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NBAとFIBAが共同で「バスケットボール・アフリカリーグ」を創設! 3/13開幕

2020年03月06日 コラム Written by 川内 イオ

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昨年2月より、NBAがFIBA(国際バスケットボール連盟)と共同で開設を計画していたアフリカ大陸全土を舞台にしたバスケットボールリーグが、3月13日に開幕を迎える。リーグの名称は「バスケットボール・アフリカリーグ」に決定した。

参加するのは12カ国から12チーム。そのうち、アンゴラ(the Petro de Luanda club)、エジプト(the Zamalek)、モロッコ(AS Salé)、ナイジェリア(the Rivers Hoopers Basketball Club)、セネガル(AS Douanes)、チュニジア(Union Sportive Monastirienne)の6チームは、各国リーグの優勝チームだ。

残りの6チーム、アルジェリア(GSP)、カメルーン(FAP)、マダガスカル(GNBC)、マリ(AS Police)、モザンビーク(Ferroviàriode Maputo)、ルワンダ(Patriots Basketball Club)は、32チームによる予選トーナメントを勝ち抜いて決定した。

バスケットボール・アフリカリーグは2つのカンファレンスで構成され、各チームは1回ずつ対戦(各5試合)。上位6チームがプレーオフに進出し、シーズン優勝を争う。

各カンファレンスの試合は7つのアフリカの都市、カイロ(エジプト)、ダカール(セネガル)、ラゴス(ナイジェリア)、ルアンダ(アンゴラ)、モナスティール(チュニジア)、サレ(モロッコ)で開催。プレーオフとファイナルは、ルワンダのキガリで行われる。

各チームのユニフォームは、リーグの公式パートナーを務めるナイキのジョーダンブランドが提供する。

バスケットボール・アフリカリーグの代表を務めるのは、NBAの前バイスプレジデントだったアマドゥ・ガロ・フォール。NBAはリーグの運営に携わりながら、アフリカ地域におけるバスケットボールの地位を高めることを目指す。同時に、NBAの人気向上や有望選手をNBAに導くルートづくりも担う。

【了】

川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(文藝春秋)が発売中。https://amzn.to/2MKcg7g


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