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欧州CL「ファイナルエイト」開催地リスボン、5000万ユーロの経済効果か!?

2020年08月05日 コラム Written by 川内 イオ

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ポルトガルの首都リスボンで、8月12日から23日にかけてビッグイベントが開催される。6月17日、欧州サッカー連盟(UEFA)は新型コロナウイルスの影響で中断されていたサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝から決勝まで、リスボンで集中開催する「ファイナルエイト」を実施すると公表した。

もともと予定されていた決勝開催地はトルコのイスタンブールだったが、ポルトガルは欧州のなかでも比較的コロナウイルスの被害が広がらなかったことによる措置で、ベスト8に残ったクラブが一堂に会し、8月12~15日に準々決勝、8月18~19日に準決勝、8月23日に決勝戦が行われる。会場はスポルティングの本拠地ジョゼ・アルヴァラーデと、ベンフィカの本拠地ダ・ルス。

準々決勝進出を決めているのはパリ・サンジェルマン、RBライプツィヒ、アタランタ、アトレティコ・マドリードで、残りの4クラブは、8月7日と8日に予定される決勝トーナメント1回戦2ndレグのマンチェスター・シティ対レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン対チェルシー、ユベントス対リヨン、バルセロナ対ナポリの勝者になる。

本来はホーム&アウェーで行われる準々決勝、準決勝も一発勝負になり、リスボンで計7試合が開催される。7月9日、UEFAはリスボンで行われるすべての試合を無観客にすることを決めた。

しかし、ポルトガルの名門マーケティングスクールIPAMは、CLの集中開催がリスボンに5000万ユーロ(5860万ドル)の経済効果をもたらすと発表した。IPAMは、クラブのスタッフ、UEFAの関係者、メディア関係者がおよそ3000人、さらに8クラブのサポーター約1万6000人がリスボンに滞在すると予測。サポーターは試合が進むにつれて減るだろうが、2万人近い人たちが12日間、リスボンで宿泊し、飲食することで5000万ユーロの経済効果を生み出すと試算している。

ポルトガルのアントニオ・コスタ首相は、7月1日からリスボン北端にある19の行政教区でロックダウンを再開し、5人以上の集会を禁止するなど、CL開催前に感染が拡大しないよう対策を講じている。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(文藝春秋)が発売中。https://amzn.to/2MKcg7g


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