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MLSの人気クラブ・ロサンゼルスFC、スタジアムでオリジナルの音声配信を予定

2020年12月26日 コラム Written by 川内 イオ

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アメリカのプロサッカーリーグ、メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するロサンゼルスFCは、新シーズンに向けて、スタジアムでのエンターテインメントに力を入れるようだ。2020年12月、MLSのクラブとして初めて、サンフランシスコのスタートアップMixhaloのリアルタイムオーディオテクノロジーを導入したと発表した。

Mixhaloは、コンサートやスポーツイベントの来場者に高品質のオーディオや関係するデータをリアルタイムで配信するビジネスを手掛けている。今回の提携により、2021年の新シーズンから、ロサンゼルスFCのスタジアムでは、スマートフォンやモバイルアプリを通して、英語とスペイン語での試合の実況、ロサンゼルスFCのファン組織「The 3252」が陣取るゴール裏からの放送などを聞くことができるようだ。

ロサンゼルスFCは2018年にMLSに加わった新興チームだが、熱心なファンを抱えていることで知られる。ホームのバンク・オブ・カリフォルニアスタジアムのキャパシティーは2万2000席ほどながら、2020年シーズンは最初に用意したシーズンチケット1万7500枚がすぐに売り切れ、新たに800枚追加した分も完売。クラブは順番待ちのリストを公開している。

2020年は新型コロナウイルスの影響でイレギュラーなリーグ戦になった。今回のMixhaloとの提携は、新シーズンの開幕に向けて、ファンをスタジアムに呼び戻そうという試みだろう。ロサンゼルスFCのシーズンチケット販売数と集客力がどれほど回復するのか、注目される。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『1キロ100万円の塩をつくる: 常識を超えて「おいしい」を生み出す10人』(ポプラ新書)が発売中。https://amzn.to/2ZaM9Mz


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