大きな注目を集めている。

2020年に結成されたエンジェル・シティFCのオーナーは、女性が過半数を占める投資グループ。共同オーナーには、ハリウッド女優のナタリー・ポートマン、女子テニスのスーパースター、セリーナ・ウィリアムズ、アメリカの女子サッカー界のレジェンド、ミア・ハム、アビー・ワンバックなどが名を連ねる。会長は、ゲーム会社OUYA(ウーヤ)の女性創業者のジュリー・アーマンだ。

ロサンゼルスに拠点を置くエンジェル・シティFCは、会長のジュリー・アーマンをはじめ、スポーツディレクターの女子サッカー元イングランド代表エニオラ・アルコ、その他、分析のポジションなどにも女性を起用し、女性主導で運営されているプロスポーツ界では世界的に珍しい存在だ。

そのため注目度が高く、スポンサー契約も続々と決まっているのだが、その契約内容も独特だ。今年2月、ユニフォームスポンサーについたフードデリバリーサービスのDoorDash(ドアダッシュ)との契約では、ドアダッシュ社が100万ドル超をロサンゼルスの食糧不足対策に充て、推定25万食を必要としている人々に提供する。

今年7月には、スポーツ飲料パートナーとして、ゲータレード社と専属契約を締結。こちらでは、エンジェル・シティFCがスポンサー収入の10%を、若い女性コーチが新たな道を切り開くために寄付し、ゲータレード社と協力して、女性がコーチングの機会をより多く得られるようにさまざまな取り組みを行うとしている。

エンジェル・シティFCはまだ監督やコーチ、選手について未発表だが、指導者も女性になるのか、話題になっている。

2022年のナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグの開幕は4月に予定されている。話題沸騰のエンジェル・シティFCの挑戦は、サッカー専用のバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで幕を開ける。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『1キロ100万円の塩をつくる: 常識を超えて「おいしい」を生み出す10人』(ポプラ新書)が発売中。https://amzn.to/2ZaM9Mz


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