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コロナ禍で減収のNBA、韓国のゲーム開発大手ネットマーブルと提携しモバイルゲーム開発

2020年11月02日 コラム Written by 川内 イオ

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10月28日、全米バスケットボール協会(NBA)とNBA選手会(NBAPA)が、韓国最大規模のシェアを持つといわれるゲーム開発大手ネットマーブルのアメリカ子会社と提携し、新しいモバイルゲームを開発すると発表した。

ネットマーブルは世界的に人気のモバイルゲームを複数所有しており、アメリカのアプリ調査会社の発表によると、2019年、世界のモバイル企業のアプリ収益ランキングで6位。2020年上半期の売り上げは、前年比21.4%増の1093億円に達している。

今回NNBAと開発しているゲームのタイトルは明らかにされていないが、現地では、NBAのスター選手に焦点を当てたもので、印象的なビジュアル、親しみやすい機能を備えたまったく新しいオリジナルのモバイルゲームになると報じられている。現地メディアに対して、ネットマーブルの担当者は「NBAファンとゲーマーの両方にとって楽しいゲームを作る」とコメントした。

NBAは新型コロナウイルスの影響で2019-20シーズンの収益が10%減少して83億ドルになり、チケット収入だけで8億ドルを失ったと発表。さらにスポンサー関係と商品販売でも4億ドル相当の減収になったと報じられた。また、NBAは各チームに対して、2020-21シーズンが無観客で行われた場合、全体として40%の損失が発生する恐れがあると伝えている。

豊富な資金を持つネットマーブルとのゲーム開発は、コロナ禍で減収に苦しむNBAにとって少しでも収入を増やすための窮余の一策という見方もできるだろう。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(文藝春秋)が発売中。https://amzn.to/2MKcg7g


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